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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2291
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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21.  トランスフォーマー/ロストエイジ 《ネタバレ》 
 シリーズもので登場人物に愛着わいちゃっているので、ここまでメンバー総入れ替えだと寂しくなっちゃいます。  前作ではアイアンハイドがやられ、今作ではラチェットが。初期メンバーで残っているのはオプティマスとバンブルビーくらい。ミカエラがいなくなっただけでも寂しかったのに、ついに前作までの主人公サム・ウィトウィッキーも軍人さんもみんないなくなってしまった。こうなってくると『1』~『3』までの戦い、ドラマはなんだったのかと思っちゃう。  今作の良いところは、新顔ながらオートボットの面々がキャラ立ちしていてしっかり活躍してくれたこと。バトルシーンも今までに比べると随分見やすくなりました。  ストーリーは相変わらず(笑)創造主って?オプティマスを捕らえるその目的は?  今まではメガトロンをはじめとしたディセプティコンが『人類滅亡』『地球乗っ取り』というわかりやすいテーマ。でもロックダウンにしては地球にそもそも興味がない。今作ではどちらかというと『人間』VS『オートボット』の図式になってしまっているのが嫌な感じです。なんだかんだ言って、『ディセプティコンの脅威から人間、地球をオートボットたちが守ってくれる』という戦いが好きだったのかもしれません。そりゃオプティマスも人間に愛想尽かしますよ。今までもさんざん裏切られ、それでも守ってきた人間達に今度は家族を殺されているようなもんです。それを見て『エンターテイメントだー。楽しいー。』とはならないですよ。  ついでに言うと、人間同士の争い、悪くないですが比重がちょっと大きい。結果として『冗長』『テンポの悪さ』というデメリットを生んでいます。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-07-22 14:20:47)
22.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》 
 思っていたより大分淡々とした映画でした。  復讐ものにしては盛り上がりやカタルシスに欠ける気がします。西部劇として見ると、アクションが物足りない。かと言ってドラマに深みがあるわけでもないんですよね。  見ていて退屈ということはないんです。ただ『最低なクソヤローをぶったおせ』とか、『女の子がんばれー』とか、そんな感情が何一つわきあがってこないのです。かといって爽快なシーンがあるわけでもありません。  『最後の対決やけにあっさり。』『急に穴に落ちて毒蛇にかまれる。』『なぜか馬を射殺』などなど、突発的な演出についていけないこともあります。ついでに言うと、前半にコグバーンとラビーフが言い争いをしていましたが、その争点もよくわかっていませんでした。  ラストで少女が大人になった姿を映像として見せちゃってますが、蛇足じゃないですかね。そこは少女のナレーションだけで良かった気がしますね。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-07-16 02:34:45)
23.  トイ・ストーリー4 《ネタバレ》 
 1~3を見直してからの鑑賞です。完全に続編として見にいったわけでして、ちょっと裏切られた気分になりますね。  冒頭10分は素晴らしい。ボーについていきたい。でもアンディが自分を探しているとわかると思いとどまる。このシークエンスだけでもう涙腺が。アニメーションについては言わずもがな。CGアニメとしては文句のつけようが無い素晴らしい出来です。もしこれがシリーズ1作目であるならば、私は迷わず満点をつけることでしょう。ですがこれは『トイ・ストーリー』であり、その『4作目』なんです。  まず気になったのは今までのルールからの逸脱ぶり。このシリーズの凄く良いのは、『人前ではおもちゃ』のルール。そしてそれを良いおもちゃも悪いおもちゃも皆守ってきたこと。それが今作はどうでしょう。まず、フォーキー。あまりに好き勝手に動き回りすぎ。見つからなかったのは偶然にすぎない。他のおもちゃも、今までに比べてあまりに軽率な行動が目立ちます。いつばれたっておかしくない。車のパンクやアクセルなんて問題外です。明らかに今作はやりすぎなんです。  不満点の2つ目は、いつものメンバーの出番がほぼないこと。これはシリーズのファンとしては悲しいし物足りない。『1』でもウッディとバズ以外はほとんど活躍していませんが、これは『4』。新しいキャラを入れてもいいけど、今までのメンバーをもっと大事にしてほしかったです。  で、ラスト。これは私以上に妻が激怒。到底受け入れられないそうです。『3』でみんなに『俺たちはアンディのおもちゃなんだから、アンディのもとに帰るんだ。アンデイが押入れの中になおしておきたいのなら、押入れの中でみんなで暮らすんだ。』と力説していたウッディ。それが今作では、自分がボニーにあまり必要とされていないとわかると、好きな人といっしょにいることを選択。『いつも持ち主のために』を全うしてきたウッディ。それがウッディの『おもちゃとしての誇り』であり、彼のアイディンティティーであったはず。最後の最後で裏切られるとは悲しいです。そりゃないぜウッディ。
[映画館(吹替)] 5点(2019-07-15 03:14:40)(良:2票)
24.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 《ネタバレ》 
 3作目ともなると主要なキャラクター達は覚えてしまったので、その分見やすくなるというメリット。その一方で、驚きや新鮮さは薄れてしまうというデメリット。まあそれは仕方がないですね。  そうなってくると、『ストーリーの面白さ』『オートボット達の活躍』の2点に目がいきます。  まずはストーリー。『オートボット前リーダー、センチネル・プライムの裏切り』『サイバトロンの地球転送』『人間側の裏切り者』『シカゴ市街戦』などなど。今までよりややサスペンス色の強い感じでしょうか。また、中盤くらいまでは悪い展開ばかりなので、あまり爽快さはありません。やはり『シカゴ市街戦』あたりからが一番盛り上がります。  個人的にこのシリーズで好きなのが、人間も結構活躍するところ。サムがタイマンでスタースクリームをやっつけちゃうのはやりすぎだけど、こういうのが楽しい。本当はラチェットやアイアンハイドをはじめとした他のオートボットにも活躍して欲しいところですが、相変わらずオプティマスとバンブルビーがぶいぶい言わせていますね。  アイアンハイドはまさかの戦死。敵はセンチネルはもちろんのこと、メガトロンやスタースクリームまでいなくなっちゃって、次回作は誰と戦うのだろうと今から楽しみです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-07-13 14:38:13)
25.  トランスフォーマー/リベンジ 《ネタバレ》 
 1作目よりちょっとだけ好き。  相変わらず、敵、味方の区別がつきづらい部分はあり。そんな中、コンボイ(オプティマス)、ハンブルビー、ツインズといったわかりやすいキャラクター登場。アイアンハイドやラチェットも登場しますが、出番は少なめ。長尺なんだから、彼らの活躍するシーンももっと見たいものです。ハンブルビーやツインズは意外にも活躍シーンあり。見所のひとつです。  ディセプティコンは前作同様個性豊か。おなじみスタースクリームにメガトロン。超大型のデバステーターや動物タイプなどバラエティに富んでいます。デセプティコンが多種多様なので、ロボット好きとしては終始楽しい。  前作ではほとんど無力に近かったアメリカ軍が、今作では善戦しているのが良い。地味ながら、こーゆー部分をしっかり描いてくれるのは嬉しい。軍隊とオートボットが連携して戦うのが、否が応にも盛り上がりますね。  前作に比べ、目的が明快になっているのもポイントが高いです。『コンボイを復活させる。』『太陽破壊阻止』『マトリックス奪取』。目的はなんでも良い。目的がわかりやすいというのが大事。わかりやすさは娯楽作品にとって重要なファクター。おかげで前作よりもより一層アクションに没頭することができました。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-07-01 14:20:17)
26.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 
 ずっと見たかった映画の1つ。子供のときに見ていたアニメの記憶を呼び起こしながら鑑賞。といっても、コンボイくらいしか覚えていませんが。  当時はこーゆー変形ロボットアニメっていっぱいあった。その中でもとりわけ好きだったのが、『実生活に存在する道具への変形』でした。『車両に変形するトランスフォーマー』と『ライターに変形するゴールドライタン』がとりわけお気に入りでした。とゆーわけで、期待を込めての鑑賞です。  はたしてそのビジュアルは、まさに期待通り、いや、期待を超えるものでした。正体不明の戦闘ヘリのトランスフォームで、いきなり興奮がMAXに。次から次に出てくる出てくる。車、パトカー、工事用車両、戦車に戦闘機。ラジカセやら携帯やらまでトランスフォームできちゃうことに感動。最後まで画面に釘付け。本当に楽しいひとときです。  その一方で、不満点を3つ。まずはいらないエピソードをつめこみすぎ。『ハッキングの分析』『取調べ』『めがね探索』『連行』などなど、省略するか短縮しても良さそうなエピソードが多すぎます。これがまさに冗長というのでしょう。それにエピソードと複数機関を入れ込みすぎちゃったせいでさすがにごちゃごちゃしすぎでしょう。  2つめ。ひっぱりまくりの、満を持しての最終決戦。迫力は申し分ないんですが、誰が誰やらわからんですよー。  3つめ。せっかく一人ずつ自己紹介してくれたのに、コンボイやハンブルビー以外に見せ場らしい見せ場がないのが寂しいです。むしろディセプティコンのほうがキャラデザインに個性があってかっこよかったです。  ただ見たいものは見せてくれたし、個人的好みに合致する映画。ノリと勢いで楽しんじゃえ。  オートボットたちが主人公の元に集まるシークエンス。冴えない君だった主人公が、好きな女の子の前で、唯一無二のなんかすげー特別なやつ扱いされる瞬間。嫌いじゃないんだなー、こーゆーの。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-06-17 05:41:30)(良:1票)
27.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 
 期待していたSFの感じとは趣きが大分違っていました。  『18年前から人類は生殖能力を失った』『世界最年少の若者が殺されて世界中が悲しむ』  このように、マクロの世界観で始まるプロローグに興奮。いったい、どんな世界が、物語が待っているのだろう。  しかし物語が進むにつれて、世界はどんどんミクロの世界へ。ラストはただの脱出劇になっちゃって、それはそれで面白かったのですが、見たかったものとは違います。  例えば、『生まれた赤ん坊が人類の大きな希望となって内戦が終結する』とか、スケールのでかいストーリーを期待しちゃいましたね。  それが、ずっと行動を共にしていた助産師が急に戦線離脱。あれよあれよという間になんか戦争ものみたいになっちゃって。  更にこの映画の設定がやや複雑なのも気になりますね。世界情勢もそうですが、通行証とか不法移民とか。子供が生まれなくなって人類は滅亡への道を歩んでいるはずなのに、それ以外の問題がクローズアップされすぎている感があります。  だから、はっきり言ってわかりにくいし、不親切な映画だと思います。そーゆー理由もあって、面白いとかいう以前に、こーゆー作品って好きになれません。
[DVD(字幕)] 4点(2019-03-08 04:53:31)
28.  ドリームキャッチャー 《ネタバレ》 
 『エイリアンが白血病って。じゃああの母親は何なんだ。』とか、『結局「記憶倉庫」の中でジョンジーが必死に守ろうとしたダディッツの秘密は何?』とか、そーいった細かいことを『気にしない』というおおらかな気持ちでいると、最後までモンスターパニックとして楽しめる良作です。それに、こーゆー真新しさの無い使い古されたプロットが、昭和生まれの自分と相性が良いみたい。食べたことがない料理を食べる、それもまた驚きがあって良いものですが、食べなれた料理を食べるのもまた良いものです。  エイリアンの造形はけっこう好き。グレイタイプのエイリアンがジョンジーの体を乗っ取ってから、やたらおしゃべりするのが個人的にはマイナス。『コミュニケーションがとれる』というのは、恐怖感や緊張感を根こそぎ奪ってしまうようです。  また、4人+ダディッツの少年時代のエピソードが大変良かったので、ビーバーとピートがまるでモブキャラのようにあっさり退場するのにもの凄い違和感。同じ殺されるにしても、4人がみんな主人公みたいなものなんだから、もっと劇的な演出をしてほしいものです。  エイリアンに寄生された動物達や住人達は放置のまま、唐突に訪れるエンドクレジット。この割り切りかた、すごいです。  個人的にはずっと飽きずに、ハラハラドキドキできたんで良作です。
[DVD(字幕)] 7点(2017-09-11 02:17:30)
29.  トリプルX 《ネタバレ》 
 こんなにつまらないアクション映画を見たのは久しぶりかも。  迫力なし。緊迫感なし。セリフは棒読み。  特に、ヴィン・ディーゼル、アーシア・アルジェント、マートン・ソーカスの3人がひどいです。  この3人のセリフが、いかにもセリフなんです。暗記したセリフを間違えないように暗唱しているだけのように聞こえます。まるで感情が伝わってきません。これだったらいっそ吹替えで観たほうが良かったかもしれないです。  そもそもヴィン・ディーゼルが役柄に合っていません。彼の良さが完全に死んでいます。  ヴィン・ディーゼルは『ワイルド・スピード』『ピッチ・ブラック』『リディック』といった代表作で演じたように、アンチヒーローで本領を発揮するタイプです。ちょっとスカした感じが良いのです。  この作品でも、前半は良かったです。問題は中盤以降。正義に目覚めたらだめです。アツくなったらだめです。ヴィン・ディーゼルがアツくなればなるほど、こちらの熱が冷めていきます。  序盤のアクションでスローモーションの多用がありましたが、それもやめてほしい。ジャッキー映画じゃないんですから。  『どう?このアクション凄いでしょ?』っていう製作サイドの発表会につき合わされているみたいです。  そりゃ凄いです。でもそれを自分の口から言わないのが粋ってもんでしょ。凄いアクションをさりげなく見せてくれるのが格好良いのに。  ロブ・コーエン監督の作品は、どれも序盤は良いのですが、後半がいつも息切れ気味です。  だから観た後の満足感がいまいち。やっぱりアクションはラストを盛り上げてくれなくちゃ。  何点にしようか迷いますが、『トリプルX』にちなんで3点。  いろんな意味でトリプルプレーです、この映画。
[DVD(字幕)] 3点(2017-04-06 12:34:06)(良:1票)
30.  トレーニング デイ 《ネタバレ》 
 悪そうな奴が最後まで本当にただの悪いやつっていうのはどうなんでしょう。  『デンゼル・ワシントン=正義』という俳優のイメージを利用して、逆に本物の悪党としたのでしょうか。  映画そのものは、長尺の割りに中身が薄く、後半は面白かったけれど前半が退屈で仕方なかった。  レイプされそうになった女の子を助けたエピソードが、大ピンチの場面で活きてくる展開なんかはありきたりですが悪くありません。  でもやっぱりね。善行が結局のところ身を助けるんですよ、ってな道徳的な話は面白いけれど、映画としてはイマイチです。  ロジャー(麻薬の売人兼情報屋)を殺して金品を強奪した件についても、アロンゾ以外のチームのメンバーは結局そのまま放置。なんともすっきりしませんね。  『善人と悪人と極悪人がいた場合、悪人は果たしてどちらの味方をするのか。』  という問いかけに対し、それはやはり善人で、極悪人は好き勝手やっても最後はロシア人から蜂の巣にされるということが、よくわかりました。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-03-03 04:27:07)(良:1票)
31.  ドッグ・ソルジャー(2002) 《ネタバレ》 
 こーゆー作品では粗を探さないことがもはや一つの礼儀になりつつあります。  すべての粗に目をつぶれば、それなりにスリリング。  そしてサスペンスフル。  グロ描写もオツ。  中でも、森の中で、軍曹のはらわたを押し込もうとうするシーンはこの作品のハイライト。軍曹、ベストアクトです。  後半は終始暗い画面でごまかしているような感じ。  誰が何をしているのか全くわかりません。  女のスタンスも意味不明。支離滅裂。  『ま、まさか、おまえもこの家の住人だったのか。』  『そうよ。力を解放するわ。』  ってドラゴンボールかーい。  そういえばこの作品はクリリンばっかりで、クーパーと軍曹とライアン以外は区別つかないです。  で、結局あの家の住人は生物型軍事兵器のあわれな末路ってことでファイナルアンサー?
[DVD(字幕)] 7点(2016-07-24 15:26:44)(笑:1票) (良:1票)
32.  ドラムライン 《ネタバレ》 
 とても見るのを楽しみにしていた映画の一つです。  その反動もあってか、期待していたほどではありませんでした。  こーゆー作品に欠かせないのが『成長』。その『成長』を疑似体験できれば最高です。  それは主人公でも良い。脇役でも良い。チーム全体でも良い。  この作品はどうでしょう。個人的には、もう少しドラマチックに成長のプロセス、成功への軌跡を演出してほしかった。  その描写に説得力があればあるほど、ラストで、大きなカタルシスと爽快感を感じることができるというものです。  あとはキャラの魅力ですかね。  まずは主人公の天才ドラマー、デヴォン。  必ずしも品行方正である必要はないんですが、彼は何とも中途半端ですね。  アウトローでいくのか、カリスマでいくのか、どっちかにしてほしいです。  まあリアルと言えばリアル・・・。  次にリー監督。威厳なし。ぶれすぎ。  レイラ。どうでもいい存在感。特にパーティでのラブシーンは不要。  個人的に良かったのはショーンです。ステレオタイプなライバル兼先輩ですけど、彼の嫉妬、羨望、プライドにはいたく共感できます。  まあこの作品が楽しめなかった一番の原因は自分自身です。  そもそもドラムラインのバトルのルールがよくわかりません。  主人公が相手校のドラムをたたいたのが失礼千万だから、殴られて、みんなからはぶられて、追放されたと思っていたのですが・・。  なんと、ラストのバトルで、ライバル校に自分達のドラムをたたかれちゃっているではありませんか。  解せぬ・・。じゃあ、あのときの主人公の行動の、どこにルール違反があったのか、いまだわからず。  ついでに言うと、A&T校と、他の高校のマーチングのレベルの違いがよくわからんのも問題ですね。  
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-07-21 05:08:11)
33.  トゥームレイダー2 《ネタバレ》 
 1より面白い。1よりスピーディ。1よりドラマチック。1より緊迫感がある。何より1よりアクションが多い。  すべてにおいて、1より少しずつパワーアップしています。  続編としては◎です。  1より見所も多いですね。  特にお気に入りのポイントは2つ。『バイクレース』と、ラストの『クリーチャーとのバトル』。  ここはどちらもA級レベルのクオリティで、素晴らしい完成度。  バイクレースの臨場感、スピード感は最高。迫力満点。でこぼこ道ならではの興奮が味わえます。  そしてラストのクリーチャー。今まで人間同士のバトルがメインだったのに、ここにきて突然のホラーテイスト。意表をつかれながらも、『嬉しい想定外』で、凄く良いです。クリーチャーのアクション、クリエイティブかつエキサイティングで最高ですね。  憎たらしい敵の部隊が、瞬く間に一網打尽にされていく様子は、爽快ですらあります。  視覚効果で楽しむ映画で、ストーリーなんて最初から期待していませんが、今作はストーリーも何気に良かったのでは?少なくとも前作よりかは面白いと思います。  特に、何を企んでいるのかわからないテリー・シェリダンの存在が、絶妙な緊張感を作るのに一役かっています。  少しずつヒントを集め、小さなバトルを繰り返して謎を解いていくプロセスは、ゲームっぽくて非常に楽しい。  オリジナルのゲームは知りませんが、駄作が多いゲームの映画化としては、間違いなく成功している作品だと思います。  また、酷評されることが多いヤン・デ・ボン作品群ですが、どれも個人的には好きなのばかり。『スピード2』ですら結構好きなんですよね。この監督さんとはとても相性が良いみたいです。
[DVD(字幕)] 7点(2016-06-05 02:34:06)(良:1票)
34.  トゥームレイダー 《ネタバレ》 
 プロットは単純明快。アクション豊富。『キラーマシーン』や『動く石像』など、敵キャラの造形もばっちり。  こーゆーゲーム感覚で見られる映画、嫌いじゃありません。  メカニック担当のブライス。銃も扱える執事。商売敵なのか元カレなのかよーわからんアレックス。一人一人のキャラが個性的でわかり易いのも良い。  ただ、人をひきつけるようなストーリーではないので、世間様の評価が低くなってしまうのは至極納得でございます。  役者さん達の演技も、表面的でゆるい感じに徹しているので、緊張感の無さは強調される一方です。  エンターテイメント性はあるし、アクションも良い味だしているのですが、脚本・演出がここまでゆるいと退屈に感じちゃう人もいるかもしれません。  個人的に好きなテイストではあるのですが、人をひきつけるまでには至っていない惜しい作品。  でもまあ続編を見てみたいと思ったので、悪くない作品なんだと思います。  それから『トレジャーハンティング』を予想していたので、謎解きや遺跡のトラップなんかがほとんど無かったのは残念。  一番の見所であるロボットとのバトルを最初にもってきちゃったのもまずかったかもですね。
[DVD(字幕)] 6点(2016-05-26 04:26:44)(良:2票)
35.  トラフィック(2000) 《ネタバレ》 
 クライムムービーとして、社会派ドラマとして、大変完成度の高い傑作。2時間30分があっという間に過ぎます。ここまでの作品にはめったにお目にかかれません。  大きな3つのエピソード、事件が、同時進行で進んでいく様子は圧巻。  一つ一つの点にすぎなかったエピソード、人物が、線と線で結ばれ、次々とつながっていきます。ですが、よくある『最終的に一つの大きな結末を迎える』というわけではありません。それぞれのドラマがそれぞれの完結を迎える脚本が、リアルを感じさせます。  一つ一つのエピソードは、それぞれ1本の映画が撮れそうなほど、中身が濃いです。  登場人物がこれだけ多いのに、全く混乱することがありません。  エピソードも、人物描写も、細部にわたって手抜きが一切見られません。  あまりにも真面目に撮られているため、一見娯楽性が無いように見えるこの作品。確かにそーかもしれません。  ところがこーゆー作品は、ある瞬間、物語の中に入りこんでしまうと、鳥肌が立つほど面白いのです。その面白さっていうのは、『楽しい』ではなく、物語を読み解く面白さなのです。  ハビエールとマノーロは、将軍と麻薬組織のつながりを証明できるのか。ヘレーナは300万$を調達することができるのか。ロバートはキャロラインを見つけ出し救うことができるのか。レイとモンテルはルイスを証言台で証言させることができるのか。  下手なアクション映画やサスペンスより、よほどハラハラさせられたのは、きっと私だけではないはずです。  何が凄いって、これが純度100パーセントのフィクションであるということです。  これだけシリアスで重いテーマを扱っているのに、ぎりぎりのバランスで大衆向けに収めていることです。  そしてすべてのエピソードに、『救い』と『報い』の両方を用意していることです。  これぞ究極のエンターテイメントであります。
[DVD(字幕)] 10点(2016-05-17 08:17:21)(良:1票)
36.  ドメスティック・フィアー 《ネタバレ》 
 『定番もの』って嫌いじゃないです。安心して楽しめる良さがあります。  小粒ながらもしっかりと地に足をつけたサスペンスで面白いと思います。  『両親の離婚、母親の再婚などが原因で問題行動ばかり起こすダニー』⇒『ダニーの殺人事件の目撃証言を誰も信じない。』因果関係のひとつひとつがわかりやすいですね。いわゆる『オオカミ少年』的なストーリーですが、こーゆーちょっとした丁寧さが好きです。  『身近な人が犯罪者』なんてのは、もう使い古された題材ではあります。似たような映画やドラマはあっちこっちで作られています。だからこそ、こーゆー正統派サスペンスって下手な小細工が出来ない分、脚本や演出、役者の力量といったものが非常に重要になってくると思われます。その点において、この作品はとても力の入った緊張感あるサスペンスに仕上がっているのではないでしょーか。  キャストの人選、配置にもセンスを感じます。適材適所だと思います。まあ、ヴィンス・ヴォーン演じるリック・バーンズだけは、最初からサイコっぽい顔しているので全然良い人そうには見えませんでしたが。そこは脚本の力で無理矢理良い人扱い。本当はこの人が凄い善人であれば、実はサイコ野郎ってわかったときに大きな衝撃を受けるのでしょうが、登場したときからすでに目つきがサイコっぽいんだもんなー。  懐古主義って言うとおおげさですが、ベタな映画大好きな人には、問題なく楽しめる良作だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2016-05-07 12:59:09)(良:1票)
37.  ドラキュリアIII 鮮血の十字架 《ネタバレ》 
 雰囲気やヴィジュアル、舞台設定は好きなんですが、この内容だったら前2作のほうが面白いです。  まずドラキュリアがただのジジイになってしまった。魅力も威厳もほとんど無くなっちゃって、悪のカリスマのごとき面影はもはや皆無。これが一番イタイです。  次に、フィールドが広すぎます。状況説明が大雑把すぎます。ここまで雑だと、どんなストーリーであれ全然物語に気持ちが入っていきません。  ちなみに、思わせぶりな伏線の7割くらいは全部ほったらかしです。このあたりは『Ⅱ』のほうがかなり丁寧です。B級ホラーだからって、ストーリーや人物描写、編集をおざなりにするとこうなっちゃうんですね。やはり最低限の丁寧さや前後のつながりってのは大事にしてほしいものです。  ミイラ取りがミイラになるオチは良いけど、『前準備が適当だと、オチだけいくら頑張っても上手いことオチない。』ということがよくわかります。  好きなジャンルなので、さんざん文句言っときながら、普通に最後まで見れちゃったんですが、ほとんどの人は途中で寝るか、途中下車すること間違いないですね。映画だけなら2~3点くらいでしょう。好きなジャンルだからこの点数です。
[DVD(字幕)] 5点(2015-12-22 13:56:38)
38.  ドラキュリアII 鮮血の狩人 《ネタバレ》 
 個人的には前作より面白いです。  ヴァンパイアに限らず、登場人物の誰もが狂気をはらんだ雰囲気をまとっているのが面白い。恐怖演出も前作より現実味があってパワーアップしている感じがします。  口の中を調べていたら、突然キバが伸びて指を切ったり、そこから少しずつ侵食されていったり、なかなかファンタスティックな演出。  ストーリーの面でも、教授が人間サイドの黒幕として存在し、最後にサプライズをお届けするっていう発想も凝っていて良いですね。  私利私欲にまみれた教授とその友人の卑小な悪役ぶりを見せ付けられると、ヴァンパイアの純粋悪が際立って、もはやダークヒーローの威厳さえ感じます。  前作とのつながりもちゃんとあり、『実はキリストもヴァンパイアだったんだぜ』ってなことを匂わせてからの背後からズドン。ヒロインとユダが手を取りあってエンドクレジットって、なかなか良いんじゃないでしょうか。  ユダを怒らせて顔を食いちぎられた人が、結局吸血鬼として蘇ったときのヴィジュアルがエキサイティングで最高。  本当は8点くらいつけたいのですが、途中若干ダラダラしたので7.5点くらい。とりあえず7点で。  タイトルは原題『ASCENSION(キリストの昇天)』のほうがかっこいいと思うけど、ネタバレになっちゃいますかね。
[DVD(字幕)] 7点(2015-12-13 17:36:51)
39.  ドラキュリア 《ネタバレ》 
 オープニングから現代とゴシックホラーを融合させた雰囲気が際立つ傑作の予感。  しかし物語が進むにつれ、一般的なB級ホラーと変わらない内容に。うーん。残念。もっと面白くなりそうな感じがしたんですけどね。  中盤から後半にかけてはオカルトテイストがより際立ち、更にはアクションも入ってくるわけですが、何しろノリが軽いです。その軽いノリで人間も吸血鬼もばんばんやられちゃいます。まあ良いんだけどさ。  オカルトチックな作品は、今作のようにある程度説明を入れてくれないとわけがわからなくなります。  かと言って、説明過多になると、間延びして退屈しちゃうから大変です。ドラキュリアも例外ではないみたいです。正直中盤くらいにちょっとだるい展開になるんですよね。  『吸血鬼もの』ならではの、被害者の絶望感や悲壮感というものが、どんな作品でも漂うものですが、この作品に関してはそういった情緒は皆無に近いです。  吸血鬼になった人は、皆あっぱっぱーになります。そんで第2の人生を謳歌します。その潔さは良いですけどね。『金よりこっちのほうが良いぜー。ひゃっほー』って言っちゃってますからね。  それにしても『ユダ=ドラキュラ、だから十字架、キリストが嫌い。それは個人的な理由からだった・・。』というのは、なかなか斬新な切り口で面白いです。なのにそれがミステリーやサプライズとしての面白さまで昇華できていないのはもったいない。キリストに、『おまえはこっちの世界に来るんじゃねーよ』って言われたから死ねなくなったっつうのもはた迷惑な話で面白い。キリスト、めっちゃ人間小さいじゃないですか。  総評としては、アクション・ホラー・ドラマパート、どれをとっても1,5流作品といったところですが、相対的に見ると普通に面白いエンターテイメントで悪くないです。ただ少々、特にラスト、ちょっとこじんまりとまとまりすぎちゃいましたかね。  個人的には、いっそマリーだけではなくサイモンも吸血鬼化しちゃって、吸血鬼同士のバトルロワイヤルみたいになるのを密かに期待していたのですが、願い叶わずです。
[DVD(字幕)] 7点(2015-12-05 07:04:04)(良:1票)
40.  隣のヒットマン 《ネタバレ》 
 前半は誰が本当のことを言っているのか、誰が味方で誰が敵なのか全くわからなくて面白い。  後半、ある程度真相がわかってくると、オズ(マシュー・ペリー)がつっこみ役となり、コメディとして笑えるやりとりが増えてきます。今作のコメディ感覚は、日本のコントや漫才に通じるものがあると思います。それはずばり『ボケ』と『つっこみ』の温度差でしょう。  唯一まともな感覚のオズがマイノリティーで、裏社会に生きる人たちがマジョリティを占めているため、なぜかオズが浮いている感じになっているのが面白おかしい。なのになぜか、普通の人で一番本件と無関係で、唯一殺人願望がないオズが、気付けばマフィアからもジミーからも重要なポジションをおおせつかっているこのシュールさ。  『いったいこのストーリーでいったら、ラストはどーなんのさ?どーもなんなくね?もう無理じゃね?』と思っていたら、無理のない形でなぜか丸くおさまってしまってもうびっくり。とても上手い脚本でした。
[DVD(字幕)] 8点(2015-11-22 15:24:03)(良:1票)
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