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《ネタバレ》 この鬱陶しさ、盲目さ。
まさに母親そのものが描き出されている映画でした。 それも母親の嫌な面、見たくない面を まざまざと突きつけられたような不快さが見終えて しばらく経っても心の奥にわだかまっているようです。 例え殺人を犯してでも、我が子を守る。 母親故の狂気とでもいうか。 ただし、ポン・ジュノは上手い。上手すぎる。 あまりに理路整然とした物語構成のせいで、ご都合主義的な タイミングで新情報がポンポンと出てくるので、随所に作為を 感じてしまうのが残念な部分。 とはいえ、韓国映画の泥臭さ、脂臭さが ギトギトと漂う名作です。 結末や真相は視聴者の想像に委ねる、などという甘さはこの映画に 存在しないので、体調が良く、体力が充実している時に見るのがお勧めです。 【kirie】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-03-17 23:01:37)
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