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《ネタバレ》 イーストウッドの普通の西部劇ではない西部劇はいつも変な味があって良い。
シェーンを知っている、見たことがある、わりかし好きであるという前提があるとこの映画がさらに面白い。 パクリでも何でもなく普通にオマージュでしょうね。 (当時の)アメリカ人なら誰でも知っているということを逆手に取り、上手く脚本に組み込んでいるあたり、良い仕事してます。 シェーンは生身であるのに、牧師は生きている感じがしない。 その目的の対比、ラストのもやもや等々、比べるのが楽しいように明らかに意図的にそこを楽しませようというエキスがちりばめられている。 映画自体も昔の西部劇の妙にカサカサした、何となく作られた西部時代というよりも、何となく生々しい昔、 と言うところが非常に美しく、これまでにない映像的味わいを出してます。 テーマ的な部分よりもエンターテイメント性が高く、許されざる者よりもずっとキャッチーですが、その分何度見ても すっと入り込んで気軽に見て楽しめるあたりがとても好きです。 2年に一回は観ます、今はBDも出ててホントにありがたい。 【黒猫クック】さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 9点(2009-03-21 02:15:30)(良:1票)
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