| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 何度も観ている映画
(これからも繰り返し観るであろう映画)です。 内容について散々語り尽くされているので省略。 今回観ていて感じたのは、侍達/野武士達は、侍らしい死に場を 求めて合戦に参加したのであろう、ということ。 もはや侍の時代にあらず、時代遅れの侍という存在でありながら、 そこから抜け出せない悲哀。戦場で死ぬことも適わず、素浪人として 仕官先を求め各地を転々とする生活-そんな人々が冒頭、町に溢れていました。 野武士達も同様に、仕官先の見つからなかったが故に 野武士に身をやつしたものもいるのでしょう。 そんな環境で、ふいに現れた侍らしい死に場を 素通りできない不器用な男達だったのかなと。 この合戦でも死ぬことの出来なかった勘兵衛らは 死に場所を求めてこの後も彷徨うのでしょう。 まだまだこの先何度も観たいと思っているので 新たな発見への期待を込めて10点でなくこの点数で。 【kirie】さん [DVD(邦画)] 9点(2018-04-04 23:52:53)(良:1票)
kirie さんの 最近のクチコミ・感想
|