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レビュー情報
《ネタバレ》 10年ぶりくらいに鑑賞。特に前半らへんが記憶に無いシーンが多く、いろいろと復習できた。子供の頃に見た本作と、おとなになった今見る本作はやはり印象が異なる。恐竜をDNAレベルから復活させて、それをテーマパーク化して利益を得ようという考えは大変斬新だが、イアン博士が蚤→恐竜へと対象物を飛躍させすぎなのも気になる。そして、最も気になったのが、登場人物が身勝手な行動をとりすぎること。アラン・グラント博士がツアー中、急に車を降りだしたり、エリー博士は病気の恐竜が気になるから残ると言い出したり、子どもの女の子はTレックスを目の前にライトをわざわざ点灯する。プロットをすすめるための、かなりのご都合主義がそこに感じられ、どの登場人物にも感情移入することが難しい。頭をからっぽにすれば楽しめる映画だが、なかなかそのような細部に気が散ってしまった。収穫は、子供嫌いだったグラント博士が、今回の査察を通して子供と心を通わせるようになれた点だろうか。
【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-12-29 23:22:36)
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