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かたゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1894
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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21.  X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 
正直、このシリーズには何の思い入れもなかったのだけど、最近観た『キングスメン』というスパイ映画がすこぶる面白かったので、同監督がメガホンを取った本作をあらためて鑑賞してみました。うーん、確かに面白かったのだけど、やはりこのシリーズを好きかそうでもないかで評価が分かれると思います。僕は後者なので、評価は若干厳しめです。やはりマシュー・ヴォーンの才能はこういう真面目なヒーローものより、もっとぶっ飛んだ悪乗り系の作品の方が映えるんじゃないでしょうか。
[DVD(字幕)] 6点(2016-11-13 01:10:42)
22.  エンダーのゲーム 《ネタバレ》 
「姉さんへ。僕はこれから敵の母星に程近い訓練基地に向かいます。そこで最終試験を受け、合格すれば、僕は侵攻艦隊を任されることになります。本当は嫌だけど、戦争は避けられないでしょう。姉さんの無事を祈っています。エンダーより」――。凶悪な異星生命体“フォーミック”の突然の襲撃により、滅亡の危機へと陥ってしまった未来の地球。人類は偉大な英雄の犠牲により、辛うじて敵を追い返すことに成功するのだった。だが、戦力を回復した敵の再襲撃が近いことは明白だった。人類は世界中から天才児を集め幼いころから英才教育を施し、彼らにすべての希望を託したのだった。その中の一人である聡明な少年エンダーは、訓練施設内で様々な葛藤を抱えながらも仲間たちと共に少しずつ成長してゆく。人類の未来を守るために……。数々の権威ある賞に輝くベストセラー小説を、ハリソン・フォード&ベン・キングスレー主演で映画化したごりごりのSF作品。徹底的に拘りぬいて創られたであろう、その美麗な映像は確かに見応えありました。冒頭の訓練施設内での、『フルメタルジャケット』のハートマン軍曹へのオマージュとも言える描写が象徴するように、SFの枠を借りながらも戦争がもたらす人間性の破壊とそれでも戦争を続けざるを得ない人間の宿命を寓意的に描き出す、その視線の鋭さには感服するものがあります。そして、この全編に横溢する半端じゃない緊張感にも圧倒されました。ただ…、あくまで個人的な好みなのだけど、僕はこういう登場人物誰一人として最後まで心の底から笑わず、ずっと眉間に皺を寄せて、延々とクソ真面目に任務を遂行するような超クソ真面目な作品って個人的に苦手なんですよね~。この子供たちっておならとかしないんですかね(笑)。それに、終盤辺りまで一向に敵と開戦しないものだから「あんたら何時まで訓練しとんねん!」と突っ込みそうになったら、最後に「実は…」という展開を見せるところも僕は「はぁ、マジで(怒)」って感じでした。そこのところを許容できるかどうかが、今作の評価の分かれ目でしょうね。でもまあ、通好みのハードSF作品として、「スタートレック」や「エヴァ」シリーズが好きな人は充分楽しめると思います。主人公エンダーを演じた少年の目力も凄かったですし。
[DVD(字幕)] 6点(2014-11-02 00:49:12)
23.  エンド・オブ・ウォッチ 《ネタバレ》 
俺は警官だ、お前を逮捕する。法律は俺も嫌いだが、犯罪者は鉄の檻にぶち込む。殴られれば殴り返す。撃たれたら撃ち返す!だが、警官だって人間だ。血も流せば、悩み苦しみ、人を愛しもする。それでも俺たちは仲間のためなら身を投げ打ってでも助けに行く。バッジと銃を持つ運命、今日も俺は相棒とともに街へと繰り出す――。世界でも有数の治安の悪さを誇る大都会LAで、警官として多忙な日々を送るブライアンと彼の相棒マイクとの常に死と隣り合わせの危険な日常を、ドキュメントタッチの乾いた映像で描くポリスアクション。冒頭から、彼らの車載カメラと手にしたビデオカメラのブレブレ映像が続き、これはいわゆるPOV作品の警察バージョンなんだろうな~と思いながら観ていたのだけど、完全にそうでもなくて、場面転換に夜の街の空撮映像が差し挟まれていたり、現場へと踏み込んでいく場面で急に二人の後からその姿を追う神視点の映像に切り替わったりと、その二つの映像を使い分ける絶妙のバランス感覚に監督のセンスを感じました。おかげで彼らと凶悪な犯罪者たちとの鬼気迫るようなやり取りや、緊迫感溢れる銃撃戦など、まるで自分もその場に居合わせたような臨場感を味わうことが出来たっす。それにしてもアメリカの警察にだけは絶対に就職したくないですね~、片目にナイフをズバッとなんて目には死んでも遭いたくない(笑)。最後に描かれる、そんな危険な日常を少しでも和らげようといつものように軽薄でくだらない会話を交わす彼らの姿が、その後の哀しい展開を思うとなかなか切ない余韻を残してくれます。ただ、中盤の中だるみ感はもう少し何とかして欲しかったですかね。結婚式のシーンをもう少し削って、90分くらいに纏めてくれればもっと良かったかなとも思いました。いやー、それでもけっこう面白かったっす。
[DVD(字幕)] 6点(2014-05-06 21:26:33)(良:1票)
24.  エンド・オブ・ザ・ワールド(2012) 《ネタバレ》 
小惑星が突入してくることが分かり、人類滅亡を3週間後に控えた地球。絶望的な世界で、静かに死を迎えようとする人、享楽的な馬鹿騒ぎに浮かれる人、自暴自棄から暴動を起こす人たち…。そんななか、妻に去られた冴えない男ドッジは天真爛漫で常に前向きな女性ペニーと出会う。迫りくる暴動から命からがら逃げ出した二人は、それぞれの目的のために捨てられたプードルと一緒に旅に出ることに。ドッジは昔の最愛の恋人へと再会するため、ペニーは大事な家族の元へと帰るため。最初はぎこちなかった彼らだったが、世界の終末で共に様々な出来事を経験するうちに、いつしか二人の仲は縮まってゆく。特異な状況下で描かれる、ストーリー自体はいたってシンプルなロードムービー。世界の終末を描きながら、この最後まで徹底的に軽~い明る~い雰囲気を貫き通したセンスは新しいと感じました。徹底的に暗~い重た~い鬱的アプローチで同じテーマを描いた、ラースフォントリアーの「メランコリア」躁バージョンといった感じですね。この2本を続けて観ればちょうどいい精神状態が保てると思います(笑)。人類滅亡が間近に迫っているのに普段通り仕事をするメイドや、「俺は必ず生き延びてやるぜ」と仲間と共に地下室へと立てこもるペニーの元カレ、そして悲劇であるのに悲愴感を微塵も感じさせない美しいラストなど、物語を彩る多彩なエピソードの数々も印象に残りました。後半から世界の終末という設定が巧く機能していないような気もするけど、それでも斬新な設定を瑞々しいセンスで描き出した、将来性を感じさせる監督のデビュー作。うん、なかなか良かったっす!
[DVD(字幕)] 6点(2014-01-11 11:01:48)
25.  L.A. ギャング ストーリー 《ネタバレ》 
1949年、人々の欲望渦巻く大都会LA。暗黒街では、残虐な元ボクサー・コーガンが圧倒的な力でギャングたちを支配していた。警察、判事、保安官らが次々と買収されていくなか、業を煮やした警察署長がある一人の警官に極秘任務を命じる。毒をもって毒を制す!決して悪を許さない熱い男オマラの元に集まった仲間たちは、コーガンの組織をぶっ潰すために孤高の戦いを開始したのだった。絶対に買収されない、まさに〝アンタッチャブル〟な男たちの姿を描いたこてこてのノワール作品。――って、だからこれってもう「アンタッチャブル」じゃん(笑)。さすがにオリジナリティなさ過ぎだって、これ。それにあまりにも行き当たりばったりな作戦の数々が何故か次々成功するのを、ただ運が良いだけで済ませちゃうのもなんだかなー。でもまあ、さくさく進む分かりやすいストーリー展開に男汁120%のダンディな役者陣が織り成すこってり濃厚な映像世界とかはけっこう楽しめました。ということで、不満は多々あれど、ぼちぼち面白かったかな。風呂上りに、ビールと枝豆片手に肩肘張らずに観るには最適な映画だと思いまーす。
[DVD(字幕)] 6点(2013-12-14 09:06:18)(良:2票)
26.  エニイ・ギブン・サンデー 《ネタバレ》 
オリヴァー・ストーンらしい、とにかく熱い男たちの映画。アメフトのルールすら知らないけれど、そこはちゃんと見せ方を心得ているストーン監督らしく、ちゃんと楽しめる映画に仕上がっている。余談だけけど、あの目ん玉飛び出るシーンはちょっとトラウマになった。あそこだけ妙に浮いている気がするのは僕だけ??
[DVD(字幕)] 6点(2012-05-27 23:14:46)
27.  選ばなかったみち 《ネタバレ》 
認知症に苦しむ初老の作家と彼の娘であるキャリア・ウーマン。父である作家は混濁する記憶の中で重大な選択を迫られた人生の岐路を回想し、娘は現在取り組んでいる大きなプロジェクトに心をすり減らしている。そんなある日、父親の病状がもはや保護が必要なほど悪化していることが判明し、娘は大事なプレゼンを遅らせ父の元へと向かうことに。駆けつけた娘に父は幾つもの知らない名前を告げ、急に大声をあげたり涙を流したりするのだった。離婚した母親に連絡を取るもとてもじゃないがほったらかしには出来ない。だが、このままプレゼンをキャンセルすれば大事なプロジェクトから外されてしまう。果たして彼らが選んだ道と選ばなかった道とは?これは、そんな人生の重大な岐路を迎えたとある親子の一日を終始淡々と見つめたヒューマン・ドラマ。名優ハビエル・バルデムと人気若手女優エル・ファニングが共演ということで今回鑑賞。監督は、過去に『ジンジャーの朝』という微妙な作品を撮ったサリー・ポッター。個人的な感想を述べさせてもらうと、「中身の薄い雰囲気ごり押し映画」。それ以上でもそれ以下でもありません。認知症を患う父を病院へと連れて行こうとする娘の悪戦苦闘と、そこに父の回想シーンを意味ありげに織り交ぜてるだけでそれ以上に深化していかないのがこの作品の弱いところ。特にこの回想シーンが、いくつかの時代を織り交ぜて描いているのに、監督の力量が追い付いていないのか、父のいつの頃の話なのか極めて分かりづらい!!ここらへんをもっとちゃんと描くべきだった。最後も、「パパがどうなろうと私はパパの娘だから……」と泣きながら娘が心情を吐露して終わるという、何とも薄っぺらい結論。いやいや、これ、父親の過去の物語となんにも繋がってませんやん。まあ映像的には品があって良かったのとすっかり大人になったエル・ファニングちゃんが相変わらず奇麗だったので、5点。
[DVD(字幕)] 5点(2023-07-05 07:27:47)
28.  エルヴィス 《ネタバレ》 
歌のシーンは良かった!!でもそれ以外はビミョー。バズ・ラーマン監督のこーゆーぶっ飛び演出は伝記ものと相性悪いんじゃない?
[DVD(字幕)] 5点(2023-06-01 05:15:44)
29.  永遠の門 ゴッホの見た未来 《ネタバレ》 
情熱の画家、ゴッホの波乱万丈の生涯を終始淡々と見つめた伝記映画。そんな不世出の画家を演じたのはまさに嵌まり役というしかないウィレム・デフォーで、本作でアカデミー主演男優賞にノミネートされております。確かにもう本人としか思えないほど役になり切った彼の演技は素晴らしく、何度も自画像で見てきたあの人が南仏の雄大な大自然を背景にキャンバスに絵筆を動かしている〝画〟は感動的ですらありました。ただ、お話的には正直微妙。こんなに有名でありながら未だミステリアスで神秘的な魅力を放っている人物を扱っているのに、どうしてここまで退屈なお話に仕上げてしまったんでしょう。今でこそ何億もの値が付くというのに生前自らの絵は三枚しか売れなかったという不遇の境遇、日本の浮世絵との運命的な出会い、社会的に成功した弟テオとの関係、そして画家ゴーギャンとの確執とあの有名な「耳切り」事件……。彼の生涯の重要なトピックとなるであろうそういったエピソードが、ことごとくスルーされてしまっているのはそういう狙いなんですかね。特にあの耳切り事件に至る過程など、画面が切り替わったらもうあっさり切っちゃってましたというのは、さすがに端折り過ぎっしょ!一観客としてはそこが一番知りたかったところなんですけどね。そうかといって彼の名画の数々――ひまわりや幾つもの自画像、そして晩年の傑作とされる星月夜の創作過程に迫るのかと思えば、それも気づいたら描き終わってましたって、いくらなんでもクローズアップするポイントがおかし過ぎます。ただひたすら観念的な芸術論が最後まで延々続き、もうほんと退屈。こんなに魅力的な題材を扱い、しかも役者陣の演技も素晴らしいのになんとも勿体ない。映像の美しさとウィレム・デフォーの熱演に+1点!
[DVD(字幕)] 5点(2021-03-23 23:42:07)
30.  エンジェルの狂気 《ネタバレ》 
かつて荒れた生活を送っていたものの、臨死体験を経験してからは生まれ変わったように神秘的な世界に傾斜し始め、いまや心理セラピストとして活躍するトミー。愛する妻にも恵まれ、本の売れ行きも好調な彼の前にある日、刑務所に服役していた兄が数年振りにやって来るのだった。昔のチンピラ仲間との関係を清算するために大金が必要だと願う兄のために、トミーはサイン会に来ていたエンジェルと名乗る怪しげな中年男性と連絡を取る。自分にしか見えない死んだ母の霊に悩まされているというエンジェルは、トミーに個人的なセッションを施してくれと言うのだ。金のために仕方なくエンジェルのセラピストとなるトミー。だが、彼は次第にその狂気性をあらわにしてゆく。やがて〝エンジェルの狂気〟を持て余し始めたトミーは、とうとうセッションの中断を申し出るのだった。だが、それを聞いたエンジェルはついにその内に秘めていた真の狂気を爆発させ、トミーを自宅の地下室へと監禁すると2人きりのセッションを再開させるのだった……。母の死や妻との離婚によって精神疾患を患ってしまった孤独な中年男性エンジェル、彼によって地下室へと監禁されてしまったそんなセラピストの恐怖を描いた密室型サイコ・サスペンス。と、スティーブン・キング原作の同じく監禁型サイコ・サスペンスの秀作『ミザリー』を髣髴させる本作なのですが、そんな狂気に囚われた孤独な中年男性を実力派俳優のフォレスト・ウィッテカーがリアルに生々しく演じていることもあり、僕は最後まで緊張感を途切れさせずに観ることが出来ました。鎖に繋がれ自由を奪われた主人公に対して、次にどんな〝痛い〟ことを仕出かしてくれるのか全く予想がつかない(床に転がる様々な工具がこれまたヤな感じ!!)F・ウィッテカーの不気味な佇まいは、まさに『ミザリー』のキャシー・ベイツにも匹敵するほど怖かったです。地下室でそんな残虐行為に及びながら、階上に戻ってくると幼い娘を溺愛する優しい父親に戻るところなんてなんとも不気味。ただ……、肝心のストーリーの方が物凄くこじんまりと小さく纏まってしまっているのと、後半設定上の明らかな破綻のあるのが本作の難点。特に、最後に明かされるエンジェルの母親の死の真相がかなり強引で説得力に欠けるのが残念でした。それに最後のオチもかなり後味悪いですし…。と、いろいろと惜しい作品でしたね、これ。うん、5点!
[DVD(字幕)] 5点(2016-01-11 13:06:00)
31.  エージェント・マロリー 《ネタバレ》 
主にスパイ活動を行う民間企業にエージェントとして雇われている、凄腕の女性スパイ・マロリー。バルセロナで人質奪還という任務を無事に果たし、優雅なバカンスへと旅立とうとしていた彼女は、上司から簡単な任務だからと強引にとある仕事を引き受けることに。だが、それは彼女を破滅へと陥れる危険な罠だった…。そんな窮地へと追い込まれた現在の彼女と、そんな状況に陥るまでの過去の彼女をテンポよく交互に描く前半部分は、ノリの良い音楽や豪華俳優陣の華やかさもあって、けっこう楽しんで観れました。だけど、ストーリーが現在へと収斂されてからの後半部分は見事なまでにグズグズに。それに、マロリー役の女優さん(?)、ちょっぴりお顔が大きいせいか、いまいちスタイリッシュな女性スパイというイメージに合ってないような…。でもまあ、典型的なソダーバーグらしいおしゃれで薄っぺらいアクション映画ということで、適度な暇潰しにはなると思います。 三日も経てば、完全に記憶から消え去りそうだけどねー。
[DVD(字幕)] 5点(2013-10-13 18:50:00)
32.  エレベーター(2011) 《ネタバレ》 
とある高層ビルのエレベーターに乗り合わせた様々な人たちが、とある事情により49階で閉じ込められてしまい、とある事情により二時間後に爆発する爆弾と一緒であることを知り、そしてとある事情により密室での息詰まるような人間ドラマが展開されてゆく。という、よくあるシチュエーションスリラー。こういう作品って安価に作られるし(セット代かかんないしね)、気軽にハラハラドキドキしたいという需要もけっこうあるから、昔からほんとに沢山作られてきたのだけど、そういう作品ってほとんど場面の画が変わらないから観客の興味を持続させるために練られた脚本力と誰も見たことがないような斬新なアイデアが不可欠なのだけど、この作品にはそのどちらも弱い気が…。このラストだと、あの可哀相なおばあちゃんの無念が結局晴らされていないからとっても消化不良感強し。これなら、あの会長を太った設定にして、最後、自分の強欲の象徴のような太った身体のせいで爆死したのは実はあの会長でしたってオチにしたほうがすっきりして良かったと思うのだけど。それでも、後半の腕チョンバシーンとおばあちゃんの死体解体シーンの「ひえぇぇ…」なグロさはなかなか見応えありました(笑)。
[DVD(字幕)] 5点(2013-09-30 22:45:37)(良:1票)
33.  エレクトリック・ミスト 霧の捜査線 《ネタバレ》 
途中までとても良い雰囲気だったのに、話を詰め込みすぎたせいか後半が非常に散漫な印象。猟奇殺人のミステリーなのか、アル中主人公の幻覚妄想からの立ち直りなのか、ジョン・グットマンを中心としたクライムサスペンスなのか、そのどれもが中途半端。最後のオチが、キューブリックの超有名な映画のオチをまるまるパクってしまっているのが、その中途半端さを象徴している。
[DVD(字幕)] 5点(2012-05-07 06:28:25)
34.  X エックス(2022) 《ネタバレ》 
アメリカ南部の保守的な田舎町にポルノ映画を撮りにきた男女6人組が遭遇する恐怖の体験を濃厚に描いたスリラー。僕のお気に入りのそばかす美少女ミア・ゴスちゃんが出ているということで今回鑑賞してみました。が、正直さっぱり面白くなかったです!!今どきのチャラチャラした若者が泊まった民泊のオーナーが実は恐怖の殺人鬼夫婦だった!という、捻りもなんにもないお話。お決まりのスプラッター描写もこれまで同ジャンルの映画でさんざん見てきたようなベタなものばかりで、古臭いったらありゃしない。しかも最初の殺人が起こるまでがけっこう長くて、この中だるみ感に終始睡魔が……。また、画面がずっと暗くて見辛いのも大いにマイナス。最後のオチも放り投げっぱなしの胸糞悪い代物で怒りすら湧いてきそうでした。全裸にオーバーオールという、裸にエプロンと同じくらいエロい格好でずっと出ずっぱりだったミア・ゴスちゃんに+1点!
[DVD(字幕)] 4点(2023-02-23 08:43:17)
35.  エリザベス∞エクスペリメント 《ネタバレ》 
舞台は、人里離れた小高い丘の上に建つ豪華な別荘。そこに、持ち主であるノーベル賞を受賞した老科学者が若き婚約者を連れてやってくるところから物語は始まる。婚約者の名は、エリザベス。まるで人形のような完璧な美貌の持ち主である彼女を迎え入れるのは、科学者の息子である盲目の若者と家政婦のような謎の女性。誰もが何か秘密を隠しているような別荘の中で、科学者とエリザベスの愛欲に満ちた新婚生活が始まる。沢山の高価な服に高級な家具調度品、何不自由ない満たされた日々。だが、エリザベスは拭い切れない違和感を抱き始めるのだった。夫の目を盗み、秘密の地下室へと忍び込んだエリザベスは、そこであり得ないものを発見してしまう。それは昏睡状態で保存された、自分と瓜二つの若き女性だった――。果たして自分は何者なのか?エリザベスの出生の秘密を巡り、衝撃の物語が今幕を開ける……。とまあ、ここでぶっちゃけてネタバレすると彼女はこの科学者が創り出したクローンなわけなのですが、こんな単純なお話なのに、こんなにこんがらがったストーリー展開にする意味が分からない作品でしたね、これ。エリザベスの基となった人間はこの科学者の亡くなった奥さんで、しかも6体しか作り出せなかったのに、約束破って秘密の地下室に入ったからって簡単に殺しちゃうこの科学者の行動がまず意味不明過ぎます。物凄く怪しさ満点でしかも指紋認証で簡単に入れるのに、「この部屋に入ってはいけない」なんて言ったら誰だって入りたくもなりますって!え、これは「ここには誰も隠れてへんで!」って言う往年の吉本新喜劇のネタですか(笑)。さらにこの別荘の住人である女性科学者の謎の経歴やら実は息子もクローンだったという無駄にややこしいうえにさして盛り上がりに欠けるエピソードを絡めてくるもんだから、後半はもう眠たくって仕方なかったです。中途半端に哲学的な会話を盛り込んでみたり、全編にわたって変に凝った撮り方をしたりするのもこの面白くなさに拍車を掛けています。大胆なヌードを披露してくれたエリザベス役の女優さんも確かにキレイなんですけど、なんだかお人形さんのような作り物めいた感じなので、そこまで僕の股間に響かず…。うーん、観るだけ時間の無駄の凡作でした。4点!
[DVD(字幕)] 4点(2020-02-16 23:52:45)
36.  エベレスト 3D 《ネタバレ》 
こんなけ豪華な役者陣を使っておきながら、登場人物の誰一人としてキャラが立ってなーーい!!脚本に全く起伏がなーーい!!と、エベレストと言いながら、近所の里山くらいのレベルの映画でありました。
[DVD(字幕)] 4点(2017-01-12 22:48:55)
37.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 
超高級食材である松坂牛ばかり集めて作られた、こってこての脂身たっぷりの〝肉しか入ってないすき焼き〟のような映画。「見た目もゴージャスだし、最初のうちは旨いし、確かにお腹もいっぱいになるのだけど、やっぱり春菊も食べたいし白菜も食べたいし豆腐だってうどんだって椎茸だって欲しいっつーの」という前作を観た人たちの多くが感じたであろう不満に応えるかのごとく、今作では春菊的存在であるマギーが満を持して投入!でも……、やっぱり周りの濃い~~肉汁にあっという間に染められて、ほとんど彼女の存在感ゼロ。ほんじゃまか石塚とか三瓶とか内山くんみたいな特殊な食癖な人にはうけるんだろうけど、僕みたいなもともと食の細い人間にとっては「やっぱ肉ばっかのすき焼きは美味しくねーって!」。
[DVD(字幕)] 4点(2013-08-17 21:06:54)
38.  エイリアン3 《ネタバレ》 
確かに独特の映像世界を持った監督の長編デビュー作としては(まぁ瑕疵はあるとしても)そこそこの佳品として認めるのだけど、やっぱり新たな世界を作り上げるために前作で物語のキーパーソンだったニュートを安易に死んだことにしてしまったのは、どうしても個人的に納得できない。それは、傑作だった前作を否定してしまうことになるんじゃないですか?だから最後まで乗り切れなかった。残念(『ターミネーター3』ほど冒涜的じゃないけれど)。
[DVD(字幕)] 4点(2013-04-21 18:32:22)
39.  エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 《ネタバレ》 
これを唯一無二の独創的なユーモアセンスだととるか、単なる悪趣味な悪ふざけだと捉えるかで大きく評価が分かれる作品。自分?完全に後者です。
[DVD(字幕)] 3点(2024-04-13 13:05:55)
40.  エージェント・ウルトラ 《ネタバレ》 
戦車は進む。マンデルブロ集合が動く。コーラスは破られ、ボールを受け止める――。アメリカの片田舎で平凡なコンビニ店員として働くマイクは、どこにでもいるような冴えないフリーター。自己主張が苦手で漫画を描くことが唯一の趣味、マリファナを愛好し多少のパニック障害も患う彼だったが、それでも長年付き合っている彼女フィービーとそれなりに毎日をやり過ごしている。そんなある日、サングラスを掛けた謎の女がコンビニで働くマイクの前に現れる。唐突に意味不明な言葉を投げかけると、何事もなかったかのように店から出ていく女。だが、その言葉を聞いた瞬間、マイクの中に眠っていた何かが目覚めるのだった。直後に現れた二人組の車泥棒を、なんと彼はスプーン一本であっという間に殺してしまう。どころか一度も握ったこともない銃や兵器を難なく使いこなせるようになっていた。そう、彼はかつてCIAが開発したトップ機密の凄腕エージェントだったのだ!動き出したCIAの激しい追跡が始まる中、マイクは唯一の理解者であるフィービーと共に決死の逃亡を図るのだったが……。覚醒したコンビニ店員と彼を追うCIAとの激しい攻防を小気味よく描いた青春スパイアクション。とにかく一言言わせてください。これ、むちゃくちゃテンポが悪かったんですけど!!こういう気楽に観るタイプのエンタメ映画には、サクサク進むノリの良さが最も必要なのにそれが一切ありません!!あまりにもだらだらした展開に何度も睡魔に襲われてしまいました。きっとマシュー・ボーンを思いっきり意識して撮られただろうアクションシーンも、本家に比べて圧倒的にセンスが不足しているせいで全くキレがないし。脚本もとにかく矛盾だらけ。結局あのタフガイと呼ばれてた人たちは何だったの?あの悪玉のボスはいったい何がしたかったん??主人公の彼女の目的も意味不明。90分がものすごく長く感じちゃいました。観るだけ時間の無駄の凡作です。3点!!
[DVD(字幕)] 3点(2017-04-23 00:12:49)(良:1票)
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