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確かに歴史的な事実をないがしろにしているのかもしれない。日本の一方的な主張が垣間見えるようなあざとい脚本なのかもしれない。それでも、もう2度と会えないかもしれない人に、矢も竪もたまらず会いに行ってしまう(たとえ戒厳令下であっても)恋心に、私は胸が締めつけられそうになった。日本人の偏見や韓国人の憎悪など、親世代を細かく描くべき必要もあるのだろうが、高校生の彼らがそれを理解できないのも仕方のない事だと思う。(何せ交流試合で行き来して「歓迎」の旗まで振っているんだから)4年後に会おうと約束して、会わずに時は過ぎて、25年後にすべて理解した上で再会する。若い頃の熱情が決して無駄ではなかった事が、このシーンに凝縮されていたのではないかな。基本的に何かに向かって走る映画が大好きなため、高評価になってしまったかも。<蛇足ながら、いくら運動部員だからとてあんなに下着姿を登場させる必要があるのだろうか。同性でさえドギマギしたぞ。あと「カルメン’77」のところもね>
【showrio】さん 7点(2004-11-11 12:18:56)(良:1票)
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