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《ネタバレ》 色々な意味で不快な映画。
悲劇をそのまま描写すれば、平凡なドラマも自動的にリアルで素晴らしいテーマ性を備えると思っている監督の安易な発想。そして、その脚本の弱さをカバーするためと、「幸せであった時期を強調するため」だけに採用されているであろう、必然性の薄い時間軸の逆転。手持ちカメラで撮ったり、グルグル回転させてりゃ、その場の臨場感や酩酊感を誘うと勘違いしている鬱陶しいだけのカメラワーク。 すべてが安易な方法論ありきで作られた映画で、本当の意味でのリアルな物語を撮ろうとする動機や衝動が感じられない。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 0点(2005-07-05 22:17:48)
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