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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2291
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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21.  トッツィー 《ネタバレ》 
変則的なサクセスストーリーで面白かった。アパートで、正体をばらさないようにするために、友人が協力してくれるシーンがすごいうけた。正体のばらし方は最高に良かったですね。監督の、「おれを嫌うわけだ!」というせりふも絶妙。
[DVD(字幕)] 8点(2011-07-05 17:55:33)
22.  ドリームハウス 《ネタバレ》 
 だいぶ早い段階で、  『これはあれかな~……よくある主人公の妄想パターンかな……』  と勘づいてしまう。  ウィルと他の人たちは交流があるけれど、ウィルの家族とはだれも触れ合うシーンが出てこない。2階にいる奥さんに挨拶に来るようウィルが呼びかけても、奥さんはなぜか降りてこない…。1つ1つがあまりに不自然。  まあそれもそのはずで、そのミステリーは中盤くらいでさっさとネタバレされてしまいます。  できれば、その中盤で一回上手に驚かしてほしかったところです。  メインのストーリーはそこから先。ズバリ、真犯人は誰なのか…!  これ最後のほうでウィルの妄想でしたーっていうオチだったらウィルが犯人で、それこそ救いようのないお話だったと思います。  家族がもういないという悲しい事実は覆せませんが、ウィルが犯人ではないという一応の救いが用意されていて良かったです。  ちなみに真犯人が誰なのか?これは前半に比べるとなんともパンチの弱いストーリー展開です。  それにどー頑張っても家族は戻ってこないことがわかっているので、これはなかなか見るのが辛かったですね…  そしてここで他の方のレビューを見るまで、恥ずかしい話真犯人の動機が実はよくわかっていませんでした。  ってゆーか人違い殺人なら動機なんてねーじゃねーかよ!そこ一番大事なとこなのに~  そんでなんか2人組で、一人はお隣さんの感じの悪い旦那ですが、もう一人は・・・・誰?こんなやついたっけ?で、勝手に仲間割れしているし・・・  見ているときは、この二人の動機と関係性がよくわからないままグダグダに映画が終わっちゃった印象です。  ・・・私の理解力が低いのか・・・?いや、そんなはずは・・・(;・∀・)
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-09-26 05:39:13)(良:1票)
23.  トランス・ワールド 《ネタバレ》 
 最初はホラーかと思ったのですが、すぐに違うと気づきます。  ああ、きっと『世にも奇妙な物語』系のサスペンスなんだろーなと。この人たちはきっと死んでいるんだろーなって。  で、その予想は当たっていたわけですが、まさかの血縁関係、これは予測できず。  非業の死を遂げた一族が、時代を超えて一堂に会するというのはなかなか面白い設定です。そしてその事実をすぐには明かさない。伏線をはり、違和感を演出し、驚きとともに真相に近づいていくストーリー展開が興味をそそられます。  そしてその目的が『未来改変』っていうのも私が好きなジャンルです。  ただどうしても未来改変ものとなると、『バタフライ・エフェクト』を考えてしまいますので、戦死するはずの祖父を助けてしまったら、ここにいる人たちはサマンサ以外消えてしまうのでは、・・・、と、どーしてもそこが気になりますね。  まあ、そーゆー細かいことに目をつむれば、非常によくできたサスペンス。  『クラシックな車でかっこいいね。』『そのダサいジャケットを貸せ。』『これ最新モデルなんだけど』などなど、小さい伏線に後から気付くわけです。これもう一回見直して伏線チェックしてみると面白いかもしれない。新しい発見がありそう。  ガソリンスタンドのおっちゃんは神様か何かなんでしょうかね?  やたら強盗二人の女の人生修正しようとしますが、男のほうをなんとかしたほうが良いんじゃないだろうか?もしかしてここは笑いどころなのか??
[DVD(字幕)] 7点(2022-07-20 07:47:47)(良:1票)
24.  トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男 《ネタバレ》 
 正直見ようかどうか迷った作品。なぜなら伝記もののようなお堅い作品は娯楽ばかり求めている今の自分には向いていないと思ったからです。で、そんな精神状態で見た本作ですが、これがなかなか面白かった。純粋に映画として面白かったです。  赤狩りを題材にした映画は数多くあります。そんななか、これは割とソフトに描かれたほうかもしれません。ですが実際には共産主義というだけで財産を失い、家族を失い、無実の罪を着せられて投獄された人々がたくさんいたわけですから、恐ろしい時代だったのは間違いありません。  で、この映画の良かったところは、そんな時代背景を色濃く映しながらも、負の側面ばかりをとらえなかったところにあります。  トランボという希代の天才脚本家の壮絶ながらも輝かしい人生。あくまでそれがメインなので、ある種のサクセスストーリを見るかのようなカタルシスを感じることさえできます。  その一方で、『ローマの休日』や『スパルタカス』といった名作が生まれた背景にそんな事情があったなんて、この映画を見なければ知る由もなかったでしょう。  政治的弾圧を受け不当に投獄されながらも名作を生み続けたトランボ。  信念を貫く一方で家族を愛し、隣人を愛し続けたトランボ。  その人間の偉大な功績とそこに至るまでの軌跡を描いた物語。  私の知識不足のため、時代背景やストーリーが完璧には理解できていない可能性があるため7点とさせていただきますが、これは映画としても映画史的資料としても貴重な映像作品だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2021-08-18 03:24:40)(良:1票)
25.  塔の上のラプンツェル 《ネタバレ》 
 人さらいが母親のふりをして子供を育てる物語。はっきり言って凶悪犯罪ですが、そこはディズニー。うまいことライトでポップな感動エンタメムービーに仕上げています。  高評価のため期待値を上げての鑑賞。そのためか、面白かったのはその通りなのですが、『期待を超える』作品とまではいかず。  そもそもミュージカルが苦手な自分。特に序盤は歌ばかり歌ってあまり物語りが進まないので少々だるい。  フリンとラプンツェルが出会ってからは歌が減り、コメディテイストが強くなる。二人の掛け合いは面白く飽きません。  『恋愛は付き合うまでが面白い』と誰かが言っていましたが、この作品もまさに二人の心が寄り添うまでが面白いです。最初反発し合うのはもはやお約束ですね。  2人が城を目指し塔を出てからはコメディ要素に加え、アドベンチャー、そしてアクションの要素も加わり、面白さが加速。この辺から歌もあまり気にならなくなります。歌が物語に自然と溶け込んでいる感じがします。  スタビントン兄弟や城の兵士たちとのおっかけっこはスピード感があって、アトラクションのよう。アニメーションは文句なしのクオリティ。空飛ぶ灯篭が有名ですが、私はラプンツェルの髪が光る映像の美しさに圧倒されました。あの髪の質感と光の表現力はもう髪だけに神の領域かと・・・。  終盤、ラプンツェルが突然過去の記憶を思い出すのはあまりにも都合良すぎ。そこは大事なところなので、もう少し説得力のあるエピソードを用意して欲しいところです。  瀕死のフリン・ライダーがラプンツェルの髪を切るシーンは感動の名シーン。これは子供向けだと馬鹿にできないと思いました。  まさかこのままフリンが死んでしまったら、21世紀になってディズニーも随分と変わったもんだ思ったのですが、そこはディズニー。ファンタジーパワーで当然復活。悪だけが滅び、お約束のハッピーエンドが待っているのでした。  ただ、ヒロインはラプンツェルですが、ヒーローはマキシマスかも・・・
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2020-12-23 14:32:35)(良:1票)
26.  ドラゴン・キングダム 《ネタバレ》 
 これはもう映画の出来がどうとかいう問題じゃないです。ジャッキー・チェンとジェット・リーの共演。これに尽きます。ジャッキーとジェット・リーのバトルが見られるなんて嬉しすぎるじゃないですか。  それにしてもジャッキー。老いたとはいえこの体さばき。さすがです。  ストーリーは『ベスト・キッド』、いや、『史上最強の弟子ケンイチ』か。わかりやすい成長サクセスストーリー。テイストはファンタジーアクション。で、RPGの要素もあり。結構盛り沢山ですが、単純に楽しめる内容なのが逆に良い。  仲間はジェット・リー、ジャッキーに加え、謎の美少女拳士。もの凄いご都合主義で、有無を言わさず増えていく仲間たち。そして皆わけもなく協力的。ジェット・リーはともかく、残りの2人がなぜ力を貸してくれるのかは全くの謎。更には主人公の修行が終わるまで敵は襲ってこないという徹底ぶり。  でもそれでいーんです。  これはそーゆーエンターテイメント。  お約束の連続。既視感満載のストーリー展開。わかりきったオチや趣向を楽しむ、そーゆー時間なのです。  いじめっ子をやっつけるのも期待通り。期待以上のものはないけれど、期待通りでスカッとできる。  ラストは転生したスパロウと出会ってめでたしめでたし。
[DVD(字幕)] 7点(2020-03-19 07:29:19)
27.  トランスポーター3 アンリミテッド 《ネタバレ》 
 『2』よりかは明らかに面白くなった3作目。  『1』同様、運ぶのは謎の女性。手には爆弾ブレスレット。車から離れちゃうと爆発しちゃうっていう単純すぎるアイデアが意外と面白い。この制約を上手く利用したアイデア演出は結構自分好み。その中でも、電話でおびき寄せられた隙に車をとられちゃうエピソードが面白すぎます。狭い街中なので、あまりスピードが出せないという状況を利用して、フランクにチャリで車を追いかけさせる、この追いかけっこがなかなかにスリリングで手に汗握ります。  もうひとつはラストの電車バトル。ここでもブレスレットの制約が上手く効いています。結果、車で電車へダイブ。すばらしいぶっとび演出。そしてラスボス、ジョンソンの圧巻の最期。そうそう、憎たらしい敵の末路はこれぐらい壮絶なほうがカタルシスを得られるってものです。私が見たいのは、まさにこーゆーアクション映画なのです。『ハラハラする。』『スカッとする。』この2つが満たされていれば、アクション映画としては成功です。  こーゆーエンタメ重視のアクション映画なればこそ、多少の粗は目をつぶります。ですが、どうしても1点、気になったところを。湖からの脱出。果たしてタイヤ2個分の空気で車が浮くものなのか。う~ん。  で、ヒロイン?この人が途中から突然ウザキャラに変わっちゃって、大分イライラします。私だけ?不自然なくらい邪魔ばかりするのが目に余ります。そして最期まで何の役にも立たない。こーゆーウザキャラだからこそ、意外な活躍をさせると面白いのに。  最後にアクション。さすがにカットが細かすぎません?目が疲れます。もっと正当なやり方でスピード感のあるバトルを演出してほしいものです。  
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-10-12 05:58:14)
28.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 《ネタバレ》 
 3作目ともなると主要なキャラクター達は覚えてしまったので、その分見やすくなるというメリット。その一方で、驚きや新鮮さは薄れてしまうというデメリット。まあそれは仕方がないですね。  そうなってくると、『ストーリーの面白さ』『オートボット達の活躍』の2点に目がいきます。  まずはストーリー。『オートボット前リーダー、センチネル・プライムの裏切り』『サイバトロンの地球転送』『人間側の裏切り者』『シカゴ市街戦』などなど。今までよりややサスペンス色の強い感じでしょうか。また、中盤くらいまでは悪い展開ばかりなので、あまり爽快さはありません。やはり『シカゴ市街戦』あたりからが一番盛り上がります。  個人的にこのシリーズで好きなのが、人間も結構活躍するところ。サムがタイマンでスタースクリームをやっつけちゃうのはやりすぎだけど、こういうのが楽しい。本当はラチェットやアイアンハイドをはじめとした他のオートボットにも活躍して欲しいところですが、相変わらずオプティマスとバンブルビーがぶいぶい言わせていますね。  アイアンハイドはまさかの戦死。敵はセンチネルはもちろんのこと、メガトロンやスタースクリームまでいなくなっちゃって、次回作は誰と戦うのだろうと今から楽しみです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-07-13 14:38:13)
29.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 
 ずっと見たかった映画の1つ。子供のときに見ていたアニメの記憶を呼び起こしながら鑑賞。といっても、コンボイくらいしか覚えていませんが。  当時はこーゆー変形ロボットアニメっていっぱいあった。その中でもとりわけ好きだったのが、『実生活に存在する道具への変形』でした。『車両に変形するトランスフォーマー』と『ライターに変形するゴールドライタン』がとりわけお気に入りでした。とゆーわけで、期待を込めての鑑賞です。  はたしてそのビジュアルは、まさに期待通り、いや、期待を超えるものでした。正体不明の戦闘ヘリのトランスフォームで、いきなり興奮がMAXに。次から次に出てくる出てくる。車、パトカー、工事用車両、戦車に戦闘機。ラジカセやら携帯やらまでトランスフォームできちゃうことに感動。最後まで画面に釘付け。本当に楽しいひとときです。  その一方で、不満点を3つ。まずはいらないエピソードをつめこみすぎ。『ハッキングの分析』『取調べ』『めがね探索』『連行』などなど、省略するか短縮しても良さそうなエピソードが多すぎます。これがまさに冗長というのでしょう。それにエピソードと複数機関を入れ込みすぎちゃったせいでさすがにごちゃごちゃしすぎでしょう。  2つめ。ひっぱりまくりの、満を持しての最終決戦。迫力は申し分ないんですが、誰が誰やらわからんですよー。  3つめ。せっかく一人ずつ自己紹介してくれたのに、コンボイやハンブルビー以外に見せ場らしい見せ場がないのが寂しいです。むしろディセプティコンのほうがキャラデザインに個性があってかっこよかったです。  ただ見たいものは見せてくれたし、個人的好みに合致する映画。ノリと勢いで楽しんじゃえ。  オートボットたちが主人公の元に集まるシークエンス。冴えない君だった主人公が、好きな女の子の前で、唯一無二のなんかすげー特別なやつ扱いされる瞬間。嫌いじゃないんだなー、こーゆーの。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-06-17 05:41:30)(良:1票)
30.  ドリームキャッチャー 《ネタバレ》 
 『エイリアンが白血病って。じゃああの母親は何なんだ。』とか、『結局「記憶倉庫」の中でジョンジーが必死に守ろうとしたダディッツの秘密は何?』とか、そーいった細かいことを『気にしない』というおおらかな気持ちでいると、最後までモンスターパニックとして楽しめる良作です。それに、こーゆー真新しさの無い使い古されたプロットが、昭和生まれの自分と相性が良いみたい。食べたことがない料理を食べる、それもまた驚きがあって良いものですが、食べなれた料理を食べるのもまた良いものです。  エイリアンの造形はけっこう好き。グレイタイプのエイリアンがジョンジーの体を乗っ取ってから、やたらおしゃべりするのが個人的にはマイナス。『コミュニケーションがとれる』というのは、恐怖感や緊張感を根こそぎ奪ってしまうようです。  また、4人+ダディッツの少年時代のエピソードが大変良かったので、ビーバーとピートがまるでモブキャラのようにあっさり退場するのにもの凄い違和感。同じ殺されるにしても、4人がみんな主人公みたいなものなんだから、もっと劇的な演出をしてほしいものです。  エイリアンに寄生された動物達や住人達は放置のまま、唐突に訪れるエンドクレジット。この割り切りかた、すごいです。  個人的にはずっと飽きずに、ハラハラドキドキできたんで良作です。
[DVD(字幕)] 7点(2017-09-11 02:17:30)
31.  ドッグ・ソルジャー(2002) 《ネタバレ》 
 こーゆー作品では粗を探さないことがもはや一つの礼儀になりつつあります。  すべての粗に目をつぶれば、それなりにスリリング。  そしてサスペンスフル。  グロ描写もオツ。  中でも、森の中で、軍曹のはらわたを押し込もうとうするシーンはこの作品のハイライト。軍曹、ベストアクトです。  後半は終始暗い画面でごまかしているような感じ。  誰が何をしているのか全くわかりません。  女のスタンスも意味不明。支離滅裂。  『ま、まさか、おまえもこの家の住人だったのか。』  『そうよ。力を解放するわ。』  ってドラゴンボールかーい。  そういえばこの作品はクリリンばっかりで、クーパーと軍曹とライアン以外は区別つかないです。  で、結局あの家の住人は生物型軍事兵器のあわれな末路ってことでファイナルアンサー?
[DVD(字幕)] 7点(2016-07-24 15:26:44)(笑:1票) (良:1票)
32.  トゥームレイダー2 《ネタバレ》 
 1より面白い。1よりスピーディ。1よりドラマチック。1より緊迫感がある。何より1よりアクションが多い。  すべてにおいて、1より少しずつパワーアップしています。  続編としては◎です。  1より見所も多いですね。  特にお気に入りのポイントは2つ。『バイクレース』と、ラストの『クリーチャーとのバトル』。  ここはどちらもA級レベルのクオリティで、素晴らしい完成度。  バイクレースの臨場感、スピード感は最高。迫力満点。でこぼこ道ならではの興奮が味わえます。  そしてラストのクリーチャー。今まで人間同士のバトルがメインだったのに、ここにきて突然のホラーテイスト。意表をつかれながらも、『嬉しい想定外』で、凄く良いです。クリーチャーのアクション、クリエイティブかつエキサイティングで最高ですね。  憎たらしい敵の部隊が、瞬く間に一網打尽にされていく様子は、爽快ですらあります。  視覚効果で楽しむ映画で、ストーリーなんて最初から期待していませんが、今作はストーリーも何気に良かったのでは?少なくとも前作よりかは面白いと思います。  特に、何を企んでいるのかわからないテリー・シェリダンの存在が、絶妙な緊張感を作るのに一役かっています。  少しずつヒントを集め、小さなバトルを繰り返して謎を解いていくプロセスは、ゲームっぽくて非常に楽しい。  オリジナルのゲームは知りませんが、駄作が多いゲームの映画化としては、間違いなく成功している作品だと思います。  また、酷評されることが多いヤン・デ・ボン作品群ですが、どれも個人的には好きなのばかり。『スピード2』ですら結構好きなんですよね。この監督さんとはとても相性が良いみたいです。
[DVD(字幕)] 7点(2016-06-05 02:34:06)(良:1票)
33.  ドラキュリアII 鮮血の狩人 《ネタバレ》 
 個人的には前作より面白いです。  ヴァンパイアに限らず、登場人物の誰もが狂気をはらんだ雰囲気をまとっているのが面白い。恐怖演出も前作より現実味があってパワーアップしている感じがします。  口の中を調べていたら、突然キバが伸びて指を切ったり、そこから少しずつ侵食されていったり、なかなかファンタスティックな演出。  ストーリーの面でも、教授が人間サイドの黒幕として存在し、最後にサプライズをお届けするっていう発想も凝っていて良いですね。  私利私欲にまみれた教授とその友人の卑小な悪役ぶりを見せ付けられると、ヴァンパイアの純粋悪が際立って、もはやダークヒーローの威厳さえ感じます。  前作とのつながりもちゃんとあり、『実はキリストもヴァンパイアだったんだぜ』ってなことを匂わせてからの背後からズドン。ヒロインとユダが手を取りあってエンドクレジットって、なかなか良いんじゃないでしょうか。  ユダを怒らせて顔を食いちぎられた人が、結局吸血鬼として蘇ったときのヴィジュアルがエキサイティングで最高。  本当は8点くらいつけたいのですが、途中若干ダラダラしたので7.5点くらい。とりあえず7点で。  タイトルは原題『ASCENSION(キリストの昇天)』のほうがかっこいいと思うけど、ネタバレになっちゃいますかね。
[DVD(字幕)] 7点(2015-12-13 17:36:51)
34.  ドラキュリア 《ネタバレ》 
 オープニングから現代とゴシックホラーを融合させた雰囲気が際立つ傑作の予感。  しかし物語が進むにつれ、一般的なB級ホラーと変わらない内容に。うーん。残念。もっと面白くなりそうな感じがしたんですけどね。  中盤から後半にかけてはオカルトテイストがより際立ち、更にはアクションも入ってくるわけですが、何しろノリが軽いです。その軽いノリで人間も吸血鬼もばんばんやられちゃいます。まあ良いんだけどさ。  オカルトチックな作品は、今作のようにある程度説明を入れてくれないとわけがわからなくなります。  かと言って、説明過多になると、間延びして退屈しちゃうから大変です。ドラキュリアも例外ではないみたいです。正直中盤くらいにちょっとだるい展開になるんですよね。  『吸血鬼もの』ならではの、被害者の絶望感や悲壮感というものが、どんな作品でも漂うものですが、この作品に関してはそういった情緒は皆無に近いです。  吸血鬼になった人は、皆あっぱっぱーになります。そんで第2の人生を謳歌します。その潔さは良いですけどね。『金よりこっちのほうが良いぜー。ひゃっほー』って言っちゃってますからね。  それにしても『ユダ=ドラキュラ、だから十字架、キリストが嫌い。それは個人的な理由からだった・・。』というのは、なかなか斬新な切り口で面白いです。なのにそれがミステリーやサプライズとしての面白さまで昇華できていないのはもったいない。キリストに、『おまえはこっちの世界に来るんじゃねーよ』って言われたから死ねなくなったっつうのもはた迷惑な話で面白い。キリスト、めっちゃ人間小さいじゃないですか。  総評としては、アクション・ホラー・ドラマパート、どれをとっても1,5流作品といったところですが、相対的に見ると普通に面白いエンターテイメントで悪くないです。ただ少々、特にラスト、ちょっとこじんまりとまとまりすぎちゃいましたかね。  個人的には、いっそマリーだけではなくサイモンも吸血鬼化しちゃって、吸血鬼同士のバトルロワイヤルみたいになるのを密かに期待していたのですが、願い叶わずです。
[DVD(字幕)] 7点(2015-12-05 07:04:04)(良:1票)
35.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 
 サクセスストーリーとして爽快です。人間ドラマとしても、人との絆の大切さを感じさせてくれる傑作です。このクオリティ。これは評価が高くなってしまうのもうなずけます。  でも何故か、私自身は『感動』までには至りませんでした。素直に『面白かった』とは思うんですけどね。  おそらくはひっかかる部分が多少なりともあるからでしょう。  例えば、無断欠勤をしといて夢を語られても、更には感動的なBGM流されても、責任社会に生きる日本人の私にとっては少々違和感を感じてしまうわけです。また、ライリー先生の考え方がやや偏っているのも気になります。『炭鉱』=『かわいそう』みたいな図式が最初から彼女の頭の中にあるのが見え隠れしちゃって、それは教育者として間違っているのではないかと。  炭鉱の中で会話する父と子。誇らしげに子を見つめる父親。これはこれでひとつの幸せの形とも思えるんですけどね。もちろん、夢を諦めずに努力を続けることは素晴らしいことです。ただ、その一方で炭鉱の人生を否定してほしくはなかったです。  また、サクセスストーリーの中でも、具体的に頑張る姿や成長する姿が見られるっていうのは重要です。作中で、夜中にホーマーがクエンティンを訪ねて、『ここの三角関数を解いてくれ。』と頼むシーンがかなり好きです。数学が苦手なのに、独学で勉強して、火事の濡れ衣を晴らすシーンは最高です。こういったシーンがもっと盛り込まれていたら、最後の感動はより大きなものになったかもしれません。もちろん最優秀に選ばれるシーン、父親がロケットを見にくるシーンだって素直に良かったと思えます。こういったシーンがあるだけでも、この作品は見る価値があるかもしれないですね。  最後に、お母さん、そしてクエンティン。大変良かったです。ロケット作成を通してクエンティンとの友情が深まっていくのは本当に良かった。そして母親が素晴らしい。親の厳しさや優しさが伝わってくる映画は心に残りますね。 
[DVD(字幕)] 7点(2015-01-30 03:50:08)(良:1票)
36.  トイ・ストーリー2 《ネタバレ》 
 前作の良さを引き継ぎながら、本作ならではの面白さが追加された上質のエンターテイメント作品。楽しさ、面白さの中に、やはり胸を打つシーンが用意されているのも前作同様。言わずもがなそれはジェシーの回想シーンです。前作ではバズが自分がおもちゃだと気づいちゃうシーンで切なくなったものですが、よもやあの気持ちを上回るエピソードを用意してくるとは思いませんでした。まじで切ないです。  人間にとっても不老不死ってのは永遠のテーマであるような気がします。それがおもちゃにとっての博物館。ですが今作ではその博物館へ行くことが本当に究極の幸せの形なのかという問題提起を、ストーリーの中に自然に浮上させている点が素晴らしいと思います。そしてその選択に葛藤するウッディは、まさに不老不死を夢見る人間を鏡写しにした姿かもしれません。死とは誰にとっても恐ろしいものなんでしょう。かと言って『いつか来る死にびくびくしながら人生を台無しにしちゃっていいの?』っていう問いかけが劇中バズから投げかけられます。その問いかけに対するひとつの答えをウッディは悩みながらも答えます。でもそれが、このポップで暖かいアニメだからすんなり心に入ってくるのが 嬉しいです。  そういえば前作ではほとんど活躍の場がなかったポテトヘッド、スリンキー、レックス、ハムがメインのストーリーに進出してくれたのはかなり盛り上がりました。特にスリンキーはお気に入りです。レックスは邪魔しすぎ。全員で、せーので自動ドアを開けるシーンが最高に好きです。  ラストのNG集の遊び心には感動すら覚えます。いや、本当に凄いです。このディズニーの『サービス』にかける情熱は右にでるものはいないんじゃないかとすら思います。その根底にあるのは、ただただ見る人に楽しんで欲しいという真心なんでしょうか。心が洗われるようです。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-06-30 17:30:32)(良:1票)
37.  トイ・ストーリー 《ネタバレ》 
 『面白い』や『かわいい』だけでなく、感動があるのがディズニーですね。CGの技術に頼りきっていないストーリーの面白さが素晴らしいと思います。  特に今作は、あくまで子供向け子供目線で作られているのでしょうが、台詞の一つ一つを吟味すると、大人目線でも楽しめる妙があります。例えば、現在の職場、『飽きっぽいアンディ』。もっと良い職場があるのではと、再就職先に選んだシド。ところがこの再就職先はとんでもないブラック企業。結局アンディの良さを再認識することになるっていうのは、現実世界でも日常的にありそうです。まあ本作ではウッディ達は再就職したくてしたわけじゃないんですけど。  また、子供には良い教訓映画になりそうです。『物にも命があると思って大切にしましょう。』『一度失った信頼は簡単には取り戻せない。』子供達に、理屈ではなく感覚で学んで欲しいことを感じてもらえそうですね。  私は個人的に、バズがCMを見るシーンでアイデンティティーについて考えさせられました。ってゆーか、バズは一瞬落ち込みましたが、じゃあ私達人間のアイデンティティーっていったい?そう考えると人間もおもちゃも大差ないのかもしれないです。  それにしてもこのアニメとしての安定した面白さはいったい何なんでしょう。オープニングのプレゼント偵察をラストにもう一回もってくるところなんか、お約束中のお約束ですが、こんな演出がたまらなく楽しいです。  ウッディが前半ちょっと嫌な奴だったり、自分をスペースレンジャーだと信じきっているはずのバズがおもちゃのふりをしたり、まあ正直マイナスな部分もあるっちゃああるんですけど、それでもさすがディズニー、そしてピクサーのアニメは夢があって楽しいですね。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-06-30 01:13:45)(良:1票)
38.  ドラゴンハート 《ネタバレ》 
徳のある勇敢な騎士と、心優しいドラゴンが友情を結び、八百長試合で善良な村人たちからお金をまきあげる話ですね(笑)。とても面白かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-07 19:42:36)(笑:1票) (良:1票)
39.  トリプルヘッド・ジョーズ<OV> 《ネタバレ》 
 な、なんてこった・・・・・!  まさか、・・・まさか、・・・・誰も脱がないなんて・・・  いったい何を考えているんだ・・・  とまあ、それはさておき。今回最大の見どころは、なんといってもダニー・トレホVSサメ。  サメと戦うダニー・トレホを見られるのは、この作品ぐらいではないでしょうか。  サメの首をでかいナイフで切り落としちゃうダニー・トレホ。  その直後に食べられちゃうダニー・トレホ。  いやー、作り手のみなさん、よくわかってらっしゃいますね~。ダニー・トレホの正しい使い方!  ちなみに、オープニングはともかくとして、前半すごく真面目です。  チョーB級映画なのに、A級っぽい雰囲気作ろうと必死です。  でも研究所が襲われたあたりから次第にボロが出始めて、本来の自分を取りもどしはじめます。  『はっ!そうだ・・・オレはB級映画だった・・・。何をかっこつけていたんだ・・・』  そこからは、後半、そして終盤になるにつれ、登場人物達の知能指数は急下降。見事なまでに下がっていきます。  なにせ誰も本気で生き残ろうなんて考えていません。(多分)  『さて、どうサメに喰われてやろうか?』みんなそればっかり考えています。(多分)  だから前半は退屈ですが、後半はもっと退屈です。  でも、こーゆーバカ映画が作り出す退屈な雰囲気、結構好きなんです。  前半を我慢すれば、中盤以降はきっとあなたが見たいものを見せてくれる、そんな映画です。
[DVD(字幕)] 6点(2024-06-07 22:45:51)(良:1票)
40.  飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲 《ネタバレ》 
 『悪魔のいけにえ』の良さや怖さっていうのは、レザーフェイス単体にあるのではなく、ソーヤー一家の狂気と共にあるんじゃないかな。  もちろんレザーフェイスはソーヤー一家の象徴のような存在。  彼なくして『悪魔のいけにえ』は語れない。  でも彼だけでも『悪魔のいけにえ』は語れないのです。  で、副題の『レザーフェイス一家の・・・』っていうのはどうなの?って思った次第ですが、・・・なるほど、あなたが家族に加わるわけですね。  でもあなた、会ったばかりの従妹に友人殺されてますが、それはいいんですか?  1人は完全にレザーフェイスにやられちゃってるし、2人は事故死だけどレザーフェイス絡みの関連死のようなもんだし。  友人や恋人が死ぬ原因となった相手をよく許せますねー。  ストックホルム症候群というやつか?  確かに街の人間はクズですが、そもそも悪いのはソーヤー一家ですからねー。  レザーフェイスが出ているだけで、中身はただのスラッシャー映画。  リメイク作品ではテキサス・チェーンソーのほうがオリジナルの怖さを踏襲していると思います。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2024-04-14 20:13:31)
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