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第一作で映像技術の分野において画期的進歩を遂げた本シリーズは、本作において更なる進歩を見せて完結した。あくまでも映像技術の分野においてである。たしかに映像は凄い。だが、「それがどうした」と言いたくなる。もちろん技術革新を否定するわけではない。だが、それが主役になってどうする。映画は「技術の品評会」では無い。ザイオンの戦闘シーンなど長すぎで、このシーンのために、この作品を作ったように思える。つまり本作は、ウォシャウスキー兄弟のマスターベーションでありプロパガンダなのだ。他人のマスターベーションを見せられて、感動できるほど、私はおおらかな人間ではない。世の多くの人もそうだろう。それで感動できるのは、「信者」だけである。人を真に感動せしめるのは技術ではない。それに気づいていない本作は最早、映画とはいえない。
【pony-boy】さん 1点(2004-04-11 10:54:29)
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