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《ネタバレ》 尊敬はしているが必ずしも愛してはいない夫と逃亡する途上で、かつての恋人リックと再会するバーグマン。その驚きと悲しみと愛情とがない混ざった微妙な表情は、見るものの心を揺さぶらずにはいられない。相手役リックを演ずるボガードは決してうまくはないが、しかし彼の持つ雰囲気、存在感がこの映画に見事にはまっていると思う。他の方も指摘されているように、この映画はメロドラマであるが、製作されてから60年以上たつのに色あせていない。
【駆けてゆく雲】さん 9点(2003-12-31 15:59:41)
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