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《ネタバレ》 彼氏を亡くした女性が過去を振り切り、再び歩き出すというお話。
聾唖の清掃員が捨てられていたサーフボードを手に入れたことから、 海に取り憑かれていく。 終始ホノボノとした聾唖カップルを描くことで、 饒舌な無言が一つ一つの場面を支配してることは見事。 その反面で、翌々見返してみれば男が海に取り憑かれていく過程が つぶさに見てとれます。 仕事を休んで海に入り浸ったり、他の女が近寄ってきたり(彼女が一旦 男から離れたのは、女という母なる海の暗喩を通して、海に取り憑かれていく男 に目を覚まして欲しいと願った結果のような) 静かで残酷なストーリーですが、お涙物にせず、終始淡々と話が 進んでいく。見終わった後のすがすがしさはそのせいでしょうか。 夏になると見たくなる映画の1本です 【kirie】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2017-07-29 07:25:12)
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