| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 序盤のスーパー・マーケットのワンシーンだけで人々の個性や人となりが説明されていて、そのスムーズな導入が素直に凄いと思いました。
マーケットの中の人々が二分されていく中で、一方は大学卒や教師などのインテリでももう一方は明らかに労働者階級の人々という構図も分りやすかったです。 チープなCGの怪物や異世界云々はオイオイと突っ込んで仕舞いましたが、映画自体のコンセプトが閉鎖空間における人間関係に重きを置いているので問題ないかと。 役者も皆いい味出してるんだけど、狂信者を演じたマーシャル・ゲイ・ハーデンが際立って素晴らしかった。終盤には私も彼女を殺してやりたいといつの間にか思ってしまっていたのがまた怖い。いつの間にか観客も憎しみの連鎖に取り込まれている。彼女が殺されたときにスカッとしてしまう。恐ろしい映画ですね。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-07-30 13:25:51)
民朗 さんの 最近のクチコミ・感想
|