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ロードムービーの原点といわれる映画だが、チョッパーや「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」と言った脇役が今もってその魅力を失わないのに対し、主役たる「イージー」が持っていた時代感とか思想性などは、今や「へえ」としか言いようがないくらいに古くなった。要するに当時最先端だったヒッピーやらサイケなどは時代のあだ花に過ぎず、そんなものは年月を経るに風化するというその皮肉さ残酷さを感じる映画。と、ここまで書いたところで「限りなく透明に近いブルー」とか「ラブ&ポップ」の村上龍を思い出したのは何故だろう。
【veryautumn】さん 5点(2004-01-13 13:15:12)
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