1. 25時(2002)
想像はできても現実ではない、「25番目」の時間。でも時間が24つ、というのも決められたことで、そんなこととは関係なく、そして誰にも等しく、時間はただ過ぎていくものです。いま、にとどまることなく淡々とおしよせてくる、ちょっとだけ先の未来、というありふれた閉塞感を、ほどよく現実的な設定で描き出しているように感じました。原作を見てみたいと思います。 [映画館(字幕)] 10点(2004-02-18 00:01:31) |
2. モ’・ベター・ブルース
《ネタバレ》 家族/ファミリー、輪廻/めぐるもの、を扱っているらしい、という点(だけ)で、小津安二郎監督の『麦秋』と同じと思います(かなり無理があるけど)。 UAさんがライブアルバムでタイトル曲を歌われているのに感動しました。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2004-01-05 01:38:13) |
3. フィッシャー・キング
《ネタバレ》 「Forgive me」、「Gravity works」、「誰も上を見ない街だ」や、ホームレス役のトム・ウエイツさんの「Go no further・・・」などのせりふが印象に残りました。 10点(2004-01-05 00:34:58) |
4. インサイダー
《ネタバレ》 実話に基づくということですが、なぜアメリカ政府機関やたばこ産業のホームページにたばこ産業の内部文書のデータベースが公開されているのか?と思ったら、1990年代はたばこ訴訟第三の波といわれ、たばこ産業が内部告発によって敗訴し始めた時期だとか。そうしたアメリカの時代背景(といってもつい最近のことですが)を窺うことができた気がします。アメリカのたばこ産業事情についはこの映画以外にも「タバコ・ウォーズ」という本もあるそうですが、そんな1990年代のアメリカでのたばこをめぐる状況は、おそらく歴史的にも転換点とされるのでしょう。タイムリーに、実話に基づくお話を名演技で見られるなんてすごいです。ただし、パチーノさんが寒空の下へ颯爽と出て行くラストシーンでは、コートの襟を立てただけで、さすがにたばこは吸いませんでした。 [DVD(字幕)] 9点(2004-01-05 01:22:02) |
5. スモーク(1995)
煙に包まれたような、というか、ケムに捲かれたような、というか、まさしくタイトルどおりで、ポール・オースターさんの作品を読むのと近い印象を与えられました。実体がありそうななさそうな、という印象を与えられる点で、松本清張さんの『霧の旗』と通じるものがあるように思います。 9点(2004-01-05 00:46:23) |
6. レナードの朝
《ネタバレ》 難病もの、医療もの、ヒューマンもの?など色々いわれると思いますが、実際に神経科のお医者さんでもある原作者オリバー・サックスさんの同名の本には、映画の後日談もあって俳優さんたちを観察された様子が出ています。ストーリーはともかく、写実的という点ではこうした分野の映画では群を抜いていると思います。 9点(2004-01-05 00:41:39) |
7. ディア・ハンター
アメリカの人も戦争で色々つらい思いをしたのだなあ、 と考えることができるようになったきっかけを与えられました。 9点(2004-01-05 00:00:01) |
8. ギャング・オブ・ニューヨーク
《ネタバレ》 色々な物事の「階層性」がよく表されていると思いました。 ニューヨークの歴史が重ねられていくラストシーンが印象的で、いやおうなく現代へ引き戻されました。 スコセッシさんが遠藤周作さんの「沈黙」を映画化したいらしいですが是非見てみたいです。 9点(2004-01-04 23:28:29) |
9. 羊たちの沈黙
サスペンス。 8点(2004-01-23 22:07:33) |
10. ローマの休日
《ネタバレ》 監督がオーディションのとき、奇跡が向こうから歩いてくるのを見たことがあるか?とかなんとかスタッフに話したと聞いたことがありますが、ヘップバーンさんはまさにはまり役だと思います。 8点(2004-01-11 23:27:00)(良:1票) |
11. チャップリンの黄金狂時代
楽しい。 8点(2004-01-07 01:25:18) |
12. サーカス(1928)
ラストシーンが印象的です。 8点(2004-01-07 01:23:10) |
13. サウンド・オブ・ミュージック
楽しい。 8点(2004-01-07 01:15:52) |
14. 風と共に去りぬ
戦前とは思えないほどきれいです。そんなことができる国と戦争なんか・・・。というようなことを小津安二郎監督も思ったとか聞いたことがあります。 [映画館(字幕)] 8点(2004-01-07 00:59:31) |
15. バック・トゥ・ザ・フューチャー
とても楽しい、これぞ映画、という映画です。シリーズも。 8点(2004-01-07 00:55:40) |
16. スター・ウォーズ
ドキドキワクワクだった記憶があります。 もしかして、マトリックス・シリーズはこれを目指しているのでしょうか。 8点(2004-01-05 02:23:50) |
17. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
きれい。 8点(2004-01-05 01:59:55) |
18. I am Sam アイ・アム・サム
《ネタバレ》 折り紙で「檻」が出来上がってしまった場面や、歌のacross the universeが印象的でした。 8点(2004-01-05 01:41:21) |
19. ぼくの神さま
見ごたえがあります。edge、辺縁、「へり」。考えさせられます。 8点(2004-01-05 01:13:42) |
20. A.I.
対象としたのが子供か大人か、両方か、 よくわからないように思われ、 娯楽映画としては宙ぶらりんの気がします。 8点(2004-01-04 23:48:06) |