| 作品情報
レビュー情報
自分の罪に絶えず苛まれ、いつしか濃霧の様な白昼夢に自分の半身を委ねて苦しむ主人公の姿は良かった。
いつも対岸に存在するはずの“犯罪者”との思いも寄らぬ接点は、正義に生きる者として許せぬ事だったろう。ベッドの中で、眼を開いたまま夢を見る彼の陰鬱として淀んだ表情がこの作品の色であるかのよう..白夜の魔物に取り憑かれたまま死を迎える、そんな恐ろしさと救いようのないラストは青みがかった映像に一層映えるクライマックス。 配給会社の売り方は頂けない。もっと作品を勉強してからプロモーションして欲しいものです。 【MAZE】さん 7点(2004-05-30 16:06:49)
MAZE さんの 最近のクチコミ・感想
|