ターミナル の 合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ) さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > タ行
 > ターミナル
 > 合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さんのレビュー
ターミナル の 合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ) さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ターミナル
製作国
上映時間128分
劇場公開日 2004-12-18
ジャンルドラマ,コメディ,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 期待はずれでした。ゼタジョーンズがいらない気がしましたね。そもそもなれ初めにしたって、なぜその時だけナボルスキーさんが英語しゃべれたのか分からない。ゼタジョーンズのフライト便を教えていたけど、ああいう状況でナボルスキーさん、そこまで見る余裕あったんでしょうかね?疑問です。清掃係のインド人が「あいつはCIAだ」なんてこと言っていたけれど、結局なぜそのときだけ英語がしゃべれたのかは分からないまま。英語の勉強をはじめたのはその後だし。その一件で興ざめしました。ゼタジョーンズ演じるアメリアも結局どっちつかずの女で、途中共感したところもあったんだけどラストあの男と一緒に去っていくのを見て「共感して損した!」と思いました。いくらナボルスキーさんが国に帰れるからってあんまりです。別れの決断をしたのなら他の男に依存するな!って言いたい気分。どうしたスピルバーグ!って叫びたい気分です。ゼタジョーンズ以外の空港の人たち(スタンリー・トゥッチも含めて)がいい演技でいい雰囲気出してたのに、ゼタジョーンズの分からなさで一気に私のテンションは下がりました。いや、ゼタジョーンズが嫌いと言うんじゃなくて、彼女の役はいらなかったな、個人的には。
追記:いろいろと納得できない部分は多かったんだけど、よくよく考えてみると、スピルバーグ自身マイノリティと言えばマイノリティなんだよね。ナボルスキー=スピルバーグ、と考えるとけっこう面白いかもしれない。クラコウジア人なのにアメリカ人受けするキャラクターのナボルスキーは、アメリカで、ハリウッドで大成功したスピルバーグと重なる。でもマイノリティとしてのアイデンティティを捨てきれないスピルバーグは、結局アメリア・・・アメリカとは結ばれることはなかった、完全にアメリカの中に溶け込んでいる訳ではないということを暗示しているのか?さまざまな国籍・人種が交差する空港は、そのまま人種のるつぼアメリカの縮図でもあるのだから。
合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さん 4点(2004-12-22 21:41:39)(良:3票)
合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ) さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2005-10-03スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス6レビュー5.78点
2005-10-02クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦9レビュー7.93点
2005-10-02シンデレラマン8レビュー7.34点
2005-10-02チャーリーとチョコレート工場8レビュー6.49点
2005-09-24ウォータームーン2レビュー1.69点
2005-09-23ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還10レビュー7.55点
2005-09-22シベリア超特急55レビュー3.00点
2005-09-16ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン8レビュー6.70点
2005-09-13宇宙戦争(1953)6レビュー5.89点
2005-09-04マダガスカル6レビュー5.91点
ターミナルのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS