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《ネタバレ》 司馬遷を私は、尊敬している。知っての通り、作者の司馬遼太郎氏も同じだ。(もちろん、私は司馬遼太郎氏も尊敬している)歴史では、事実(Fact)と真実(Truth)を考えないといけないし、勝った側から見る景色と負けた側から見る景色と第三者から見る景色を総合的に見て、初めて真実(Truth)が見えてくる。この映画「関ヶ原」は司馬遼太郎氏が、ずっと調べ得た結果であり、価値が高い。しかし、大義は石田にあり、極悪人は徳川家康であった。その後の大阪城への情け容赦ない攻撃を見ても分かる事だ。現代に話を移すと、どう見ても極悪人は今の首相だ。森友や加計学園も、はたまた自衛隊の報告のずれも、全て首相の都合の良いようになっている。トップである大臣や首相は一切責任をとらない。丁寧な説明も、敬語を使っているだけで、全然丁寧ではない。佐川氏の証言も売買時、局長でもないのに、「売買に官邸などは一切関係していない」と断言していた。虚偽答弁である。しかし、なぜ彼は得にならないのにそんな嘘を言うのたろうか? これは官邸が忖度させているとしか、考えられない。極めて極悪人である。しかし、官邸の悪は世にはばかっている。それを許しているのは、我々国民である。今に国民に牙をむいてくるに違いない。それを知っても、小早川氏と同じ運命になるに違いない。
【matan】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-04-07 17:53:44)
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