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《ネタバレ》 世代的にはジャンパーソンからカブタックまで、好き具合は右の作品をリアルタイムで見てた程度です。
丁寧に説明してくれたり空気を読んでくれる敵幹部を筆頭に、まぁ突っ込み所こそあるが『味』と見れなくもないし、約100分で宇宙刑事任命から敵組織壊滅までと言う展開をやった割にはそれなりに話も出来ていた。 アクションは東映特撮っぽさが出ているし、動きながらボディがキラキラ光ったり甲冑の様なSEがかかったり格好良かった。 メカ戦闘が短いのが残念だが、ロボットではなく盛り上げ難いとも思うので仕方が無いかな。 ・・・・と、話やアクションに関してはそこまで良くはないが悪くはない・・のだが、とにかく出演者の演技が問題。『半人前』とまではいかないが、せいぜい『0.7人前』で物語に入れなかった。 主人公は感情の起伏がある場所での演技に少し難があるもののソコ以外はまぁまぁだが、パートナーとヒロインの二人が相当キツく、感情の演技は勿論だが、台詞の前や間での大きな息継ぎによる肺活量不足や滑舌の悪さなど基礎からできていない。 演出の関係でやたら顔のアップシーンがあるが、やはり表情も微妙なので、ラストは我慢できず吹いてしまった。 特に中盤から登場する大場健二の上手さ(若干オーバー気味だがそこは下手とかではなく『ノリ』でやっているのが分かる)もあり、キャリアを差し引いても他の下手さが際立って見えた。 総評 言い方は悪いが、特撮ヒーローモノとかはちょっと離れて見てしまうとどうしてもガキっぽく見えてしまう。それを格好良いデザインや燃えるアクション、そして何よりキャストの熱演により、そのガキっぽい世界を本気で生きている人を見せ、視聴者を物語に引き込むことが大事だと思う。 だが、残念ながら本作はその一番重要な部分に欠点があり、てか特撮で比較すれば今のライダーや戦隊モノに出ている演者どころか、エイトレンジャーの関ジャニの方がよっぽど上手かった。 【ムラン】さん [映画館(邦画)] 2点(2012-10-21 08:07:28)
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