1. うしおととら
《ネタバレ》 「死ぬんじゃねぇ!お前は俺を喰うんだろ!」「もう喰ったさ・・・ハラァ・・・いっぱいだ。」このセリフ、このシーンのために何度も読み直してしまう。 日本のマンガは文学を超えました。 10点(2010-02-02 23:52:32) |
2. 賭博黙示録カイジ
《ネタバレ》 ジャンケンという子供でも日常茶飯事に行われてる行為に、 「限定数」をつけてギャンブルにしてしまうその発想。 あっという間に、ピンチに追い込まれ、そこから予想もつかない方法で突破口を開いていく主人公。 そのすべてが神懸かっている。 他の作品を読んでも思うのだが、この作者の頭の中はどうなってるのか? いつも、読むたびに感心するばかりです。 10点(2009-09-15 18:54:21) |
3. ドカベン
すべてのスポーツ(団体競技)マンガは、ドカベンに通ず。 これ、僕の持論です。 岩鬼のように、とんでもない才能ととんでもない行動を起こす破天荒なキャラ。 殿馬のように、岩鬼のようなヤツを冷静にツッコミ、相対する根本的に天才なキャラ。 里中のように、いろいろなアクシデントに見舞われ、それを必死に克服していくキャラ。 不知火のように、主人公達と死闘を演じ、報われないけど読者の感情を一気に持っていってしまうキャラ。 どのスポーツマンガにでも見かけませんか? そして、そんな個性豊かなキャラクターの揃う作品の主人公は地味で一見ドン臭そうな山田太郎。 山田太郎の持つキャラクター特性はただひとつ。 それは試合を決める一打を打つ事。 ただ、それ一点で、並み居る個性的キャラクターを押さえ主人公に君臨しているんです。 10点(2009-09-15 18:49:24) |
4. SLAM DUNK
完璧すぎ。 スラムダンク終了以前までほとんどスポーツマンガしか読んでいなかった自分が、 湘北VS山王戦以降どのスポーツマンガを読んでも不満に思ってしまうくらいに。 画の躍動感、魅力的なキャラクター、試合中の精神描写。 正直、今後スラムダンクを超える作品は生まれるのだろうか?とさえ、思う。 10点(2009-09-15 18:20:42) |
5. 行け!稲中卓球部
高校生になって初めてヤンマガを買ったのが新連載の第1回が掲載された号だった。 不思議な縁のある作品。 序盤物凄く人気なくて、打ち切り候補だったんだけど、岩下京子が登場した辺から徐々に人気が出てきて。 第1巻の初版は、たぶん相当少ないと思うのですが、全巻初版で揃ってるのが自慢ですw 10点(2009-09-08 13:03:26) |
6. ラフ
12巻くらいで終わった分、実はあだち作品の中で完成度は一番高いと思います。 9点(2010-02-03 00:50:24) |
7. 狂死郎2030
《ネタバレ》 映画「ガタカ」を彷彿とする近未来の話。 エロいというか、セックスというテーマが避けて通れない分、とっつきにくさ、というかあまり人にお薦めしずらくもあるかもしれませんが、 この作品が「ただ、エロい」とか「くだらない」とかいう感想しか持てない人は、個人的に信用できん、というか考え方の概念が違いすぎるんだなぁ、とすら感じる。 9点(2010-02-03 00:04:51) |
8. ピンポン
松本大洋作品の中では、珍しく小細工ゼロの「どストレート」のストーリー。 ある種、作者の持ち味でもある登場人物の繊細な心理描写は、こういったスポーツモノだからこそ映えるのかもしれないですね。 9点(2009-09-18 01:10:18) |
9. ドラゴンボール
何が凄かったって、来週はどうなるんだろう?という期待を持たせる1話ごとの終わり方。 連載モノで、そこを読者に意識させたマンガはたぶんドラゴンボールはパイオニアなのでは?と思います。 壮大なストーリーに個性豊かなキャラクター。凄さは十分に認識してますが、一部で昔からのキャラクターが使い捨てられていくのが、ちょっと悲しくもあります・・・。 たまにでいいからヤムチャに見せ場があるとか、、、。でもヤムチャはすぐやられてこそのヤムチャなのかなぁ?難しい所です。 9点(2009-09-15 19:08:28) |
10. 金色のガッシュ!!
少年サンデーの作品にしては、珍しいくらい王道を突き進んだ作品だと思いますね。 無理に延ばさず、作者の想定内で終わらせることができたのも良かったと思います。 ギャグとシリアスの書き分けも上手くキャラ構成も手垢がついて真新しさはないものの、小細工無しの直球勝負。潔い。 9点(2009-09-08 13:29:30) |
11. デビルマン
凄い、の一言。 ここまで人間の真理と向き合った作品は今後出てくることはないのではないでしょうか?映画は、この作品をあそこまでつまらなくするセンスは神・・いや、悪魔がかってましたね。 9点(2009-04-10 23:33:42) |
12. あしたのジョー
《ネタバレ》 現在もなお、スポ根に問わずスポーツものの下地となっているストーリーと展開力。 9点(2009-02-27 12:50:45) |
13. みどりのマキバオー
《ネタバレ》 かなりコミカルな雰囲気を醸し出していますが、 かなり深く競馬をえぐったりしています。 続編の「たいようのマキバオー」がプレイボーイで連載中ですが、 血統面も適当じゃなかったのか、と改めて凄さを思い知りました。 8点(2010-02-03 00:44:25) |
14. 虹色とうがらし
あだち充の隠れた名作。 もう少し兄弟たちの珍道中を見ていたかった気もするが、長さ的にはあれでちょうど良かったのかもしれない。 8点(2010-02-03 00:24:07) |
15. BECK
歌詞も乗せず、画力だけで音楽を表現している所がなぜかシビれるんですよね。 コユキの歌っているシーンは、なんであんな?と思うくらい迫力が伝わってきます。 歌詞も曲も、まったく描かれていない分、読者が、各々好きなバンドの音っぽいのをイメージしながら読める感覚こそが、この作品の良い所だと思います。 8点(2009-09-18 01:17:26) |
16. HUNTER×HUNTER
休載が多く、どうにかして欲しいものだが、 そのストーリーというか、アイディアは他の追随を許さない。 10点献上でも良いほどの完成度だけど、休載多過ぎでマイナス2点。 8点(2009-09-18 00:57:03) |
17. はじめの一歩
正直、長くやりすぎたという本音もある。 もちろん、終わらないで、まだまだ見ていたい気持ちもある。 でもゴールが見えてる。 一歩が世界チャンピオンにならないで終わったら、それはそれで詐欺だ。 8点(2009-09-18 00:42:25) |
18. バガボンド
たしかに全然違うストーリーなのにスラムダンクを引きずっている(読者が)っていうのは、そうかもしれない。少なからずだけど。 ざっくりいえば、キャラクターの躍動感。 細かくいえばフキダシ以外に落書きのように書かれた独り言のようなセリフのセンスとか。 8点(2009-09-18 00:39:34) |
19. ドラゴンクエスト ダイの大冒険
《ネタバレ》 ダイの成長劇であるのと同時に、サブキャラクターのポップの成長劇でもある。 やはり、ポップ抜きでは語れない。 キャラクターの強さのインフレーションの波に、数々のキャラクターが呑み込まれていく中で主人公以外のキャラが成長していくのは見ててゾクゾクしました。 8点(2009-09-15 19:00:53) |
20. DEATH NOTE
前半の怒涛な展開は素晴らしかったですね。 Lが死んでから失速した感じかな?ニアとメロのキャラがLのインパクトを超えられなかったからかな? 8点(2009-09-15 18:36:58) |