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《ネタバレ》 半裸で王の椅子に座る、着るもんが無いキルモンガー
という馬鹿な話は置いといてこの映画、けっこう評判が良いということで期待して観たんですよ。キルモンガーが王位を奪取し、ティチャラが復活するところまでは、とても楽しく見ることができました。ドレスを着たオコエの戦闘も恰好良かったしね。ところが最後の解決のところでズッコケ。だってそうでしょ。キルモンガーの過去の工作員としての非情さとか、現在の危険思想があったとしても、オコエが認めているとおり、彼は正当に挑戦をして正当に王権を取得したわけです。それを殺したのは単なる謀反ですよ。いや謀反でも良いのですが、父の過ちを正すと大言壮語の末が謀反では、説得力がないです。ヒーローとしてのカリスマ性もあったもんじゃない。せめて本物の従弟は殺害されていて、キルモンガーはワカンダと関係ない偽の人物だったとかの設定があれば、国を守るための闘いとして正当に思えるのですが....その点で大幅に減点になりました。とても残念です。あと、最後の一つを使い切ってしまったハーブ、ティチャラの次の王はどうするんでしょ。 【EOS】さん [DVD(吹替)] 4点(2018-07-23 23:32:16)
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