Menu
 > レビュワー
 > 鉄腕麗人 さんの口コミ一覧
鉄腕麗人さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2594
性別 男性
ホームページ https://tkl21.com
年齢 43歳
メールアドレス tkl1121@gj8.so-net.ne.jp
自己紹介 「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。
映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ゲット スマート
よくあるタイプのスパイ映画パロディのコメディ映画だろうなと思いつつも、方々から意外な程の好評も耳にする作品だったので、期待を膨らませてようやく鑑賞した。が、正直な感想としては、“よくあるタイプのスパイ映画パロディのコメディ映画”だった。 公開から10年間に渡って、無意味に期待感を膨らませ過ぎてしまったのかもしれない。  そもそも映画という娯楽においてほとんどのジャンルは、良作であればあるほど、国や文化の違いを超えて受け入れられるものだが、「コメディ」というジャンルだけは、時に良作であればあるほど、文化の違いによりウケ方が全く異なることは多々ある。 繰り広げられるコメディ描写に対して、愉快ではあったけれど、心から笑いきることができなかったことは、この映画の敗因ではなく、僕自身の敗因だろう。  映画の中で殆ど笑顔を見せない演技で観客を笑わせるスティーヴ・カレルは優れたコメディ俳優だと思うし、もはやスキンヘッドの印象しかないドウェイン・ジョンソンの“髪型”にも笑ってしまった。 そして、個人的には、この映画のアン・ハサウェイだけはずっと見ていたい。
[インターネット(字幕)] 6点(2018-10-02 18:11:51)
2.  ゲティ家の身代金
「地獄の沙汰も金次第」ではないけれど、ビジネスの成功は勿論、慈善事業も、教育も、犯罪も、人の生死すら、「金」でどうにかなるという現実、むしろ「金」が無ければ何も行動を起こすことすらできないという現実を、終始一貫突きつけてくる。 まさに「この世界は金がすべて」という身も蓋もない現実を、ファーストシーンからラストカットまで言い切っている。  登場人物たちが揃いも揃って「金」という概念に支配され、右往左往する様は「皮肉」に満ちており、深刻な事態を描いているにも関わらず、時には失笑すら禁じ得ない。 しかし、その観客の失笑すらも、この映画世界の内外に存在する怪物のような“二人の老人”による「支配」の範疇なのではなかろうかと思える。 即ち、リドリー・スコット監督による豪胆かつ繊細な映画作りと、緊急登板したクリストファー・プラマーのリアルで精力的な役作りの賜物だと思う。  スキャンダルによりケヴィン・スペイシーが撮影完了後に降板するという非常事態をはじめ、その後のギャラの男女格差問題に至るまで、不幸にも色々とゴタついた撮影現場の苦労は伝わってくる。 正直言って、この映画が本来到達すべき「完成度」に至っていないことは垣間見える。だがしかし、その諸々のトラブルやそれに伴う社会的な“視線”すらも、作品の“味わい”として加味し、驚くべき短期間で纏め上げてみせたリドリー・スコットには感服せざるを得ない。  また、「やっぱりケヴィン・スペイシーで観てみたかった……」という、映画ファンとしての正直な思いも否定はできないけれど、あまりにも豪華すぎる“代役”となったクリストファー・プラマーの強欲かつ哀愁漂う「糞爺」ぶりは脱帽だった。  一見、キャラクターの焦点がぼやけているようにも見えるし、ストーリーテリングはちぐはぐに見える。実際、上手く纏まり切っていない映画なのかもしれない。 ただ、だからこそ、この欲と不条理に塗れた現実世界に蔓延する「皮肉」を、巧みに表現し得たとも思える。  良い意味でも、悪い意味でも、「生々しい」この映画の雰囲気をクリエイトしたのが、御年80歳の超大巨匠であることに、またしても舌を巻く。
[映画館(字幕)] 7点(2018-06-21 10:14:52)
3.  ゲット・アウト
1967年の名作「招かれざる客」の“合わせ鏡”のような映画だった。設定や展開が似通っているように見えて、実のところその本質は“真逆”を向いている。 それはただ“ホラー映画”になっているということだけではなくて、鏡に映り込んでいる虚像の真裏に全く別の価値観と思惑が蠢いていて、それらが“フラッシュ”の瞬きと共に思いもよらぬ方向へ乱反射しているようだ。  極めて低予算の映画であることは明らかであるけれど、ありふれた「描写」を忌まわしく、恐ろしく描き出すことに長けた映画だった。 ただ男がこちらに走ってくる描写だったり、女が笑みを携えながら涙を流す描写に、今までに味わったことのない「恐怖」を植え付けている。 決して手間の掛からない“アイデア”と“視点”で「恐怖」という娯楽を紡ぎ出してみせたこの映画の在り方は率直に“凄い”。 そういう観点からは、M.ナイト・シャマランの近年の快作「ヴィジット」や「スプリット」も彷彿とさせる。と、思ったら製作者(ジェイソン・ブラム)が同一なのか。納得。  ただ、この作品の特性上、致し方ないことかもしれないが、オチを知った後にストーリーを振り返ってみたならば、強引だったり整合性に欠けている箇所が無くはない。 “白人家族”が、最終的にあんな感じで開き直るのであれば、あのように主人公を用意周到な“ハニートラップ”で誘い込む必要なんてなかったんじゃないか。実際、強引に拉致された被害者もいるわけだしね。  この手のショッキングスリラーのプロモーションは難しいところだが、予告編で重要なシーンを露わにし過ぎだったとも思う。何度か予告編を観てしまうと、真っ当な映画ファンはどうしても想像を膨らましてしまい、その分、ハードルは高まる。 欲を言えば、クライマックスにおいてもう一つ想定を超えた顛末があれば、文句なしに傑作だったと思う。  とはいえ、レイシスト(差別主義者)の愚かさを描き出すような構図に見せかけてミスリードし、実はレイシストとは全く「別物」の恐怖とおぞましさを描き出しつつ、最終的にはやはりレイシストを強烈に糾弾するこの映画のストーリーテリングはフレッシュで斬新だ。 アイデアと野心に溢れ、驚きに満ちた映画であることは間違いない。  おぞましい悪夢のような恐怖と嫌悪感が混濁し暴走する。 その前では現実世界のあからさまなレイシストさえも可愛く見えてくる。
[映画館(字幕)] 7点(2017-12-14 23:48:53)
4.  刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM>
金曜ロードショーで放映されている新コロンボシリーズしか見たことがない世代の者にとっては、いろいろと新鮮なところが多かった。何よりもコロンボが若い!若いのに老獪なキャラクター性は当然変わってなくて、その普遍性が逆に新鮮だった。やはりコロンボ自体イキがいいこともあって重要参考人に対して声を荒げたりする(もちろんその後の効果を狙って)のには驚いた。ラスト、絶対的自信を持った犯人にボロを出させる罠には、ついこっちも引っかかってしまった。第一作目にしてすでに名シリーズを予感させる伝説の第一歩だ。
[DVD(吹替)] 8点(2010-10-04 00:59:10)
5.  激流(1994)
ケビン・ベーコンの悪党ぶりは嫌悪感がもてるほど良かったのだけれど、脚本の出来がいまひとつチープだったので全体的にキャラクターが薄かった。メリル・ストリープが珍しく文字通り体を張った役に挑んでいるだけにもったいなかったと思う。
[ビデオ(字幕)] 3点(2009-06-25 16:07:03)
6.  ケーブル・ガイ
ケーブルテレビ屋的ストーカーを強烈なキャラクターで演じたジム・キャリーは見事なインパクトを見せたと思う。しかし、ストーリー的には盛り上がりがなく、意外に淡々と終わってしまった印象がある。
[ビデオ(字幕)] 4点(2009-06-24 15:49:51)
7.  ケミカル51
サミュエル・L・ジャクソンによる悪趣味なノリの良さが、イギリスの犯罪映画特有の粗悪な空気感にマッチし、何ともジャンクフード的な映画世界が楽しめる。チープなストーリーではあるが、その悪ノリで何とか突っ走っている。
[映画館(字幕)] 5点(2009-06-23 23:48:59)
8.  刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM>
ラストのコロンボの大ワナには思わず笑ってしまった。いやあスゴイ、イイ、サイコー。これぞコロンボの逮捕術だ。今回の犯人もものすごくイヤなヤツで、どう追い込まれるのか楽しみに見てたのだけれど、ラストの犯人の狼狽ぶりと、最後のとどめをさされた時のあの情けない表情には、絶大な爽快感とともに同情したくなった。見事!コロンボ。
[DVD(吹替)] 7点(2009-06-18 15:28:30)
9.  刑事コロンボ/悪の温室<TVM>
犯人の計画性が周到なようでどこか曖昧なので、ストーリー的にも粗い感はある。が、コロンボの飄々とした態度は相変わらずで楽しい。ウィルソン刑事の存在と彼との掛け合いが、殊更にコロンボのキャラクターを際立たせていると思う。ストーリーにというよりは、コロンボ自体に楽しめる要因が多い作品。
[DVD(吹替)] 6点(2005-12-08 02:47:22)
10.  刑事コロンボ/黒のエチュード<TVM> 《ネタバレ》 
なかなか行き詰まって、コロンボが決定的な証拠を見出せないまま展開していく部分には、とても緊張感があったと思う。ただその結果、最終的な物証が結局アレでは、なんだか拍子抜けする。結局のところコロンボは、現場に残されていた証拠には気付いていなかったわけで、証拠が現場に残されていたという実証も出来ていないと思う。あのVTRの映像くらいでは、犯人は如何様にも言い逃れが出来る。
[DVD(吹替)] 5点(2005-11-26 14:27:24)
11.  刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM> 《ネタバレ》 
綿密な証拠の隠滅工作を用意した犯人を、まさに粘り腰で最後の最後で追い詰めたコロンボに天晴れ☆「負けて勝つ」という言葉そのままに、犯人に対する絶妙な心理戦は、コロンボ刑事の真骨頂だと思う。 気になるのは、ラスト前、死体を運ぶ犯人の車がパンクして白バイ警官と接触する場面。結局何ともなくすり抜けるわけだけど、あのシーンは別に必要なかったのではないのか。
[DVD(吹替)] 6点(2005-11-26 14:20:42)
12.  刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM>
相変わらずのコロンボのキレっぷりに惚れ惚れする。今回は、相手(犯人)が探偵だけに、殊更にコロンボの思考が際立っている。必死になって隠滅作業をしようとする犯人を、まんまと出し抜いていく様は痛快そのもの。ラストの小気味良い仕掛けまで、コロンボシリーズらしい娯楽性がにくい。
[DVD(吹替)] 7点(2005-11-26 14:20:02)
13.  刑事コロンボ/死の方程式<TVM> 《ネタバレ》 
どんなに周到な犯行計画を立てていても、それを犯行後まで平常心で貫けるかが犯人にとっては最大の課題なわけ。コロンボという刑事が優れているのは、犯行後の犯人が垣間見せる一瞬のスキを見逃さないことだと思う。スキがスキを呼び、犯人は自らを追い込んでいくのだ。それが、このコロンボシリーズの醍醐味だろう。 ラスト、ゴンドラに乗り込んだ時点で、犯人が自白に追い込まれることは明白だが、そのある種の予定調和がたまらないのだ。 ちなみに英語に明るくなくて知らなかったのだけれど、原題の“short fuse”とは“短気”“かんしゃく”という意味で、犯人の性格を表している。それと同時に、“fuse”は爆薬の“導火線”“信管”という意味だそうで、非常に巧いタイトルだと思う。
[DVD(吹替)] 7点(2005-11-21 15:52:26)(良:2票)
14.  刑事コロンボ/もう一つの鍵<TVM>
犯人の女が醜いほどに感情的で、低能すぎる。あんなに強引に殺害しては、コロンボに対してスキを見せるばかりだ。観ている側にもスリリングさが無かった。感情的で計画性のない犯人のキャラクターなのだから、どうせなら犯行そのものは、当初犯人が計画していた通りに進行してほしかったと思う。それでやっとコロンボといい勝負になる。 レスリー・ニールセンが若かった。
[DVD(吹替)] 4点(2005-11-21 11:22:48)
15.  刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM>
最も基本的で致命的な物証が決め手で、しかもそれがああも単純な場所にあっては、やはり盛り下がることは避けられない。自信過剰な犯人のキャラクター性の表れなんだろうが、犯行後にしゃあしゃあと目撃者に会いに行って、しかも口説き落とすって……さすがにやりすぎでしょう~。コロンボ自体今作においては、大した推理もしてないし。
[DVD(吹替)] 5点(2005-11-16 16:08:22)
16.  刑事コロンボ/構想の死角<TVM> 《ネタバレ》 
観終わった後のエンドロールで初めて知ったのだけれど、この作品がスピルバーグ演出というのはなんだか腑に落ちない。 コロンボらしい犯人像で、コロンボらしい展開なんだけど、犯人を追い込むラストがどうも拍子抜けだ。殺害トリックのネタとなったメモ程度で、あの場合自白に追い込めるだろうか?あのメモ自体がコロンボの仕掛けだとか、あの殺害トリックは作者しか知らないとかという設定であれば、まだ納得できる。が、トリック自体本当に犯人自身が考えたもので、あのメモがどれほどの物証になるというのだろう。 そもそも、あれほどのトリックが考えつくのならば、作家としての才能も充分あったのではないか。
[DVD(吹替)] 5点(2005-11-13 16:56:03)
17.  刑事コロンボ/死者の身代金<TVM>
前作「殺人の処方箋」もそうだったが、初期作のコロンボは犯人に対し積極的にワナを張っていく顛末が見事だ。今作では罪を隠そうとする犯罪者の心理を巧みに利用し陥れる。もし自分が犯人なら心底憎らしくなるであろう相変わらずのコロンボ節も、すでに完成されている。
[DVD(吹替)] 7点(2005-06-20 18:13:22)
18.  K-19
原子力潜水艦モノというのは娯楽映画として人気の高いものであるが、今作は明らかに原子力潜水艦モノではあるが、他の娯楽映画とは一線を画すテーマをもった映画である。そもそも戦争自体が紛れもない愚行なわけで、その愚行を食い止めるため愚かであろうとも身を挺して発端となりうる潜水艦事故を修復しようとする乗組員たちの行為に胸が詰まる。スターであるハリソン・フォードが物語的にはあまり活躍しない艦長を熱演していたことも効果的だったと思う。何よりもこの骨太な作品を説得力を備えた作り出した女流監督の力量に驚く。
8点(2004-01-28 16:17:19)
19.  激突!<TVM>
テレビ映画だし、今のイメージのスピルバーグ監督作としてはあまりに小ぶりな映画ではるけれど、その創作工夫はやはり物凄い。巨大トレーラーがただ狂気的に追ってくるという単純なプロットをここまで緊迫感溢れるサスペンスに昇華させるあたりに、若きスピルバーグの多大な可能性を見ずにはいられない。
7点(2004-01-18 04:00:33)
20.  現金に体を張れ
あらゆるクライムサスペンス映画の原点とも言えるストーリー展開は大いに楽しめた。40年以上前の映画でありながら、古めかしくなく、テンポの良い展開にスタンリー・キューブリックの先行性が感じられる。
8点(2003-11-30 14:20:54)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS