スター・トレック(1979) の Tolbie さんのクチコミ・感想

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スター・トレック(1979) の Tolbie さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スター・トレック(1979)
製作国
上映時間132分
劇場公開日 1980-07-12
ジャンルSF,アドベンチャー,シリーズもの,TVの映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  劇場で見た時の合成のマスクズレが、画面が小さいので目立たなかったのは幸いだった。あとは、合成の色味というか環境光の色温度的なものが合っていないところが多くて、画面的につらいのは、古い特撮なのでしょうがないか。

 でも、話の内容的には「うん、これこそSF」という感じで、何かというと敵と戦って勝利する、という戦闘映画=セントウフィクションではないサイエンスフィクションになっていると思う。

 まあ、最後人間と一体になるとか、細かいところ分かりにくかったりする部分もあるが、その辺はノリ。その後ヴィジャーはどうなったのかとか、彼の持ってきた膨大なデータは受け取れなかったのかとか、疑問は残る。それと、自分を作った創造者が自分より劣った(と思っていると思う)炭素体ユニットだったと知った時に、この知能はどう思ったのだろう?

 そういえば、物質転送とかワープ航法とかの世界にこんなことを言うのは何だが、機械が知能を獲得するという話は、公開時より現実味を帯びてきた昨今、より身近に信じられるようになったのは軽い驚き。

【2018.5.2 追記】
 最近までTVシリーズを見ずに映画だけを見てレビューを書いた。今回「カーンの逆襲」を見る前に、TVシリーズを見てみようととTOSのブルーレイを購入・視聴してみた。まだ数話しか見ていないのだが驚いたことがある。光の速度を超える、やたら強いこの宇宙船は、どうやら惑星に降りることが出来ないらしい。地面に降りても「ゴロン」となっちゃうのかな?なるほど、宇宙のドックからこの船の描写が始まるのも頷ける。その他にもこの宇宙船はTV画面の中では、縦横無尽には動かない。数種類の決まりきった角度の動きが見られるだけだ。出発のシーンの、巨大な船をなめるように色んな細部を見せるシーンで、旧作のファンはさぞ嬉しかったに違いない。エンタープライズもTV版のようなプラモっぽさがなく重厚でよい。
 物語的には、シーズン2の「超小型宇宙船ノーマッドの謎」に酷似している。先述した通り自分より劣ったユニットに作られた自分に対する、言わばイジメのようにノーマッドを駆逐したTV版よりも、創造主との合体で進化を望む本作は、なんだか非論理だが感動的で好きだ。
また、今作あたりまでギリでウフーラが美人。
Tolbieさん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2018-03-18 23:20:19)(良:1票)
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投稿日付邦題コメント平均点
2023-11-07ゴジラ-1.09レビュー7.48点
2023-04-16名探偵コナン 黒鉄の魚影8レビュー6.71点
2023-04-02沈黙のパレード6レビュー6.05点
2023-02-16鬼滅の刃 上弦集結、そして刀鍛冶の里へ6レビュー6.60点
2022-07-18大怪獣のあとしまつ4レビュー4.00点
2022-05-29シン・ウルトラマン7レビュー6.31点
2022-05-03ULTRAMAN7レビュー3.71点
2022-05-01科捜研の女 -劇場版-4レビュー4.33点
2022-02-11博士と狂人7レビュー5.83点
2022-02-11STAND BY ME ドラえもん26レビュー6.83点
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