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ドラえもんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  バートン・フィンク
壁紙が徐々にドロドロと捲れてくるというだけで何故か恐怖感を煽られるという、実に不思議な感覚を持った、全く新しいタイプのスリラーだ。全体の雰囲気はいかにもコーエン兄弟らしくひたすら陰鬱でスタイリッシュだし、その何とも不条理でアブノーマルな作品世界は斬新で独創性に満ちている。過去のどの作品とも違うオリジナリティを感じるし、ストーリーよりも映像で語る種類の作品だと思う。
9点(2001-08-25 23:43:39)
22.  パール・ハーバー
ハリウッド映画なんだから日本人の描き方が奇妙なのはいつもの事で、今更とやかく言ってもしょうがない。所詮よその国のことはお互い理解できない部分が未だに存在するのだから、我々も偉そうな事は言えない。で、良くも悪くも予想通りの作品だが、M・ベイの前作「アルマゲドン」より少しは好感がもてる出来に仕上がっている。エンターティンメント作品として見た場合、彼のアクション監督としての才能が十分に生かしきれていると思うし、なんともチャーミングなK・ベッキンセールに思わず評価を上げてしまった。
7点(2001-08-19 00:56:03)(良:1票)
23.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
まさにエンターティンメントの極致。“見世物映画”としては、ここ数年の中でも最高ランクの作品だと思う。この圧倒的なパワーの前では、見当違いの映画評論などブッ飛んでしまう。最初から最後までまさに全編クライマックスのオンパレードで、この徹底的したサービス精神には、もう感動して平伏すしかない。S・ソマーズ監督の“どうだ参ったか!”と、一人ほくそえんでいる顔が見えてくるようだ。
9点(2001-06-16 23:49:50)
24.  バガー・ヴァンスの伝説
R・レッドフォード監督作品って真摯で爽やかな印象というのが身上だが、ややもすると真面目すぎて面白みに欠け、どうしても印象が希薄になりがちだ。が、本作に関しては何と言ってもキャスティングが素晴らしく、又、演出的にはメリハリのある良い意味でのケレン味があり、最後までグイグイ引っぱられていくパワーを感じてしまう。あたかもバリー・レビンソン監督の作風に近いものがあり、思わず彼自身の名作「ナチュラル」を連想してしまった。ラスト、沈む夕陽にひときわ輝く満足感溢れる晴れやかな男たちの表情は、まさに爽やかな余韻を残して感涙ものだ。
8点(2001-06-16 23:34:48)
25.  ハンニバル(2001)
できることなら続編は作って欲しくなかった。あの鉄格子ごしの刹那的なラブ・ストーリーを超えうるような傑作など生まれようも無いと、固く信じていたから・・・。案の定と言うべきか、やっぱりと言うべきか、登場シーンの多い割に印象の希薄なJ・ムーアは、A・ホプキンス=レクターのさらなる“博士の異常な愛情”ぶりでの貫禄負けばかりではなさそうで、J・フォスターのどこか頼りなげで、何かを訴えているような眼差しが彼女には欠けている点で、これはかなり致命的だ。かなり損な役を受け継いだものだと思う。リドリー・スコット監督お得意の光と影の演出も、はたしてこの作品に本当に必要だったかどうかは疑問が残るし、クライマックスのディナーも、あそこまで“あからさま”にされると、よく出来た作り物にしか見えなくて、現実感に乏しい印象しか残らない。。
7点(2001-05-20 19:59:25)
26.  パニック・イン・スタジアム
不特定多数の人間を標的にする影なき狙撃者。まさにスタジアムをそのまま人質にしたかの様なイメージには、背筋が凍る思いがする。とりわけSWATが銃撃戦に備えて照明塔に登るけれど、逆に狙撃されて命綱でつながれたまま宙吊りになってしまう。試合に熱中している観客誰一人それに気づかないという描写のリアルさが凄い。作者が言いたかったのは、結局誰にでも狙撃者に成り得るという、現代の怖さということに他ならないという事だろう。
7点(2001-04-15 20:10:11)
27.  バニシングIN60”
「60セカンズ」のオリジナル版。あくまでも車が主役で、登場人物やストーリーはカーアクションを始める為のキッカケであり、添え物に過ぎない。その潔さはむしろ正しいし、なりふり構わぬカーチェイスの面白さを際立たせている。
7点(2001-04-01 19:32:42)
28.  バーバレラ
フランスのコミックの映画化で、ヒロイン=バーバレラを主人公にしたエロティックさが前面に出た珍品とも言えるSFで、オープニング・タイトルからして既にキワドイ。スペース・オペラのパロディを意識した創り方がベースとなっているが、科学的な裏付けは皆無。盲目の鳥人と力を合わせて悪と対決したり、未来式のSEXやパイプオルガンのようなセックスマシーン、鉄の歯を持った人食い人形や鳥籠に入れて処刑する鳥刑等々、さまざまなアイデアと艶っぽい未来コスチュームがなんとも楽しい。さすがR・バディム監督だけあって、まさに成人向けの宇宙探検モノと言える。
7点(2001-03-03 22:44:18)
29.  ハムナプトラ/失われた砂漠の都
“インディ・ジョーンズ・シリーズ”と酷似しているとはいえ、これはこれで立派なエンターテインメントとして楽しめる。こういった作品はストーリーとか派手なSFX云々よりも、いかに主人公が魅力的であるか、またそれ以上に悪役がどれほど強大であるかという点にかかっている。そしてその答えは興行的に大成功を収め、パート2が間もなく公開されるという事で示されたようだ。ちゃっかり金塊をせしめて馬に揺られて去っていくエンディングは、名作「マッケンナの黄金」等のパターンを踏襲していて、S・ソマーズ監督、なかなか映画のツボを心得ている人のようである。
8点(2001-02-21 00:43:42)
30.  裸の銃を持つ男
全編、ナンセンス・ギャグのオンパレードで、こんなに腹を抱えて笑えるコメディーはめったにお目にかかれるものではない。大器晩成とはよく言ったもので、歳食ってからのレスリー・ニールセンの活躍ぶりには驚くほかはない。昔々、TV映画「ニュー・ブリード」って刑事モノで正義感に燃えた渋~いチームリーダーを演っていた頃からは想像も出来ないほどだけど、本質的にはコメディー・センスに長けた人だったんだなぁ~とこの作品を観て納得!
8点(2001-02-21 00:11:16)
31.  バーティカル・リミット
「恐怖の報酬」の山岳レスキュー版といったところでしょうか。そのクリフハンギングぶりには一段と磨きがかかっている。ただ見せ場のためだけのアクションという気がしないでもない。クライマックスともいえる、向かい側の断崖への大ジャンプ・シーンは、最大の見せ場としてももう少しタメが欲しかった。どうせ成功するのは分っているんだから、もうひと工夫あっても良かったんじゃないかと思う。エンディングはMrs.Sozeさん↓に同感!
8点(2001-01-27 23:11:17)
32.  八月の鯨
ストーリーには起伏にとんだ展開があるわけではなく、ごくありふれた日常を淡々と描いているすぎないのに、全編に綴られる老いと生の心地よい緊張感が人の心を捉えて離さない。老いていく人間と変わらぬ美しい自然の風景との対比を詩情豊かに描き出す。それでも肉体が衰えてもなお限界まで自分の力で、そして自分の家で生き抜こうとする老人の生き様は、人間の尊厳というものを、静かだが鮮烈に主張している。老いて目が不自由なためのイライラで、なにかとトゲトゲしい姉役のベティ・デイビスと、献身的に尽くす妹役のリリアン・ギッシュという往年の名優の共演がこの作品の命でもある。珠玉の名作とはこういった作品を言うのだろう。
9点(2001-01-21 18:37:09)(良:1票)
33.  バットマン(1989)
パート2以降のコメントはあるのに、パート1がないという珍しい現象。オープニングからT・バートンのゴシックな世界に引き込まれていく快感がたまらない作品だが、救出しようとヴィッキーの体重を聞いてロープでするするとビルを昇っていこうとするが失敗し、その後、再度彼女に体重を確認するシーンや、バットウイングが空中を飛行中、雲の上に出て満月に重なる瞬間、バット・シンボルの図柄となる。実にシャレっ気もきいていて、そこがもうひとつの魅力ともなっている。さらにこの作品の成功は、本当の主役J・ニコルソンの憎々しげな怪演に負うところ大である。
8点(2001-01-21 18:07:37)
34.  バニシング・ポイント(1971)
馬を車に乗り換えた一種の西部劇とみるべきか、凄まじいカー・アクションがハイウェイで展開されるという、アメリカン・ニューシネマの中でも異色作。ロード・ムービーでもある本作の登場人物、例えばホモのカップルや蛇を崇拝する宗教団体、あるいは砂漠で自由に暮らす人々との出会いなどは、ニューシネマのひとつの側面を表現していて興味深い。望遠レンズを多用したカメラが効果を上げている。
8点(2000-11-26 16:26:20)
35.  バトルフィールド・アース
近未来ではなくて西暦3000年という、気の遠くなるような遥か遠い未来のお話。(でも、個人的にはそこまで人類はモタないと思いますが・・・)なぜか予想通りの暗く陰鬱な未来世界は、しかし視覚的には見事にイメージ化されているし、SFXも悪くはない。それにしてもJ・トラボルタの仮装大会的コスチュームは懲りすぎっ!さらに笑ってしまったF・ウィティカも付合いのイイこと。(笑)
6点(2000-11-11 22:43:12)
36.  ハンター(1980)
マックィーンの遺作ともなった本作は、彼の作品歴の中でもあまり語られる事がない。それだけに、まるで彼の遺言のようで余計にいとおしく思える。彼が今まで演じてきたカッコよさよりも、老いに対してのあからさまな描写には驚かされるし、彼の人生そのものを感じざるを得ない。常にカッコいいマックィーンをリアルタイムで観つづけてきた者にとって、厳しい現実というものを突きつけられたようで、なんと辛くて寂しいことか。映画は、彼が死を自覚し、新しい世代に自分の夢を託すかのように、生まれた子供を抱きかかえるシーンで終わる。賞金稼ぎの役で売り出し、そして賞金稼ぎの役で終わった事に感慨深いものを感じる。
7点(2000-11-11 16:56:33)(良:4票)
37.  パーフェクト・カップル
民主党の大統領候補を選ぶ予備選の話。その候補者たちが優位にたつためならば、相手候補のスキャンダルを暴くなど手段を選ばない。予想外の出来事に選挙参謀がどう対処していくかを実に面白おかしく描いている。それにしても邦題がよろしくない!
7点(2000-11-06 00:11:28)
38.  パトリオット
メル・ギブソンのイイ意味でのワンマン映画。強くて逞しい愛国者と父親像を見事に演じきってる。それにしてもR・エメリッヒ監督って成長したなぁ~って感じ!
8点(2000-10-19 15:06:33)
39.  ハリーとトント
アメリカン・ニューシネマ以降の放浪の旅は、もはや若者だけの専売特許ではなくなったようで、本作を見る限りにおいてアメリカ人が家庭とか社会生活とかに、安住できない状況にすでになっていることの反映をあらわしているようだ。しかしこの主人公の老人は放浪できるだけのエネルギーが残っているし、見知らぬ娘(高級娼婦)に誘惑されるだけの艶やかさがある。こういった点でも国民性の違いというものを感じざるを得ない。老人問題という重いテーマを扱いながら、深刻にも湿っぽくにもならない。それだけにラストに深い余韻を残す。
8点(2000-10-09 21:14:52)
40.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
米ソ冷戦時代の核戦争の恐怖とその愚かさを、ブラックな感覚で描いたS・キューブリックの傑作SF。この作品で特に印象的なシーンは、終盤、米軍爆撃機のたった一機が旧ソ連ミサイル基地上空で、水爆投下のハッチが故障して開かなくなってしまう。しかし少佐(=名前がキングコング)が水爆ミサイルに乗っかったまま修理しようとしたとたんハッチが開いてしまう。その彼がロディオのカウボーイよろしく落下していく様子を上空から俯瞰でとらえ、やがて小さく見えなくなった途端、水爆が爆発してしまう。それから、やがて世界中にキノコ雲が立ち上がるわけだけど、この悲惨な中、“♪いつかまた逢いましょう・・・”と女性ボーカルの甘いラブ・ソングが流れて映画は終わる。他にもドクター・ストレンジラブが時折、自分の意思とは関係なく右手がナチスの挙手のように上がってしまうのを、必死になって押さえるおかしさや、彼がラストで「私は立てる」と車椅子から立ち上がるシーン等、意味深く印象的なシーンは多い。この公開時期、日本では東京オリンピックが開催されていたこともあり、記録的な不入りとなった不幸な作品でもありますが、かえってS・キューブリック(当時はカブリックでした)の名前を高めた作品として記憶に残る。
9点(2000-10-09 00:08:20)(良:2票)
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