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《ネタバレ》 ブロンソンのニューヨーカー振りがメチャカッコいい 冒頭、家族が強盗に襲われるが、その後あまり悲惨さを引きずらないし、殺される悪党達が極悪に見えないので退治された時のカタルシスが不足している 追いつめられた悪党が驚くとか怖がるとかのシーンがあれば、射殺する時のカタルシスがあるのに しかも実際に家族を殺した悪党はその後放りっ放しで最後まで出てこない これでは主人公が楽しんで不特定多数な悪党を退治してるように見える 主人公がクールなのもそれに拍車をかける 銃を手に入れるまでの小市民振りから一変したように見えた ならばどうせなら逆に嬉々として悪党を殺すとかの表現があればだいぶ違った映画になったんじゃなかろうか 現実的な復讐シーン(家族を襲った悪党)が無かったのは残念だ 39年も前の映画なので警察の描き方とか悪党の心理描写とか今と感覚がかなり違うのでピンとこない所も多い 警察が主人公の部屋の鍵を勝手に開けて捜査とか今は考えられない なによりも警察の義侠心ある捜査は物語としては有りだが今となっては理解しがたい ザ・フライのジェフ・ゴールドブラムがチンピラ役で出ていて驚いた ラストの警部との会話から空港でのエンディングは今見てもカッコいい
【にょろぞう】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-08 02:27:07)
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