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未見の方で本作の評判を知りたい方に、撮影後に心筋梗塞で倒れた主演の西田敏之氏の次の言葉を贈ろう。 『ゲロッパ!が遺作になるのだけは嫌だった・・。』 この言葉は本作の「出来の悪さ」を実に見事に言い表した「名言」である。井筒監督は、この「名言」を額にでも入れて壁に掛けておけば、少しはマシな映画が撮れるかもしれない。ただ言えるのは、「傑作」で人に元気を与えた監督はいたが、「駄作」で人の心を奮い立たせ、病気を治す(文字通りGetUp!)ことができるのは、後にも先にも井筒監督だけだろう。駄作の効用を世に示した監督は、やはり徒者ではない。
【STYX21】さん 3点(2004-04-22 23:38:25)(良:1票) (笑:1票)
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