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《ネタバレ》 実はこれ、ウェルズ原作の宇宙戦争は小学校の時に挿絵入りの子ども向けの本で読んだことがあります。もしかしたら私のSF初体験だったかも。遠い記憶だけど、主役のおじさんは子ども連れではなかったはず。そこはそれ、スピルバーグですから。【ここから激しくネタバレ】 映画はすごかったです。緊張感満載です。音もすごいけどね。原作のかの有名なタコ型宇宙人はマシンになってまして、中身の宇宙人は、インディペンデンスデイからの借り物ってかんじでした。もう、じゃんじゃんお構いなく大量殺戮。人間灰燼化マシーンでまるで心臓に杭を打たれたバンパネラの如く人間が塵と化していきます。あとのほうでは、人間の血を栄養にして赤い植物をはびこらせていく・・・。あまりに悲惨な状態が続き、我らがヒーローのトム君も今回は幼い娘を抱えて反撃もままならず・・・。原作を読んで結末を知っているにもかかわらず、ああこのまま地球は滅びてしまいそうだ・・・とか思ってしまいましたよ。ま、あっけないといえばあっけない結末なのですが(この結末は有名なので誰もが知っているというお約束なのかな??)原作の通りだとあっけなさすぎるので、もう中の火星人が死にかけてよれよれのマシンに総攻撃仕掛けて、倒して、ちょっと溜飲をおろすなんてオマケもついてますけど。――父親像―さて、ぐうたらだけど、逞しくて宇宙からの侵略にもサバイバルできるお父さんと、金持ちで小奇麗なお父さんとどっちがいい?――
【Mary】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-02 14:32:26)
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