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1.  騎兵隊
南北戦争が舞台なのですが、その割には、どこでどんな戦闘が行われているのかがはっきりしなくて、単に「南軍が迫っていて、かなり強い」といった程度にしか描かれない。よって、登場人物がいくらあたふたしていても、スリルにならないのです。また、ジョン・ウェインの軍隊指揮官というのも合っていませんし、特段、活躍の場面があるわけでもない。結果、断片的なエピソードをつないだだけになってしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2024-03-24 00:17:46)
2.  キング・オブ・マーヴィン・ガーデン -儚き夢の果て- 《ネタバレ》 
ジャック・ニコルソン扮するDJが、兄からハワイでの事業に誘われて・・・という設定。派手な事件や展開が起こらず、地味に淡々と進んでいくのは、この年代ならではという気もするが、それにしても何も起こらなさすぎ、というか話がさっぱり前に進まない。兄が言っていることが胡散臭いのは、最初の段階で誰にでも分かっているはずで、そこで延々と立ち止まられても、と思ってしまうわけです。最後だけは当時のニューシネマっぽくて味わいがありますが、そこだけでした。バースティンとその娘という特徴的なキャラも、もう少し使いようがあったのでは?
[DVD(字幕)] 4点(2022-10-31 03:15:14)
3.  希望の街 《ネタバレ》 
約30人くらいの登場人物の、三昼夜にわたる出来事を描いた作品。とだけ聞くと、どんだけごちゃごちゃするんだ、と警戒してしまいます。事実、導入部は話が飛びまくっています。ところが、それぞれの登場人物の顔が見えてくるにつれて、まるでジグソーパズルが完成していくかのように、大きな一つのつながった世界ができあがっていきます。この構築力は見事でした。あっちとこっちがここで関係している、みたいなくだりも多々登場しますが、それも設定に溺れることなく、物語の一部をなしています。その丁寧さの中に、制作者がタイトルにこめたメッセージも見えてくる仕掛けになっています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-08-19 02:52:46)
4.  キャッチ22
常道を外した路線コメディを狙ったのかもしれませんが、各登場人物がわーわー騒いでいるようにしか見えず、結局面白くない。つまり、型があってそこから外すから笑いになるのであって、すべてについて外しっぱなしだったら、意図的なものしか感じません。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-07-14 01:55:16)
5.  キラー・エリート(2011)
設定から進行から人物関係から、もうすべてがぐちゃぐちゃで行き当たりばったりなのですが・・・。ただし、ジェイソン・ステイサムの身のこなしの美しさだけはどこまで行ってもさすがであって、それを鑑賞するというだけの目的と割り切れば、そこそこ楽しめます。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-07-11 02:36:13)(良:1票)
6.  キャプテン・マーベル 《ネタバレ》 
いやもう、これはブリー・ラーソンです。よくぞこのアクション・ヒロインに、この演技派の彼女を当てようと考えたものです。そして主人公の設定は、ひたすら攻撃!攻撃!攻撃!です。あれこれ大義に悩んだりとか、普段は私生活のことを考えたりとかしていません。それをブリーが演じるからこそインパクトがありますし、だからこそクライマックスのヒロイン全完成シーンでは、エレン・リプリーばりの格好良さと神々しさがあります。ゲストでアネット・ベニングやジュード・ロウといった巧者も登場しますが、それすら存在感が霞んでいます(アネットが共演者からあれほど押されるのって、珍しいのでは?)。●一方で「記憶たどりサスペンス」としての風味もあり、これもこれで面白い。寒々とした記憶内容と、それが暖かい友人の家庭で解き明かされるギャップ。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-02-18 01:17:38)
7.  キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 《ネタバレ》 
前作とは見違えるほどの内容の良さ。キャプテンは常に正義の味方、しかも声高ではなく静かな正義。これぞヒーロー。悪役ウィンター・ソルジャーの問答無用の強さと冷酷さも、敵として合格。裏ボスロバート・レッドフォードも、キャスティングとして上手く重しになっています。そしてこういう作品では脇役も重要なのですが、その辺の端役的存在からするりと出てくるファルコンも格好良さ十分。よってこの作品は、ヒーローものとしての骨格がきちんと存在するので、CGだの何だのも装飾として楽しめるのです。●再見して、一つ一つのシーンがいかに丁寧に撮られているかが改めて分かりました。例えば、ファルコンの初登場シーン。キャップとナターシャが敵を突き落とした直後の一瞬の隙を突いて、それまで「気のいい同僚」というだけだったサムが、翼を広げてバーン!と登場する。この視覚的インパクト。そして、敵を屋上に放り出して自らも着地、見得を切るサムのアップ。「よっ!待ってました!」と声がかかりそうです。あるいは、ウィンター・ソルジャーにしても、前半は「何か怖くて強い奴がいそう」というくらいの存在だったのが、橋のシーンで一気に全開。車の屋根に爪を突き立て、振り落とされれば今度は道路に爪を立てて反撃する。「(略)」と声がかかりそうです。脇役や悪役にしてこの丁重な扱い。ルッソ兄弟はこの後、「シビル・ウォー」を経て、「インフィニティ・ウォー」「エンドゲーム」というシリーズ最重要作を任されますが、制作側のこの正確な人選判断にも唸らされます。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-11-08 00:33:20)(良:1票)
8.  黄色いリボン
本筋の方もやたらとのんびりしていて、何がどう問題なのかもはっきりしないのだが、サブで絡ませている若者の三角関係もどきがさらに大きなブレーキをかけている。そもそもあの姪とやら自体、二人でムキになって取り合うほど魅力的だとも思えないのだが。いろんな風景の数々も、とりあえず入れてみましたという感じで、生かされてないのです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2021-10-26 00:44:55)
9.  キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 《ネタバレ》 
戦中の話がプロローグで、そこから現在に飛んでくるのかと思ったら、何と全体が戦中の話でした。とりあえず、いざキャプテンが覚醒してからは、どこまでも盾アクション全開で、その部分は大いに楽しめます。●一方で、この作品の最大の弱点は、敵が弱すぎること。そもそも、変身後のレッドスカルって、あの「自称・宇宙の帝王」バド星人にしか見えないので、見ていて笑いしか出てきません。というか、元のヒューゴ・ウィービングの顔の方がずっと怖いぞ。それに、あれだけの工場を遠隔操作で瞬時に自爆できる技術があるんだったら、その分、敵を見破ったり撃退したりする方に使ったらいいのに・・・。●と思っていて再見して(というかシリーズを見渡して)気づいたんですけど、この作品は、敵をやっつけるのはむしろオマケであって、スティーブとペギーのラブロマンスに注目するのが正解だったんですね。その角度から見ると輝いてくるので+1点。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-09-18 01:02:07)(良:1票)
10.  禁断の惑星 《ネタバレ》 
いや、何か、これは凄い。宇宙船にしても、博士宅にしても、最小限のセットをフルに使い回している感がありありで微笑ましいんだけど、その中で予想もしないような内容が展開されていく。何よりも、博士の人物造形と語り口がいいです。変にエキセントリックさを強調することもなく、探検隊に対しても、強気で警戒心まるだしでありながら、同時に紳士的で丁寧でもある。そしてその口から淀みなく出てくる怒濤の過去話。そう、変な再現映像とかがないが故に、言葉には説得力があるし、全員が真剣にならざるをえないのです。そしてだからこそ、ラストのあのオチが説得力を有してきます。一方で、すでに数多く指摘されているとおり、というか見た人は誰でもそう思うとおり、あのミニスカワンピお姉さんによる彩りが作品の価値を高めていることは、いうまでもありません。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-03-11 00:19:28)(良:1票)
11.  君の名前で僕を呼んで
全体として各シーンがブツ切れのままつなぎ合わされた感じであり、脈絡とか一本の筋というものに乏しいのです。よって、登場人物の思考や発想も窺えないので、先行きに興味が起こりません。そもそも、各登場人物のキャラ自体、それほど魅力がないような・・・。●ただし、びっくりしたのは、クレジットの最後の献辞にどーんと登場するビル・パクストン先生のお名前です。誰とどういうつながりだったんだろう?
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-12-05 02:58:55)
12.  奇蹟の詩 サード・ミラクル 《ネタバレ》 
ある女性に関する「聖人認定」の手続、というのがメインなんだけど、神父が同時に調査員でもあるというのが頭に入ってきにくくて、中盤まではちょっとごちゃごちゃした印象です(しかも、エド・ハリスとアン・ヘッシュのロマンスっぽい部分、話としても不要な上に、年齢比的にも無理があるぞ)。しかし、敵役的な枢機卿がやってきて審問が開始してからは、一気に話が絞り込まれて、スリリングにもなってきます。あと、ただのプロローグっぽく見えたところが実は・・・という展開はポイントが高いので、+1点。
[DVD(字幕)] 6点(2018-11-04 00:43:40)
13.  きっと、星のせいじゃない。 《ネタバレ》 
導入部は、ありがちボーイ・ミーツ・ガール系で凡庸な雰囲気が漂っているのだが、作家との対面シーンで一気にドラマが動き出す(やはり、デフォー先生の引き締め力は凄い。1人で場の芝居も全部コントロールしている)。それを受けた後半では、変な感傷や情緒を排して、迫り来る「死」を語り、向き合い、受け容れようとしているのが良い。だから、母親も「娘亡き後の自分」を、当の娘に堂々と語れるようになっている。難点は、男優の彼の方がどう頑張っても存在感弱すぎなところかな・・・。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-09-18 00:24:42)(良:1票)
14.  傷だらけの栄光 《ネタバレ》 
前半のチンピラ人生描写が、異様に力が入っておりまして。特に、軍隊で同室メンバーに遊びの外出を断られるくだりなどは、主人公の微妙に苛々した手や筋肉の動きが完璧に表現されていて、ぞわっとします。これ、他害行動が習性化していることの表現なんですよね(その伏線として、冒頭の父親とのシーンが機能していたりも)。ただ、いざボクシングの方向に進んでからは、急速に描写が普通になっているのです。ラストのあっけなさというか、いろんなドラマを放り出して無理矢理まとめている感にもややびっくり。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-05-19 00:57:50)
15.  キューティ・バニー
ただの説明ナレーションで始まる陳腐な出だしと、見た目も中身もまったく魅力が感じられない主人公の安直な描写で、これはもしかしたらすごくつまらない作品なのではないかと思っていたら、まったくそのとおりだった。各登場人物の根本キャラクターができてない、というかワーワー騒いでいるだけなので、主人公の関与によって変化が、とか言われても、変化になってないのです。
[DVD(字幕)] 2点(2018-03-26 02:05:30)
16.  キャロル(2015) 《ネタバレ》 
こういう奥行きが深い役をケイト・ブランシェットに与えて、出番を存分に与えていれば、あとは当然のようにクオリティが上がっていくわけで、見る側としてはどっぷり浸りながらその演技を堪能していればよいわけなのです。しかししかし、さらにびっくりしたのが、ルーニー・マーラの存在感と表現力で、ブランシェットが次々に投げ込む剛速球や超変化球を、平然と全部ボレーで打ち返すがごとき高感度ラリーを繰り広げているのです。その上で、最小限の言葉で背景を言い尽くす上品な脚本と、慎み深くも職人芸を感じさせる映像や美術の充実が加わったら、もう言うことはないのです。そして、ここぞという箇所に凝縮されているベッドシーンの美しさも、監督の登場人物に対する深い敬意と愛情を感じさせます。
[映画館(字幕)] 9点(2017-10-24 01:02:24)
17.  奇跡のシンフォニー 《ネタバレ》 
ありえないような展開だとか、少年が天才すぎだとかはいいんです。それはそれで1つの世界設定ですから。でも、そうしたい割には、前半があまりにも人工的で作り物すぎで、したがって後半の盛り上がり部分も生きてこないのです。メインの演奏会にみんながそれぞれ集まってくるくだりなんて、工夫すればそれこそオーケストラの演奏みたいな重層感が出せたはずなのにね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-07-08 00:33:21)
18.  ギャンブラー 《ネタバレ》 
華麗なギャンブルの数々が展開されるのかと思ったら、全然ない。ジュリー・クリスティが女性たちを引き連れて、雰囲気は一転して華やかに、ならない。銃撃戦になってクライマックス然とした盛り上がりが、ない。意図的に派手な空気感を全部殺しているとしか思えない作り方なのですが、それで延々と2時間超えの状態には、なかなか辛いものがありました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-06-06 03:45:27)
19.  キラー・スナイパー 《ネタバレ》 
顔一面をアザだらけにしたまま、何と最後までそれで通すエミール・ハーシュ(普通は途中で適当に消しますよね)。それに輪をかけて乗っかってくるジーナ・ガーション。そんな風にビジュアル面でのタガを外す気合はあるのですが、肝心の中身自体が、保険金の受取をめぐるくだりと、マコノヒーのガーションへの追及くらいしか見所がなくて・・・(あ、ジュノー・テンプルの生着替えストリップは別カウント)。そうすると、演出の突っ走りが分かりやすく見えてしまい、かえって醒めるのです。あれだけ血糊まみれアザまみれにしなくても、それと同じくらいのインパクトと戦慄を黙って感じさせる、というところを、映画にはむしろ期待するのですが。
[DVD(字幕)] 3点(2017-01-06 00:31:49)
20.  キャプテン・フィリップス 《ネタバレ》 
これだけの堂々たる貨物船を海賊が襲うというから、どうするのかと思っていたら、とにかく小舟で横付けして、梯子をかけて、登る。ただそれだけ。いや、言われてみればそれ以外にはないんですけど、その一点に絞った攻防で一気に見せ切る序盤戦。確かに一艘の小舟でしかないんだけど、貨物船側が武装していない以上は、いったん梯子を登られたらもう終わりなんだね。中盤では乗組員の機転といった知能戦の部分もあるが、後半では一転して米海軍の物量作戦と情報作戦が展開される。その際にも、余計な背景や説明をごちゃごちゃ入れず、何かがあると間髪入れず指示→即実行、を貫いているのが、作品の緊張感を維持しています。この手際の良さは誰だろうと思って脚本家を見たら、「ニュースの天才」や「アメリカを売った男」でもそういった頭脳的ドライブ感(?)を満喫させてくれたビリー・レイ。なるほどね。あと、交渉担当の人が、答えているようで実は何も答えていない(適当に嘘も混じっている)絶妙なやりとりをびしびしと決めてくれていて、なるほど事件進行中の交渉というのはこうするのかと参考になりました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-10-14 01:05:16)(良:1票)
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