21. ハリーの災難
舞台の書き割りのように鮮やかで、自然と言うにはやや不自然な秋の風景の中、各人の思惑の果てに死体を埋めたり、掘ったり、また埋め戻し・・の繰り返し。とぼけた話でミステリーっぽさよりコメディタッチのノリ。シャーリー・マクレーンがこれまたとぼけた演技でぴったりはまっている。死体はほんとに災難で、ヒッチにしてはやや異色作。 7点(2003-06-03 21:41:30) |
22. ハリー・ポッターと賢者の石
大のハリポタファンです。普通原作がいいと映画は面白くない、というパターンが多いがこれはどちらも面白い(それでもやっぱり本がいいけど)。原作の夢とファンタジーが損なわれずに映像になったのは嬉しい。主人公のハリーと友人のロンとハーマイオニ、その他の登場人物も原作のイメージを重視したキャスティングで、その後の本を読んでも、彼らが頭の中でイメージされ活躍してます。話の導入部なのでいろんな魔法やキャラの登場がとても楽しかった。 7点(2003-06-03 21:08:41)(良:1票) |
23. 裸足で散歩
デビュー間もない頃のとっても美しいR・レッドフォードとこれまた美しいJ・フォンダの共演。これだけでも今となっては見る価値有り。新婚の二人が引っ越したアパートの部屋は、とっても奇妙で不便な作りになっている。大恋愛で結ばれたのに、なんだかんだとあってけんかになる。妻に堅苦しくてハメをはずせない男と言われ、夫は酔っぱらった勢いで「裸足で散歩」してみせる。キュートであま~いお話。 7点(2003-05-20 21:41:57) |
24. バーバー
この映画はストーリー展開が読めない。これからどうなるの?って思いながら見てると、トンデモナイ展開になったりするという意外性がある。コーエン兄弟の映画はその意外性でイロイロ楽しませてくれる。これはモノトーンで、無口な主人公の心の中の独り言がナレーションみたいになってる。退屈な毎日にあきあきしている床屋が、ちょっとした「うまい話」に気をそそられたために、トンデモナイ結果になっていく、という話。最後まで興味津々で見てしまった。ソートンは渋い! 7点(2003-05-20 21:05:19) |
25. バットマン リターンズ
ミッシュエル・ファイファーのキャットウーマン素敵。彼女は見るたびにいい女優さんだと好きになる。ペンギンの乗るボートが「あひるちゃん」、遊び心満載のおもしろさ。ダニー・デービッドが一作目のジャック・ニコルソン同様、思い切り変身して楽しんでたように見える。 7点(2003-04-08 23:41:16) |
26. ハリー・ポッターと秘密の部屋
ポッタちゃんの(主に本)大ファンなので楽しく見せてくれただけでOK。盛りだくさんのエピソードが満載の原作から見れば、限られた時間の映画はストーリーをなぞるのが精一杯という感じになってしまった。 7点(2003-02-03 23:06:53) |
27. 鳩の翼
お金がない、身分が違うというので愛する人と結婚することを許されないケイト。それでは、、というので彼に惹かれてるお金持ちだけど死期が迫っているミリーと恋人を接近させ遺産を相続させようと画策するが二人が近づくと心穏やかではいられない、、、なんて危険な大博打かつ苦しい深謀遠慮。 この三角関係は二人を信じている純真なミリー騙すような形なわけで、なんとも大胆で恐ろしいまでに計算高い女心。でもこのケイトが悪女というのではない。なんか切ない。 クリムトの絵、ベニスのロケーションなど優雅なムードとヘレナ、アリソンの雰囲気はマッチしているし、ランプリングも美しい。これもいい映画かもしれない、、という気はするけれどよく分からないというタイプの作品だった。 6点(2004-07-22 13:28:59) |
28. 花嫁のパパ(1991)
銃も麻薬も暴力も家族崩壊もない極めて健全な家庭の結婚ものホームドラマ。娘可愛さ人一倍の父親が突然娘に結婚すると言われてビックリ仰天、あれこれ抵抗したりしながらも結婚式を済ませるまでをコミカルに描く。やや裕福そうなこの家庭のやり方が参考になるかは疑問だけど、アメリカ版結婚式ハウツーものとして見ると興味深いところもある。父親もD・キートンの母親も娘もいいし安心して楽しく見られます。 6点(2004-03-08 22:51:54) |
29. バス停留所
これはモンローが演技開眼!とか言われて彼女はがんばってると思うんですが、モンロー好きの私には今ひとつの作品です。ドン・マレーのカーボーイがかなり自己チューで、ノーテンキなのがうっとおしく思えたのが最大の原因ですかね。私はあんな男はごめんですわ。。。マリリンに「やめときなよ~」と警告したくなりました。 6点(2004-01-08 16:27:16)(良:1票) |
30. パリの恋人
オードリーがファッション誌のモデルになる話なので、これはもうトップモデル並みの彼女のファッションと踊りを楽しめる。歌はともかくオードリーはバレエをやってて踊りはうまいし相手役のアステアは言うまでもない。これだけなら文句はないけれど、雑誌の編集者もオードリーもアステアの写真家も自分勝手で共感できないキャラクター。編集者達は本屋で散らかし放題で取材するは一方的に本屋の娘をモデルに決定、パリのオードリーは本来の仕事も放ってカフェで議論、仕事がうまくいかないと見るや途中で帰国しようとする写真家と、自分勝手で無責任な仕事振り。これでかなり面白くなくなってしまった。でも主演の二人の魅力にプラス1点。 6点(2003-10-16 14:51:38) |
31. バットマン(1989)
ジャック・ニコルソンが悪役を楽しんでますね。アニメの実写版と思えば結構楽しめます。 6点(2003-07-09 14:41:50) |
32. パッチ・アダムス
パッチの真面目に言う言葉の数々はそのとおりとうなづけるし、笑いの効能は科学的にも立証されてるところです。彼の目指した理想は尊いし、実在のアダムス医師もきっと立派な人なんでしょう。ただ映画は全部共感できるかといえばそうでもない。 彼が規則に反して3年生でもないのに勝手に病棟へ行ったり、まだ学生なのに患者の診療にあたっているのは日本では犯罪にも相当するくらいのことなので日本人の私には理解できません。病室でのロビンの笑いの取り方もおふざけが過ぎるようでどうかと思いましたが、これもアメリカだからOKなんでしょうか? 6点(2003-07-09 14:33:58) |
33. バーティカル・リミット
劇場の大スクリーンで見たときは素晴らしい雪の山岳風景が見られたし、スリルもあって結構おもしろかった。クリス・オドネルも好きだし・・でもまぁ皆さん言ってますけど、話の展開とかつっこみたくなる甘さはあるかもしれない。 6点(2003-05-20 20:50:57) |
34. バターフィールド8
おっ、これは思いがけずお馴染み様の二人部屋、おじゃまします。そうですねェ、オスカーはノミネートだけとか病気とかでリズへの同情票かも。どうせ受賞するなら「熱いトタン屋根の猫」のほうが作品としても納得できるんですが。 リズは熱演してて悪くはないけど娼婦というにはイマイチ雰囲気がないし、恋人のいる幼馴染との関係でも都合のいい甘えに好感持てず。 何よりダメだったのは彼女が愛したというリゲットの支離滅裂さ。人前であれほど罵っておいて実は愛しているなんてのは唖然としてしまう。彼に愛情があるなんて見てても思えないんですけど、リズ側から見ても彼女が初めて心から愛したという説得力が感じられません。これだけ人物が立ち上がってこないのは脚本が悪いんでしょうか。薄幸のヒロインのメロドラマでも心に響いてきませんでした。 5点(2004-10-09 21:16:12) |
35. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
次々起こる危機の連続でも必ず切り抜けてしまうという展開、そこかしこに古今の冒険活劇映画で見たようなシーン、目一杯なCGとサービス一杯・盛りだくさんな割にはなんだかワクワク感がない。レイチェルは死んだと思ったら呪文で簡単に生き返ってるし、何千年の恋は冷たくて何だかあっけないし、、あんまり都合よすぎるのもしらけちゃう感じ。 5点(2004-04-13 23:47:48) |
36. バニラ・スカイ
ややこしい話で一度劇場で見たきりだからよく理解できてない。こういうのはビデオで納得するまで見なくちゃ・・ 5点(2003-07-13 16:00:00) |
37. ハンニバル(2001)
レクター博士がスーパーマンのように鮮やかに殺人をやってのけるが、それが非常に気持ち悪い。クラリスへの愛を際だたせるためとはいえ、脳みそシーンはやりすぎ。懲りまくりの演出はいいけれど、レクターとクラリスとの関係を思うより先に、首吊り、人食いブタなど残酷シーンに対する拒否感が強かった。 5点(2003-06-03 20:41:23) |
38. 白鯨
鯨がちょっと・・ペックの船長もイメージが・・ふけ顔に作ってもハンサムで若いのは隠せない。熱演は買うけどS・トレーシーくらいの雰囲気の役者にやって欲しかった。 5点(2003-05-20 21:19:49) |
39. バードケージ
ネイサンのゲイぶりがいい。ジーン・ハックマンの女装なんてのも貴重品。ダイアンも好きだしね。それなりに楽しめます。 5点(2003-04-08 23:29:20) |
40. パーフェクト ストーム
《ネタバレ》 嵐の海の恐ろしさを見せる映画ですねぇ。早く引き返せばいいのに、欲かいたから全滅しちゃったじゃないのよ。主役はCGの波か? 4点(2003-05-20 21:14:30) |