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《ネタバレ》 ミステリーとラブコメとライブシーン、さらに児童虐待や主人公のトラウマなど様々なテーマが散りばめられているが、それぞれが相乗効果を上げていない。追わなければならない話が多すぎる上に、話がぶつ切りなのだ。だからクライマックスを迎える頃には竜の正体なんてどうでもよくなってるし、主人公がかつての母親の自己犠牲の精神を悟っても「そんな設定あったなあ」と感動ポイントを流さざるを得なかった。それと、今回の脚本、ネットの住人に対して偏見が過ぎないか。例えば主人公の母親に対して、我が子を遺したとはいえ、身を挺して見ず知らずの子を救出したことにあそこまで心のない意見で溢れかえるのは不自然な気がする。唯一よかったのは吹奏楽の子とカヌーの男子が駅で鉢合わせてお互いもじもじするシーン。ああいうの一本で話作ってくれればいいと思うんですよ。
【Jar_harmony】さん [インターネット(邦画)] 4点(2022-12-09 17:19:47)
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