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《ネタバレ》 全般的に退屈で酷い映画です。全面的に制作者のセンスを疑う部分ばかりですが、最初にこの映画はダメだと感じた場面がずっと尾を引きます。序盤、荒木又右衛門による柳生の里襲撃について。荒木は単独で乗り込んだにも関わらず、柳生配下の侍たちを超人的な力で翻弄しますが、不死身であるとの慢心から腕を切られ、勝負を預け余裕綽々で撤退します。この時点では魔界衆の力が未知数なこともあり、本気になるとどのような力を発揮するのかと期待を持たせます。ところがアジトに戻ると天草四郎によってあっさり粛正されてしまいました。天草の非情さと圧倒的な強さを示そうとしたのだろうと思いますが、魔界衆の強さがほとんど示されていないので腰砕けです。おまけに魔界衆が致命的な弱点を持つことまでさらけ出してしまうので目も当てられません。序盤の時点で魔界衆の強さに大きな?がついてしまいます。その後、当然盛り返すことなく最後までこの調子で流されていきます。前作と比べるのもおこがましいほどの駄作です。
【kirie】さん [地上波(邦画)] 3点(2010-10-13 18:35:16)
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