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《ネタバレ》 公開時に観ていたのですが、最近たまたま2を観て「コバヤシ丸」の件を確認したくなったので再見。なるほどカークの処理方法はこうだったのかと納得しました。他のかたの批評見ていて、どなたも指摘されてなかったので補足します。この作品はTNGのTVシリーズで放映されたスペシャル版「スポック大使」の回(たしか2回あったと思います)の続編として作られていること。ここでヴァルカンとロミュランの関係がこじれていることが明らかになります。なお、ロミュランの星はロミュラス、台詞ではちゃんと言ってますけど字幕はいいかげん。そこからの物語に、タイムスリップをからめてパラレルワールドを作り出したわけですから、何でもありが可能になってる平行宇宙。未来からきたスポックが老けてても、宇宙歴2300年代つまり100年以上後のスポック(ヴァルカンは長命、それこそ長寿と繁栄を)だからありなわけ。このTVシリーズ、ビデオ時代は大きいまたはマニアックなレンタル店にはたいていあったのですが、DVD時代になってから見かけませんので現在観ることはかなわないかもしれません。Tがチベリウス(英語発音だとタイベリアス)だったり、ボーンズの語源だったり、ウフーラのファーストネームがニョータだったりと、トレッキー長年の疑問に解決つけてるんだけどいいんだか悪いんだか… ジェリー・ゴールドスミスのテーマが使われなかったのは大いに不満です。エンドロールで4小節でいいから出せよ。007新シリーズでもテーマ音楽が重要なファクターとして扱われてますからね。こっちの新しい進行でスポックは死んで再生するのかね? それよりスポックにあるまじき恋愛沙汰はどうなるのか? なんでもありならQはどのタイミングでも登場できるな! ということで公開されるたび観ちゃうんだろうなぁ。
【shintax】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-18 09:23:54)
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