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《ネタバレ》 素晴らしい。 また1つ本氣になれる良い映画を味あわせてもらった。 最後まで目が離せず観るにも緊張感を強いられた。
アーティストでプロの世界なわけだからフレッチャー先生のシゴキぐらいで当然でしょうね。もっとも、【有能だった教え子のエピソード】を語った時の様子は言動行動の不一致じゃねーの?と思いましたが、初老だから生理的に感情失禁したのかなと。それはそれで現実味があると思いました。 主人公・ニーマン君は社会不適合者一歩手前くらいの狂氣的ドラマーに成長する過程を見せ、踏み台にされたフレッチャー先生も本望でしょうね(笑)。だいぶ古い漫画ですが梶原一騎原作の【柔道一直線】の最終話での師弟関係を彷彿とさせました。 大人の強かさと辛さ苦さ、そして容赦ない狡猾さでガキをぶちのめすフレッチャー先生と、若さゆえの爆発力でその大人に食いついて食い殺したニーマン君。両者共お見事。ラストが現実で起きたライブなら、観客は魂を鷲掴みにされるほどの体験をさせられ超ラッキーだったでしょうね。 【闘って掴み取れ】。【(上出来)は最悪の言葉】。 良い言葉です。心しよう。 文句無しの満点計上。 【役者の魂】さん [インターネット(字幕)] 10点(2024-11-22 15:16:42)★《新規》★
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