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《ネタバレ》 宮沢賢治「銀河鉄道の夜 第四稿」のアニメ化。
主人公たちは賛否両論のネコであるが、タイタニックで亡くなった人たちが人の形だったのでその対比としては良かったと思います。 この作品の出会いは恐らく1987年頃に深夜に放送されていたものをベータで録音したものを何度も見ていた、といった感じです。 ベータはVHSなんてザコ規格と比べて画質が格段によく、録画状況が良ければDVDよりも明らかに画質は上でした。 ただ、以前ブルーレイを買ったのですがブルーレイ特有の細かに見えてしまうノイズが除去しきれてないためか見ていて気になるレベルにはなっています。 話としては多過ぎ四稿のものを大筋なぞってはいますが、自分は第一稿が好きなので、見る側には多少SF要素が強くなるかもしれませんがあれはあれで提示すべき内容ではないかなとは思います。 一稿で博士が言っている言葉は賢治の言葉ではなく、賢治から賢治に向けられた言葉でしょう。 なんにせよ全体に暗い雰囲気、影のある少年、電車内での謎の多過ぎる乗客、どこへ行くのかわからない銀河鉄道などなど、本当に魅力的なシーン満載で作られてます。 つまらない人にはつまらないでしょうが、つまる人にはつまりまくります。 【にんじん】さん [ブルーレイ(邦画)] 10点(2019-07-07 02:15:14)(良:1票)
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