ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー の 大通り・ヘップバーン さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ロ行
 > ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
 > 大通り・ヘップバーンさんのレビュー
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー の 大通り・ヘップバーン さんのクチコミ・感想
作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》  あんまりネットの評判がよかったものですから、封切2日目の本日、大阪のTOHOシネマズなんば(前日からIMAXを導入したばかり)のIMAX3Dで妻と観てきました。
 一部の方たちが言う傑作ではありませんが、決して低評価を甘んじて受けることのない、製作者たちの良心、誠実さを非常に感じる佳作でした。
 前か5列目で機しくも、50、60代の夫婦ペアでいっぱいでした。自分もそうですが、あなたたちもそんなにエピ4のノスタルジーに浸りたいですかと思いながら、同世代の列に加らせていただき、鑑賞モード万全の体勢で臨んだのです。
 前評では前半がかったるいとのことでしたが、そんなことはない。非常に興味深く観れましたし、この前半の人間ドラマが怒涛の後半に生きて来るんですよ。「死の星」の“PLANS”が収められている敵陣地を攻撃するクライマックスの陸空バトルは、精度は高いとは言え、やはりCGによるアニメ感がなじめず、ミニチュアモデルによる模型実写撮影の実存感(現実感・質感)=光化学合成にるエフェクト、すなわち虚構と認識した上でのセンズ・オブ・ワンダー=にはかなわないですね。
 妻は最後まで、ハマーフィルムの雄がCGだとは気付きませんでした。また、ジョディ・フォスターと争って勝ち取った、著名聖林スターカップルの長女が扮した役は、本人がCGのモーションキャプチャー役を務めたのか、無名若手女優がラテックスラバーをメイキャップして演じたのか、はたまたフルCGだったのか。
 私はてっきり、最後に女性メインキャラクターが息絶え絶えに設計図のデータを“Your Heines”に手渡し絶命するいまわに、おきゃんな王族が、彼女の手を握り締め、「あなたたちの犠牲は絶対に無駄にしないわ」と決死の覚悟で、設計図のデータを故郷の星オルデランに届ける任務に就いてエンドクレジットと想像していましたが違ってました。なんか、あっさりしてました。
 そこんとこをもっとエモーショナルに描いてくれたら、満天の星空に10点満点でした。
大通り・ヘップバーンさん [映画館(字幕)] 7点(2016-12-17 21:43:39)
大通り・ヘップバーン さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-09ゴジラ-1.07レビュー7.08点
2023-07-03インディ・ジョーンズと運命のダイヤル10レビュー6.58点
2023-03-30ケイコ 目を澄ませて8レビュー6.86点
2022-05-14シン・ウルトラマン10レビュー6.29点
2021-12-20パワー・オブ・ザ・ドッグ8レビュー6.58点
2021-12-15ドライブ・マイ・カー7レビュー6.65点
2021-08-24シン・エヴァンゲリオン劇場版:||6レビュー6.74点
2020-02-12パラサイト 半地下の家族7レビュー6.78点
2019-12-20スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け10レビュー6.78点
2019-11-10ミスター・ガラス6レビュー5.84点
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS