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十字軍遠征の頃を題材にしたイギリスの英雄アイヴァンホーが主人公の活劇。何も考えずに見られる一騎討ちだらけの映画だが、単純な勧善懲悪ではなく、サクソン人とノルマン人との対立やユダヤ人の微妙な地位などエスニックな部分があったり、異教徒と恋のさやあてがあったり、砦の攻防戦があったり、魔女裁判があったりと、結末は想定の範囲内ながら、途中、なかなか劇的な要素がてんこ盛りで楽しい。決闘のときに、同じ武器を使わずに法廷側に武器の選択権があるのが、当時の公平の概念として描かれていたのが興味深かった。
【南浦和で笑う三波】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-20 19:54:12)
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