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「シャイン」の天才ピアニストの父親は息子を自分の所有物のような感覚で愛してしまい、息子は壊れてしまった。この映画の母親の娘に対する愛情は利己的なのかもしれないが、たぶん私は最初から最後までこの母親の応援をしていたと思う。 それは彼女が冷酷非常に見えても、やはり娘を想って、苦しみ悩んでいる姿が垣間見られたから。 彼女が強ければ強いほど、それが際立ってよく見えたような気がする。 娘役の少女の姿がコロコロ変わるのが印象的だったが、それは彼女のこころが激しく揺れ動いている様子を表現しているようで分かりやすかった。
【花守湖】さん 9点(2003-12-28 22:39:25)
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