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のはらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 606
性別 女性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/nohara-gogo/
年齢 53歳
自己紹介  映画とこのサイトには本当にお世話になっています。
 読み返すと稚拙で恥ずかしいレビューもありますが
 どうぞご容赦下さい 。

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1.  ブルージャスミン
花びらの端のほうが枯れてカサカサしてる、主人公ジャスミンはそんな感じの女性。ウディと同じくニューヨークを去った彼女は、セレブな奥様を保ちたくて保てなくて、ボーダーラインの上を歩くうちに崩れていく。彼女からクルクルコロコロと繰り出される言葉、思い出と虚構といろいろが混ざった言葉に目を丸くする人の姿、ガラスに映り込む情景を上手に使った画面、どんな場面でも平等に流れる音楽。あれれ、「人間」を描くその手腕が確かなのは知っていたけれどどうも苦手だったウディ映画が、今回心地いいぞ面白いぞ。何でもこなすケイト・ブランシェットが、この作品でも素晴らしい。すごいスピードでパホッと錠剤を口に入れ、ベラベラ勝手にしゃべりながらカパカパ酒をあおる姿は圧巻。妹のジンジャーの捻たりだらし無かったりの姿も見応えあった。
[DVD(字幕)] 8点(2015-01-17 22:15:36)(良:1票)
2.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 
フランス革命の道程を見ているようだった。ジャコバン・クラブ。社会生活のレールをはずれたくせに、また社会を作り妙なルールを作り要らぬ残骸を積み上げていく孤独な男。ある程度レールを走ったらどうしたらいいか解らないという幼稚な焦燥感は、恥ずかしながら私自身も痛いほど感じることがある。でもこれが火花となり破壊に向かうのが男なんだろうか。「どうしよう…」って親父に電話で聞いてみりゃよかったのに。インテリもサイコもなんでもこいのエドワート・ノートンの独壇場だった。
[DVD(字幕)] 7点(2011-09-09 17:11:05)
3.  ブラック・スワン
バレエの捉え方は、舞台シーンも練習シーンも大変雑でガッカリ。山岸凉子漫画の精神世界を真似たような物語は、陳腐な流れで新しさなど感じられない。ポートマンは、もっといい演技をした役が他にいろいろある。悪い意味での驚きでいっぱいな映画。お金も注目も両手いっぱいに集めたアロノフスキー監督には、次回作めちゃくちゃ期待している。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-09-09 16:51:35)(良:1票)
4.  ブラックホーク・ダウン
エリック・バナが演じるフート、特殊部隊の精鋭で軍の中では無頼な行動派、ストイックで前進あるのみのすこぶる強い男。とても格好良く見える。彼はアメリカが望む自国の理想の姿なのではないだろうか。もちろん国民1人1人の心情は別としての話だが。「仲間のために」と自己を奮い立たせてまた戦場に向かう彼の姿を見ると、この映画がプロパガンダの流れに乗っている感は否めない。ただしそれはリドリー・スコットやブラッカイマーだけの責任とも思えない。色の映える画と緊迫感がパンパンに詰め込まれた中に、アメリカの思惑がじっとり染みこんだ怖い作品に思える。
[DVD(字幕)] 5点(2006-08-02 19:01:42)
5.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 
期待が大きすぎたから…それだけが理由ではないと思う。つまらない映画ではないけれど、文句なく良かったとも言えない。淡々とした流れの中でイニスとジャックがどれほど強く想い合っていたかは悟りにくく、お互いの結婚生活の強烈な現実臭ばかりが匂ってくる。結局二人の紡いだ愛情の物語というよりは、しがらみの少ない、若くて未来もあり振り向けば恋人のいる「ブロークバック・マウンテン」での美しい時間への思慕が描かれているように感じる。仮に環境が違い、二人が結ばれたとしても幸せな時間が訪れたかはまるで不明なのだ。二人して閉じこめられたキラキラした時間を追っていたように思えてならない。私が終盤の彼らに近い年齢で、且つ女だからこんな感想なのかな。だけど愛を描くというのは難しい。どんな人でも永遠に答えは出せないし、特にこの映画は言葉少ないイニスを中心にしているから、自分の五感を駆使して色々考えるタイプの作りになっていて難しい。しかし現実を置いて過去に想いを馳せる人たちを撮った映画が大ヒット…アメリカ人も疲れているらしい。
[映画館(字幕)] 7点(2006-04-06 01:34:41)
6.  フューネラル 《ネタバレ》 
クセの強い俳優が何人も出てくるマフィア映画。ただ、犯罪行為の起承転結を映しているのではなく、命のボーダーラインのあたりでフラフラと悩み苦しむマフィアの姿を追っている。「葬式」という意味の題名のとおり、黒っぽい画面と湿っぽいストーリーの中で悩む男たちがとにかく渋い。死と隣り合わせの立場にある恐怖感が、強面たちの顔の中で鈍く光っている。命について深く想うC・ウォーケンが秀逸だったが、凶行に及んだ後、子どもみたいな表情で泣きつつ微笑むC・ペンの姿には涙が出てきた。なんて貴重な俳優を失ってしまったんだろう。 
[DVD(字幕)] 8点(2006-01-31 01:37:33)
7.  ブラザーズ・グリム
普通の謎解き冒険活劇。普通にファンタジックでちょっと気持ち悪く、女王もスタンダードな美しさ、ユーモアとお伽噺をスパイスになかなか楽しい映画だと思う。でも、ギリアムが普通の映画を創ってどうする?まさか、誰が監督だか忘れてしまいそうな平凡な映画を観ることになるとは思ってもみなかった。オープニングとエンディング、監督想いのJ・プライスの存在意外は本当に普通。自身のテーマである死神(今回は冒頭の魔女)の皮を剥ぎ中身の人間を見せてみたり、現実派の兄と夢世界住人の弟を対立させてみたり、いやに「現実」を持ちだしている印象があった。ギリアム自身の葛藤の現れかもしれないが、やはりギリアムには「ドン・キホーテ」のあだ名に恥じぬよう、周りから嘲笑され蔑まれても誇りを失わず、果敢に夢の悪魔たちに立ち向かっていくいかれた騎士であって欲しい。まだあの独特のイマジネーションの泉は枯れていないと信じたい。ギリアム、戦え!
[映画館(字幕)] 5点(2005-11-22 22:24:00)
8.  プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング
えーーっと、J・アンドリュースが歌って踊ってまだまだ現役、綺麗です。えーーっと、小さな女の子が喜びそうなお姫様テイスト満載です。えーーーっと…褒めるところは…そんなくらいか…一作目のほうが楽しかったなァ。リモコンで開くクローゼットやパジャマパーティはお子様モードが強すぎましたし、愛だの恋だのが大きく絡んで開放的なお姫様もベタベタした感じがしました。洋なしポップコーンもちょっと勇気がいるかもなあ。
[DVD(字幕)] 5点(2005-11-03 01:09:50)
9.  Bridget[ブリジット]
主人公アンナ・トムソンの魅力を余すところなく表現した映画。ねっとりかつふんわりとした彼女の美しさが全開で描かれている。急上昇急降下を続けるストーリーについていけない人もいるかも知れないけれど、とにかくアンナの存在感で引っ張られた。そして一人の女をこんな風に表現できる監督に敬服した。
[DVD(字幕)] 9点(2005-10-05 19:17:06)
10.  ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
をーーー!「私はダメダメちゃんブリジットに負けてはいないか!」を確認したいがために懲りずに観てしまった。前作よりコメディ色が強い。監督やら出演者やらイギリス人だらけなのにアメリカン・ドタバタ・コメディ。比べて自分を考え直すなんて、いっぱいある矛盾なんて考えてる場合じゃない。明らかに体重増やし過ぎのレニーちゃんを笑い飛ばしてなんぼの映画になっている。この出演者で、アイロン掛けながら観るのに最適な「ながら映画」を創るなんて、それはそれですごいと思うけど…。それから音楽の使い方がとても気になった。一貫性のない音楽がひっきりなしに流れている感じで終始落ち着かない。ただ「ライク・ア・バージン」だけは花丸をあげよう。
[DVD(字幕)] 6点(2005-07-29 02:25:03)
11.  プリティ・プリンセス
キラキラと綺麗なティーンズムービーとしてはなかなか。でも、ダメ子ちゃん→淑女のサクセスストーリーとすると、ダメ子の描き方をもうちょっと掘り下げて欲しかったので点数低め。私はダメ子なのでこの辺敏感さ。J・アンドリュースが登場したときのバランスの取れた美しさにはビックリです。歳はこう取りたいものだわ。それからリリー役のヘザー・マタラッツォ、いろんな映画にもっと出るんだ!!期待いっぱいで待ってるぞ!!
[DVD(吹替)] 6点(2005-05-07 19:34:45)
12.  フットルース
ややや、イイじゃないですかぁ。ストーリーは、何と言いましょうか大したこと無いんです。でも大味映画もたまにはいい物を楽しい時間を与えてくれます。「イカすゥ!」とか「シビれるわぁ」てな字幕も、今となっては笑いのタネですねえ。現在でも第一線で活躍する役者さんが何人も出ていて、みんな若くて可愛くって弾けておりました。今ケビン・ベーコンとクリス・ペンが共演するとしたらマフィアものかサスペンスでしょ。爽やかでヨカッタです。ダイアン・ウィーストが、地味にひっそりしっかりしたママさんを好演していました。「嗚呼若者よ、嗚呼80’sよ!」そんな映画です。音楽もいと懐かし。
7点(2005-03-19 19:38:06)(良:1票)
13.  ファインディング・ニモ
うわぁ、綺麗!!竜宮城とはよく言ったもんだ!!海の底って、魚も景色もこーんなに色とりどりで美しいんだろうか。本当に宮殿でもあるみたいですね。今回のピクサームービーは私の憧れる海の世界が舞台です。CGで再現された海の世界がとっても美しくてキラキラしていて、海の底に住みたくなりました。無理だけど。お話は言うまでもない冒険活劇。海にいるとーちゃんが人家の水槽にいる息子をどうやって助けるのか興味津々でしたが、スピード感ある展開と奇抜キャラ多数の活躍ででハッピーエンドでした。まあ、いつも通りのピクサーってことですが。でも今回は、ひとつひとつのキャラクターの設定がいつにも増して楽しかったと思います。私が一番気に入ったのはテンポ抜群のエイ先生です。竜宮城のお伽噺を考えた昔の人、こんな楽しい絵物語を考える今の人、陸の人間も捨てたモンじゃないですね。
8点(2004-07-09 21:02:29)
14.  ファストフード・ファストウーマン
主人公をはじめとした、ちょっとだれたニューヨーカーたちがなんとも憎めない。みんな、それなりでいいから幸せになれよな、と言いたくなる。よくあるハッピーエンドが骨子だが、それに絡んでくる人間模様がとても楽しかった。最後のほう、ストリップ小屋の女性と客の老人との短い会話にハッとした。いつまでも覚えていたい名シーンです。
9点(2004-07-01 18:30:20)
15.  フィッシャー・キング 《ネタバレ》 
元々数は少ないギリアム作品の中で、唯一の人情物語。「らしくない映画」と不人気な作品だけれど、私は実は結構好きなのだ。初めて劇場で観たときはえらく退屈で長いうえに、ギリアムの持つ尖った部分が消え失せた気がして相当ガッカリして帰ってきたのだが、改めて見直すと、それまで彼の作品の中では感じることができなかった優しい空気が非常に心地よいのだ。映像で魅せる方法でコケてしまい、自分の個性を抑えて監督したのが本作。だからロビン・ウィリアムズ出演でも強い個性同士のケンカは感じられないし、彼の持つ優しさ、アドリブのうまさを逆に活かして成功していると思う。ギリアムも失敗で苦労して、こんな人情物語に少なからず共感しながら撮ったんじゃないのかな、なんて今は思う。しかし、ギリアム印とシールでも貼ってありそうなほど目を惹くシーンは、少なめだがちゃんと盛り込んである。今後も、ここまで後味が清々しいギリアム作品って出てこないと思うのである意味貴重かも知れない。余談ですが、劇場に見に行ったとき、全裸ダンスのシーンで館内がら空きなのを良いことに、外人カップルがげらげら笑いながら踊りだした。残念ながら服は着たままだったけれど…。
9点(2004-06-13 17:11:56)
16.  ブラウン・バニー 《ネタバレ》 
賛否両論ある映画らしい。もっともだ。作品としてはどんなものかと思う。あまりにも淡々としたシーンが多い。退屈に思う人がいても仕方がないと思う。でも私は、全編ギャロが自己を切り取ってどうしようもない悲しみを投げつけてくるこの映画に見入ってしまった。何よりも大切な人を失って立ち直れず、苦しくてもがき、「この人ならもしかしたら…」と花の名前の女性にすがる。そしてすぐに思い直し、一人で涙を流す。街角の娼婦ローズをいったん断ったあと、「もしかしたら…」とアクセルを踏み彼女の所へ車を飛ばすシーンは、バドの気持ちがインスパイアして胸をかきむしりたいようだった。空き家のドアを叩いたり、ホテルのフロントにいちいちメッセージを入れたり、狂乱ともとれる行動。そして幻との交わりと会話。ギャロはいったいどんな苦い思いをして、こんな映画を作る気持ちになったのだろう。「あなたじゃなきゃ嫌なの」って、もう一度言って欲しい人がいたのだろうか。私自身、大きく欠けた心を埋める術がなく、このまま自分が消えて無くなるような感覚を味わったことがあり、覚えある痛みを噛みしめながらエンドロールが終わるまでじっと座っていた。見て良かったとも、いや見なければ良かったとも思う複雑な心境。色々な意味で「問題作」として私の心の中に居座るだろう。
9点(2004-04-10 23:29:29)(良:5票)
17.  フリーダ
フリーダ・カーロの自画像を観てギョッとしない人はいないだろう。自分の全身に釘が刺さった絵を描くような、慟哭の画家だ。彼女にとても興味を持っていたのでこの映画は前々から楽しみだった。全体的には、自らの痛みを表現する彼女の情熱よりも、夫ディエゴを想う女としての色合いを強く感じ、もっともっと沢山の作品と人生を絡めて紹介して欲しかったと思う。しかし、のっけから画面に溢れるビビッドな色や音楽は、なじみの薄いメキシコという国に強烈なイメージを持たせ、メキシコを一番行ってみたい国に昇格させた。時折入るアニメーションのシーンなども上手な使い方だと思う。そしてサルマ・ハエックは情熱の人を見事に演じていた。本人も感無量なのではないかな。
8点(2004-04-07 19:06:40)
18.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト 《ネタバレ》 
引っ張って引っ張って引っ張って引っ張って引っ張って、最後におよっ?何じゃらほい?でおしまい。うーわー、宣伝旨いなー。あれだけ話題になったのは宣伝のせいなのだということがわかる、そんな映画だった。でも引っ張られちゃったので4点。
4点(2004-03-24 21:26:01)
19.  ブギーナイツ 《ネタバレ》 
70年代後半から80年代にかけての、アメリカポルノ業界の人々を描いている。寂しい人たちが何人も出てくる。いつ剥がれるかわからない、メッキ細工のきらびやかさに食いつき気を紛らわせ、何かのきっかけで「そら見たことか、俺らなんてこんなもんだ」と言わんばかりに崩れていく登場人物たち。これを一歩引いた目線で追いある種淡々としていて、空虚な感じが良く出ていたと思う。登場人物が涙を流すのシーンも多く、ポルノの裏の人間ドラマにしんみりとなった。生きるのに必死なんだなあ、と。最終的には、みんなして小さな一歩を踏み出すことで光を見いだそうとする。前に進もうとする人々は綺麗に見えるものだと思った。
7点(2004-03-22 17:46:16)
20.  フライド・グリーン・トマト 《ネタバレ》 
ずーっとずーっと観たいと思っていて、やっと1年くらい前に観たのです、この映画。過去と現在で平行して、女性の友情を語っています。でも、期待が大きすぎたせいか評価はそこそこ止まり…。C・ベイカー扮する自信のないオバサンが、J・タンディの昔語りを聞くうちにだんだんポジティブになるのですが、ちょっとやりすぎの感あり。自我を出すのと自分勝手がごっちゃに見えてしまった。最後にはタンディを引き取ると言ってましたが、みんなでうまくやっていくには、まずディスカッションは不可欠だと思ったのですが。昔語りの方は、あの暴力夫以外はみんな暖かい気持ちの人ばかりで、アーリーアメリカンの景色も穏やかで楽しく観ていたのですが、皆さんもおっしゃっているように、あの、食べちゃったのには唖然としました。そういえばこの映画のタイトルって料理の名前だったんですね。一回食べてみたい気もします、揚げトマト。
6点(2004-03-22 16:54:24)
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