201. スペース・カウボーイ
マジなのか、お笑いなのか判らず見ていたらやっぱりマジなんだ、ビックリ!しょーもナ。お笑い路線でいくべきだよ、宇宙行ったらみんな心臓麻痺で死んじゃってるオチを期待してたのに・・・ホンマ、しょーもナ。 3点(2004-06-04 23:28:26)(笑:1票) |
202. 刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM>
往年の大女優という「偶像のレクイエム」と同じネタでありながら、完成度の高さがまるで違いコロンボシリーズの中でも出色のデキ。トリックに関しては空白の10数分のアリバイを切り崩しただけで犯人を追い詰めたとは言い切れない。が観客も含め誰一人、真犯人を追い詰めることを望んでいない。コロンボを始め、すべての人間がかつての銀幕の大スターに敬意を払い、愛情を持って接している。これ以上は野暮であり、見事なラストシーンでした。 9点(2004-06-01 16:02:05)(良:1票) |
203. レディ・キラーズ
自他共に認める大嫌いなトムハンクスが主役でありながら観にきたのもコーエンBros.だからこそ。オープニングシーンからコーエンチックな画や音楽等を見せつけて面白く、キーとなる橋にもキッチリ戻って来ますし、今回は何が舞うかと思ったらマントでした。だが、今一乗れない、脇が甘いんだ!ドロボウ一味のキャラがいつものコーエン映画に比べ薄く、キャラ付けが曖昧でまるで生きておらず、全然レディ・キラーズでは無いのだ。単なるトムハンクスの「オレって上手いだろ、オレって面白いだろ、主役はオレだよ」っていうトムハンクス映画にしてしまっている。トムハンクスが自分を生かすためにかなり口出ししたんでは?と無粋な考えを廻らせてしまう。「なにビビッとんねん、トム」と言ってやりたい。脇役にコーエン映画の常連ブシェミ、タートゥーロ、グッドマンのようなアクの強さがない。彼らが脇を固めてくれていたらもっと面白かっただろうから残念。結論としてはやっぱり私はトムハンクスは嫌いだ。 4点(2004-05-29 02:27:39) |
204. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
猛々しく大きな男エンゾと静かで深みのある男ジャック、純粋に海を愛する2人がまさしく海である。2人共とても魅力的で憧れる存在であり、こんな男達と友達になりたいが、女が惚れるのもしょうがないがこんな男達を愛しちゃいかんのでしょうね。あとイルカがムッチャかわいいね。 7点(2004-05-28 20:13:41) |
205. 刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM>
ホントどう考えてもおかしいよ。同じ署にいてコロンボの名声も知ってればコロンボのねちっこくて嫌な性格は誰よりも知ってる上司がコロンボに捜査させる訳が無い。どんな理由付けてでも捜査からコロンボ外してボンクラで上司の太鼓持ちのような刑事に捜査させる筈だ。次長のトリックなども杜撰すぎるよ。この人現場知らずのエリートだな。事件は会議室で起きてるんじゃないんだよ現場だよ、現場。 3点(2004-05-27 20:17:18) |
206. ロープ
私の好きなワンシュチエーション物の代表的傑作。これノーカットかな?6回くらいカットしてる気がするのだが・・・それにしてもスゴイ、お見事。監督、役者、カメラマン、照明、美術等全員が気を抜けない状況ですばらしい仕事をしていると感心してしまう。 8点(2004-05-27 19:07:12) |
207. スパイキッズ3-D:ゲームオーバー
こんなん人間いらんやん!バンデラス出番あんだけかよ!田代マサシに似てるゾ! 0点(2004-05-27 18:59:46) |
208. シモーヌ
映画界、マスコミ等に対するブラックユーモア満載でありながらアンドリューニコル監督らしいキレイな映像、宗教観、倫理観を見せてくれる映画。ニコル監督自身がシモーヌと結婚するオチの付け方にもご祝儀1点。DVDで観られる未公開シーンこそ毒気がさらに強く面白く、フルバージョンであったならばと思うと残念です。プルート・テイラー・ビンスの目玉ユラシもカットされていて可哀想。 8点(2004-05-27 08:03:18) |
209. マッチスティック・メン
初めからコメディという意識で見ていたので、ニコラスケイジの大袈裟な演技も笑って見られた。それぞれの関係やドクターのプラセボ投与までは読んでいたんだけどなあ。潔癖症がタバコをあんな風にバカスカ灰を撒き散らして吸うのはおかしかったもんね。でもハートウォーミングなコメディなんだから許しましょう。トコトン騙されたおかげで100万ドル以上の幸せを手に入れるなんていいじゃないですか。あとリドリースコットぽくないカラートーンでそれ以上にポップでオシャレな音楽がとても気に入りました。 7点(2004-05-26 20:55:26) |
210. “アイデンティティー”
《ネタバレ》 「サイコ」+「アザーズ」+「ファイナルディスティネーション」のような感じでしょうか。初っ端から解離性同一性障害と言ってますから何でもありでOKと思います。何でもありの世界だからツッコミ所もパワーで押してしまうし、プルイット・テイラー・ヴィンスの得意技、目玉ユラシが解離性同一性障害の症状にマッチしてるんで感心しました。サスペンス?ホラー?と思わせてこのすぐにネタばらし、忘れた頃にこのオチかってのは効きますね。 8点(2004-05-25 18:54:24) |
211. ダンジョン&ドラゴン
タイトルの意味がまるで無いやん、ダンジョンとドラゴン使わなくても話が成立するじゃん。ゾーラバーチがお姫様ってキャラ違うでしょう、看板みたいな衣装にすだれ垂らして戦いづらいでしょ。でも一番はヒーローに魅力が無いのが問題だよ、魔法使いも都合よくしか魔法使わないし、脇キャラ全然生きて無いし、あの地図も意味あったのか?無理矢理詰め込みすぎてまとまってないよ。 1点(2004-05-21 23:07:37) |
212. 刑事コロンボ/自縛の紐<TVM>
何時になく犯人に激昂するコロンボ、靴への執着は紐だったのかと気付いた時には後戻り出来ないところまで追い詰められていた。悔しいけど完敗だ。 8点(2004-05-20 21:45:29) |
213. 鳥(1963)
小学校の頃、この映画をTVでみた翌日から鳥が怖くて、自分家で飼ってるインコも触れなり鳥嫌いになった程のトラウマ映画。鳥カゴを手にした女が街に現れて以来、鳥が復讐のごとく襲い掛かる。人間は鳥カゴの鳥のように家から出ることも出来なくなる。ラストも当時はこれで終わり?と思ったが、今考えると何も解決を見ないラストが次に襲われるのは自分だ!と強い恐怖心を植え付けらる。 9点(2004-05-20 16:18:03) |
214. ビッグ・フィッシュ
元祖オタク系監督も人の親ともなると、なんとハートウォーミングでヒューマンな映画を撮るんでしょう。父と息子関係が夢から現実、何時しか憧れから反発へ変わる。夢のある人生なんて誰でも憧れるんでしょうが、大人になるに従い、現実の前に夢から醒めて生きていく。人生をいかに有意義に楽しく送るか?全ては自分自身、いかにシナリオを描き、演出するか。大きな尾ビレ背ビレを付けたホラ話をしても、ウソをついていないからこれほど愛されるんでしょうね。世知辛い世の中だからこそ、彼のようなユーモアやエスプリの効いた話のできる大人に憧れます。小エピソードの羅列で少々ダレ気味に感じる部分もあるが、ラストはなんだか嬉しく、幸せな気分で涙を流しました。 8点(2004-05-17 21:24:15)(良:2票) |
215. ゴーストワールド
オープニングの曲と映像が大好き、昔の日活映画みたいでかっこいいっす。イーニド見てると近親憎悪のような感情が湧いて、自分と似てるなあと思ってしまう。ホントダメなヤツなんよ、でも憎めないんだなあ、友達にはなりたいが恋人にはなりたくない。自分がもし高校生ぐらいだったら10点付けるんだろうなあ。 8点(2004-05-16 21:21:52)(良:1票) |
216. 刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM>
非常に強い、信念の犯人、犯人とはこうあるべきだと言いたくなる。軍人である彼にとって当然かもしれないが信念>殺人なのである。自分自身を貶める事と成ろうともダメなものはダメ、生徒の前で犯人として明るみになろうとも自分の信念に基づいて行動する。最後まで堂々とした軍人でした。 7点(2004-05-15 23:54:33) |
217. ダークシティ
暗いトゥルーマンショウみたいな映画なんですが、世界観とかあの雰囲気がなんともツボなんで惹きこまれてしまう。改めて見てみたらマトリックスの元ネタ的な部分結構あるじゃないですか、ちょっと見直した。 7点(2004-05-15 02:27:33) |
218. 刑事コロンボ/白鳥の歌<TVM>
コロンボ朝鮮戦争に行っていたとは知らなかった。しっとり余韻系のラストはいいんですが、なんか納得いかないんだなあ。燃え盛る飛行機と一緒にパラシュート燃やせなかったのだろうか?ナイロン製なら燃え尽きるのでは?仮にあのままにしていたら警察は見つけられたのだろうか?レンタカーじゃなかったら?レンタカーを返していたら?など疑問を感じるなあ。あとコロンボ見ていて良く思うんだけどアメリカって土葬なのかな?今回もコロンボを追い詰めたんだがなあ。あれっ逆か。 6点(2004-05-15 00:33:22) |
219. 救命艇
ドイツ人かなり悪者にされてますが、小舟の密室パニックサバイバルサスペンスとして充分中身が濃く楽しめる映画。私的には味方軍の砲撃で沈む不条理なオチにして欲しかった。 7点(2004-05-14 22:51:10) |
220. タクシードライバー(1976)
ベトナム帰りでまともな職にもありつけず社会に溶け込めない主人公。タクシーの車窓から眺めるニューヨークの狂気はベトナムで見た狂気以上なんだろうか。人を殺す事でしかヒーローになれない元軍人にとって方法は一つしかなく相手は大統領候補であろうがヤクザであろうが構わない。 5点(2004-05-14 22:32:49) |