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《ネタバレ》 高校生の頃、日本史の先生に連れられて観たのを思い出した。
今から30年も前の話。今回、最後の最後まで新鮮に見れて、内容をすっかり忘れていたことに驚く。 主人公「ふうちゃん」のお父さん、35年間心に傷を負って、自責の念に苦しんだなんて、30年前の志をかなり忘れつつある自分には、随分と純粋に、眩しく見える。沖縄の体験した戦争の悲劇は、壮絶だし、戦後35年たった映画の当時でさえ、謂れなき偏見や差別にも苦しんだことだろう。でも、この主人公の女の子は、単なる沖縄悲劇の狂言回しとして最後に泣いて終るのではなく、悲劇を乗り越えて歩み始める少女であって欲しかった。彼女は「太陽の子」なのだから。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-03-27 05:50:50)
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