1. JAWS/ジョーズ
限られてた技術を最大限生かしてサメの恐怖感をまざまざと見せつけたスピルバーグの功績は偉大だ。今なお人々の脳裏に深く残るモンスターパニックの傑作。 9点(2003-06-04 14:05:23) |
2. シンプル・プラン
今まで観てきたサスペンス映画の中でベストになりえる作品。普通に生活してきた人々が大金を前に静かに確実に狂っていく様を重厚に描いていき、切な過ぎるラストへと昇華させていくこの脚本と演出は見事としか言いようがない。そこに更にインパクトを与えているのが話の核となるダメ兄貴役のビリー・ボブ・ソーントン。見るからにみすぼらしく情けない男を切なく切なく演じてみせた。彼ほど「カメレオン俳優」という肩書きがぴったりな俳優はいないのではないかと思う。とにかく素晴らしく濃密なサスペンスである。 9点(2003-05-29 03:09:31) |
3. シンドラーのリスト
現代における偉大な映画監督の偉大な映画だと思う。スピルバーグは映画人として映画が持ちえるパワーと価値を常に観客に見せつけてくれる。できるだけ多くの人にこの映画を観てほしいし、観なければならないと思う。完璧な映画だと思う。 9点(2003-05-26 19:24:33) |
4. ショーシャンクの空に
この映画のラストの清々しさはやっぱ好きです。いろんな映画があるけど、やっぱ見終わって気持ちいい映画がいいと思う。 9点(2003-05-23 22:28:51) |
5. 13F
こういったパラレルワールドをテーマにした物語はとても好きなので、存分に楽しめた。この手の話に慣れている人にはある程度ストーリーの予測はたってしまうけど、映画全体に緊迫感とエンターテイメント性が満ちており面白かった。派手さはないけど、下手に複雑にせずにシンプルにまとめているところが好感的な印象を残す。 8点(2003-06-21 16:42:01) |
6. ショコラ(2000)
ラッセ・ハルストレム監督の作品は、温和な雰囲気の中に強烈なテーマを違和感なく持たせるところが非常に素晴らしい。この映画もまさにそうで、チョコレートの甘いにおいが漂うファンタジーという印象を与えつつ実際に描くものは、人間の抑え切れない欲望である。人間の欲望の象徴として甘美なチョコレートの誘惑を選んでいるのだ。 8点(2003-06-06 01:53:47) |
7. 処刑人
久しぶりに心底面白いアクション映画を観たと思った。銃撃戦の迫力は見事だし、ウィレム・デフォー演じる刑事をはじめとするキャラクターもとてもユニークでよかった。演出方法も斬新で新しい才能の誕生を見たと思う。 8点(2003-06-05 15:31:36) |
8. ジキル博士とハイド氏(1941)
あまりにも有名な原作の映画版で僕が観たことあるのは、1941年作の今作のみだけど、原作の雰囲気を忠実に描き出していると思う。ジキル博士からハイド氏に変わる描写などは技術的にシンプルではあるけどインパクトは強い。緊張感と恐怖感を併せ持つ秀作だった。 8点(2003-05-29 15:34:41) |
9. 十二人の怒れる男(1957)
密室であれだけのサスペンスとドラマを見せるのが凄い。暑苦しい部屋で繰り広げられる意見、すなわち人間性の闘いは見応え充分。名作の名にふさわしい映画だった。 8点(2003-05-28 14:24:25) |
10. ジュラシック・パークIII
元祖「ジュラシックパーク」と比較するべきではないと思う。SF的な部分を薄めアクション性と&パニック感を高めることによってクオリティーの極めて高いモンスター映画に昇華させていることを評価すべきである。いい意味で予想を裏切ってくれたと思う。B級だとも言えるけど、面白いんだからそれならそれでいいんじゃないかと。 8点(2003-05-26 18:52:24) |
11. ジュラシック・パーク
ここにきてやはり名作と呼べる映画だと思う。それ以後のVFX映画に大いに影響を与えているし、娯楽映画なのに何度観ても色あせないところはさすがスピルバーグだと思う。 8点(2003-05-26 18:45:24) |
12. 地獄の黙示録 特別完全版
通常版を数年前に見たときは、ちっとも意味が分からなくてプーって感じだったけど、この完全版は未公開シーンの追加によってとても分かりやすくなっていて改めて衝撃を感じることができた。戦争の狂気を文字通り生生しく表現したまさに大作だ。 8点(2003-05-25 01:14:28) |
13. 白雪姫
クラッシックディズニーの代表作と言える作品。この映画からすべてのディズニー映画が始まったと言って過言ではないと思う。ディズニーの歴史と偉大さを感じることができる。 7点(2003-08-27 22:37:28) |
14. 17歳のカルテ
「17歳のカルテ」というタイトルでウィノナ・ライダー主演でいったい彼女は何の役なんだろうと思っていたらそのまま17歳の少女の役だったことには驚いた。けど、観ているとそれほど違和感はなかったしあの根暗な感じはハマり役だとも思った。主役を食う勢いのアンジェリーナ・ジョリーの演技もとても強烈で良かった。彼女たちの精神の憂鬱さがビンビンと伝わってくる秀作だった。 7点(2003-06-07 16:09:18) |
15. シッピング・ニュース
純粋な人間ドラマでよく出来ていたとは思うんだけど、これまでのハルストレム監督作のような哲学的な奥深さを感じることが出来なかったのでそこは少し残念だった。ケビン・スペイシーもいい演技を見せるけど、役自体が彼にとっては普通な方なのでインパクトが薄かった。 7点(2003-06-07 15:34:36) |
16. 十戒(1956)
今と違ってCGに頼ってないぶん「壮大」という言葉が似合う映画だと思う。何回か観たけど色あせない。 7点(2003-05-29 19:30:03) |
17. 白い嵐
青年たちの成長と船長との絆を軸に綺麗にまとまっていて感動的だった。嵐のシーンでは迫力もあったので良かった。 7点(2003-05-29 19:02:28) |
18. ジャンヌ・ダルク(1999)
ストーリー的にだれる部分もあるんだけど、映像美と戦闘シーンの迫力がそれをおぎなってくれている。ジャンヌ・ダルクが一人の女としてとても人間的に描かれていて演じたミラ・ジョヴォヴィッチが魅力的だった。 7点(2003-05-29 13:27:46) |
19. 始皇帝暗殺
映像の美しさやスケールが秀逸で見入ることができた。映画的なパワーがあったので存分に楽しめた。コン・リーが美しい。 7点(2003-05-28 14:36:19) |
20. JFK
リアルで説得力があって長いけど見せる映画だと思う。何度も観ようとは思わないけど。 7点(2003-05-27 15:40:20) |