21. ドッジボール
いや~笑った笑った!映画でこんなに笑ったのは久しぶりです。「ズーランダー」のあのノリにやられた私は、コレでもやっぱりやられました。ベン・スティラーっていいなぁー。で、なぜかヴィンス・ボーンがいることがまたうれしいんですよ。「わぁ~ヴィンス・ボーンが出てるよ~」これだけで笑えるの。理屈ぬきで楽しめるおバカ映画は貴重です。思いっきり笑ったあとは気分爽快です~~ [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-08-20 02:50:51) |
22. トリコロールに燃えて
予備知識なしで観たわけですが、作品のテーマがなんなのかというのが解るのにかなり時間がかかりました。恋愛モノでも社会派モノでもなく、ひとりの金持ちだけれど家庭に恵まれない奔放な女の一生、運命ということでよい?シャリーズはキレイですよ、でもこのヒロインのイメージじゃないような気がする、こういうのはやっぱりケイト・ブランシェットかなあ。全体的に薄い。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-23 15:13:07) |
23. ドア・イン・ザ・フロア
アービングらしい内容なのですが、今まで観た作品に比べるとリアルといいますか、おとぎ話っぽさはなかったです。全体的に流れがあまりいいとはいえないかなあ、原作の前半3分の1の映画化らしいからキビシイのかもしれないけど、1本の映画としてはメリハリがあり、よくまとまっているとは言い難い。3部作ドラマの序章として観れば納得はいく。二人の息子を一瞬にして亡くし、なにをもってしても癒されない妻と、なすすべもなく浮気を繰り返している夫。キム・ベイシンガーとジェフ・ブリッジスの演技と元々の「不幸顔」「苦悩する人」といった雰囲気と表情ね、キャスティングの妙です。しかしキムにはマイリマシタ「ぼくの美しい人だから」のスーザン・サランドンを軽く超えちゃってます(笑)ブリッジスが時々ニック・ノルティに見えたのは私だけか??そしてショックだったのはミミ・ロジャースです。あ~びっくりした~~ [映画館(字幕)] 7点(2005-12-08 22:07:03) |
24. 閉ざされた森
《ネタバレ》 まあね、サミュエル・L・ジャクソンがあれだけのために出てくるとは思わないから何かあるんだろうなあとは思ってたけど。途中から「ユージュアル・サスペクツ」を思い出しながら観てたけど、あっちと比べるとこっちはちょっと幼稚でした。あ~もう嘘、嘘、嘘。コニー・ニールセン以外嘘つきだらけじゃん!!ええかげんにせんかいっ!!真面目に職務を遂行していたコニーが気の毒すぎ、疲れただろうなあ。問題の兵士たちがしっかり認識できないの、これってワザと?エンドクレジットでハリー・コニック・jrが出てたことを知りました。これ観る前に「リクルート」を観た、ちょっとゲンナリ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-25 09:33:38) |
25. ドアーズ
ああ、やはりオリバー・ストーンなんだわぁ。なんだかヘンに重いのよ。カイル・マクラクランなんですが、なんだろう?なんでか笑えるの。観てるこっちがちょっとこっぱずかしくなる可笑しさとでもいったらいいんでしょうか。うまく説明できなくてスミマセン。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-15 01:47:16) |
26. 12モンキーズ
「モンティ・パイソン」をあまり面白いと思わない私にはこの作品もやはり合いませんでした、すみません。デヴィッド・モースにクリストファー・プラマーと好みの渋い役者が揃ってるんですけど、どうも近未来が舞台というのが苦手なのかもしれないです。こんな二枚目がどうして?と感じながらも、ブラピのキレ具合はなかなかのものだったけどね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-03 14:13:34) |
27. トゥルー・カラーズ
当時はジョン・キューザックとジェームズ・スペイダーの役どころが逆と感じましたね。その意外性がまず見たくなった理由。嫌味で根性ワルというイメージが強かったスペイダーが正直でいいヤツ。青春モノで好感度アリだったキューザックがコンプレックスの強い野心家でいやなヤツ。性ワルでいやらしいキューザックが見たい方にお勧めです。政治がらみにしては二人とも若いから(特にベビーフェイスのキューザック)あんまり現実的ではないんだけど、でも見ていくうちにキューザックはやはり悪玉で正解だと思える。出世と成功を急ぐあまり見境つかなくなり、深みにハマっていくピーターは元々ボンボン顔のスペイダーより、どこかスネたような表情をもつキューザックが演じてこそだ。ラストが粋ですよね、このラストが用意されていることで、二人の確執、友情、成長の物語になっていると思う。劇場未公開というのがちょっと不思議です。 8点(2004-10-13 20:57:38) |
28. ドグマ
ひと言でいって悪のりおバカ映画ですね。キャスティングがなかなか面白い。だってそれらしくない人ばっかりだもの。アラン・リックマンはどう見ても悪魔だ。この監督はドリーム・ワークスとかディズニーなどに(だと思うけど・・・)恨みでもあるのか?いろいろとネタにしてましたねぇ。話の筋よりもこういったネタが可笑しかったです。残念なのはジャニーン・ギャロファロの出番が少なかったこと。 5点(2004-08-10 11:51:57) |
29. トータル・フィアーズ
なんだか薄っぺらい作品でした。ギリギリのところで爆発を食い止め、”よかった、よかった”では在り来たりだということで、爆発させたんでしょうか。でも被爆したわりにはみんな元気でしたねえ。「コドモダマシ」こんな感じの作品でした。唯一得したのはスパイ役のリーヴ・シュレイバーでしょうな。かっこよかったです。 2点(2004-03-18 08:44:39) |
30. トップガン
トム・クルーズの名を世に知らしめた作品ですね。一番印象に残ってるのはオープニング。だんだん夜が明けていくなかで母艦から飛び立っていく戦闘機。あの映像は絶対劇場で観なければ味わえない美しさです。兄リドリーと同じくトニーもスモークと逆光が好きなのかしらん。恋愛も絡んでるけどそっちはたいしたことないので、ひたすら戦闘機の映像と音楽、そして今なら、物凄いインパクトのアイスマン=ヴァル・キルマーとERのグリーン先生=アンソニー・エドワーズとその妻役で無名時代のメグ・ライアンのそれぞれの若き日を楽しみましょう。 おっとティム・ロビンスもトップ・ガンを目指すひとりだったかな?ティムがねえ、今じゃ考えられないですね。みんな出世しました。 7点(2004-01-05 01:17:47) |
31. 永遠に美しく・・・
映画というのは観ている間はわりと面白く観ていても、終わって少したつとすっかり忘れてしまうものがある。これがまさにそのタイプの作品ですね。メリル・ストリープはこれと「シー・デビル」と、結構こういうのがあってるんじゃないだろうか。野球帽かぶって川下りするよりなんぼかいいでしょ。メリルにゴールディ・ホーンのベテラン女優が余裕で楽しそうに演じているのは観ていて愉快です。ブルースも遊んでる感じ。大スターになってもこういう作品にも出るその器の大きさがよいのです。 5点(2003-12-31 01:26:28) |
32. 逃亡者(1993)
キンブル先生が逃げる逃げる。その逃げ方がそれぞれとてもおもしろかったですね。今見直すとトミー・リー・ジョーンズのジーンズにテーラードのジャケットという組み合わせにクスリとさせられる。93年制作だからこの時すでにこの組み合わせはどちらかといえば古かったんじゃなかろうか。それともベーシックなものとして定着してるの?トミー・リーの走り方もよかったわね。ジュリアン・ムーアがちらっと出てきてますね。彼女はけっこう前から脇役として出ているのが記憶にあるけど、いったいいつから主役をはる女優になったんだろう?私にとっては、気が付いたら主役クラスの大スターになっていた人です。 何年ぶりかでまた観たけどコレやっぱり面白い!トミー・リー・ジョーンズのアタマの柔らかい連邦保安官、部下たちとのやりとりがなんか心地いい。信頼されている上司。そして死刑判決を受けたにも関わらず、昔からキンブル先生を知っている人たちは彼に絶対の信頼を寄せている、これがすごくいいです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-12-27 09:31:47) |
33. トゥルー・ロマンス
《ネタバレ》 クラレンスとアラバマは個人的に今までのベスト・カップルの中に確実に入る。趣味の悪いハデなだけの服を着ていてもパトリシア・アークエット演じるアラバマはキュート、度胸はあるけどちょっとマヌケなとこもあるクリスチャン・スレーターのクラレンスにも愛嬌を感じる。免許証を落とすわ、間違ってとんでもないものを持ってきてしまったりと、LAの住所を書いたメモを始末しなかった父親ゆずりか。父を演じたデニス・ホッパーのぎこちない所作もいい。クリストファー・ウォーケンとのシーンはここだけゆっくりと時が流れている感じだった。あとはこの暴走カップルのペースで進んでゆく。ホテルの部屋であっちからこっちから追っ手が飛び込んできた時は大爆笑。こういう場合、何もせずに床に突っ伏している者が勝ちだとわかった。ここに出てくる人たちは皆、おかしなテンションなんだけど、生き延びたクラレンスとアラバマは純粋だし打算や損得でものを考えない。もうひとり生き延びたディックは迷わず自分のキャリアより友情を選んだのでした。 洋画専門チャンネルで最近放送してまして、ほんと何年かぶりで観ました。 やっぱりイイ、面白い、のめり込める映画。20年以上まえの映画だけどそういうのを感じないのがすごい。今思うことはクリスチャン・スレーターにとってもパトリシア・アークエットにとっても本作は最高傑作だったんじゃないかってこと。 ブラピは当時クラレンス役がすごくやりたかったけどスレーターにいってしまい、でもちょっとだけでも出たいってことでああなったらしい。 タランティーノによればクラレンスは死に、アラバマはその後プロの強盗になって、ミスター・ホワイトとチームを組む。 そして「レザボア・ドッグス」へ繋がっていくそうです ジェームズ・ガンドルフィーニはこれが出世作ですよね、あのバイオレスシーンは最高の見せ場です やっぱりタランティーノのバイオレンスは質が違う、それを壊すことなく見事に描いたトニー・スコット。 20年を感じるのはサミュエル・L・ジャクソンがほんの端役でトム・サイズモアが痩せてるの。 そして監督のトニー・スコット、デニス・ホッパー、クリス・ペン、ガンドルフィーニが故人てこと。 これサイコーの映画です [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-12-06 01:24:03)(良:1票) |
34. トラフィック(2000)
あまり積極的に観始めたわけではありません。途中で寝ると予想してました。が、なんとまあ、面白い、面白い。どんどん惹き込まれてしまいました。「麻薬」を中心に三者三様の話が同時進行していくわけですが、ブツブツ途切れた感じなど全くない。三つの話がラストできれいに繋がるというわけでもない、逆にそうなってしまったら「ああーやっぱりねー」て感じで、フツーの娯楽作品になってしまっただろうなぁ。きっちり繋がってはいない、けれど当事者も知らない意識しないところで「麻薬」によって実は繋がっているだよと感じさせるのがいいです。キャストもよいわね、ベニシオ・デル・トロ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、特にキャサリンについては、それまで持っていたイメージは私の誤解だったとわかりました。いまに浮気相手が登場するんじゃないかとヘンな期待を持って観ていたマイケル・ダグラスなんですが、ここでは自分の社会的立場とクスリに溺れる娘を抱え、かなりの好演好印象でした。最初から最後まで緊張感漂う秀作だと思う。スティーヴン・ソダーバーグの底力を見たような気分でした。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-11-22 00:38:39)(良:1票) |
35. トーチソング・トリロジー
ブロードウェイの舞台からの映画化だそうですね。ハーヴェイ・ファイアスティンの自伝的要素が入っているように感じます。ピークを過ぎたゲイの悲哀がよく出ていました。墓地で自分を受け入れようとしないアン・バンクロフト演じる母に想いを吐露する場面は秀逸。「愛」がテーマです。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2003-11-21 01:12:20) |