241. L.A.コンフィデンシャル
警察で出世するか、元娼婦と一緒にアリゾナに行くか。究極の選択とまでは言わないけれど、けっこう悩むかなあ。でも、私は意外にあっさりと後者だな。出世はそれほど魅力に感じないし、働く前提に、家族や愛する人がないと、頑張れないタイプというのがあるのかもしれない。それと、どっちの場合に後悔するかがあるかなあ。キム嬢と一緒になるチャンスを逃したら、絶対一生後悔しそう。キム様じゃなかったら?、、、考えさせてください。 7点(2004-09-11 01:13:22) |
242. RONIN
デ・ニーロとジャン・レノを共演させるって、製作者としては、けっこうスリルあったんじゃあないかなあ。存在感丸出しで画面を占領するわ、完璧な役作りはするわ、作品の雰囲気を作ってしまうわで、普通に考えると、案の段階で疑問の声が出てもおかしくないですよね。たぶん、二人とも出演する作品を選ばないところに賭けたんだろうな。 7点(2004-09-01 19:06:20) |
243. 天使にラブ・ソングを・・・
さすがにシスターになるだけあって、素直で良い人たちですね。世間知らずな所があっても、自己中心的でない分、嫌味が感じられず、終始、さわやかさが感じられた。仏教じゃあ、ああは、行かないよなあ。坊さんや尼さんでは、ギャグがきつくなるだけだ。それにしても、ギャングが間抜けで良かった。 7点(2004-08-12 00:05:33) |
244. ガープの世界
この設定やストーリーでは、重く、メッセージ性の強い作品になりがちですが、流石に老練なロイ・ヒル監督、オープニングから肩の力を抜いて、どう思うかは観客にまかせるよ、とばかりに、客観的な軽いタッチで描いている。その結果、観る人によって様々なメッセージを感じるだろうし、捕らえどころがないと感じる人もでてくるでしょう。私が一番感じたのは、物事は全て相対的な関係で成り立っているのかなという事。絶対の善もなければ、悪もない。精神的に強い母親も父親にはなり得ず、幸せを感じるのは、不幸を体験し見ているから。こういう生まれ方をしたからこそ、父親に対する想いはどんな時でも顔を出し、彼の人生に影響を与えます。ただ、社会が進んでいくためには、ある意味、極端な先駆者が必要なことは十分理解できます。ですから、決して批判はしていませんよ、クローズ様。 7点(2004-08-09 20:12:33) |
245. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
かなり不確かな情報で、今さら確認できないが、当初は、インディが野球のピッチャーをやるエピソードが入っていたらしい。当然、話の展開上つながらないので、ボツになって、予定されてた題名も変えられてしまったとの事。当初の題名は何かって?「インディ・ジョーンズ/魔球の伝説」 [ビデオ(字幕)] 7点(2004-08-04 18:47:19) |
246. 刑事コロンボ/白鳥の歌<TVM>
たしかに、被害者は宗教に気持ちが染まってしまって、それが人生の全てでは、宗教感が薄い夫はたまりません。やはり、犯人の閉塞感と第一線の歌手としてのプライドは理解できます。まあ、ちょっと女癖の悪いところは目をつぶるとして、スパースターらしい生活はしないとね。弱みを握られ、それを何かにつけてネタにされれば、魔がさします。警部、あんな素晴らしい歌を歌える人は悪人ではないですよね。 7点(2004-07-19 00:41:37) |
247. インソムニア
犯人とわかっているけど、証拠がなくて有罪にできないのであれば、証拠を作ってでも有罪にすべきか否か。刑法上の難しい問題です。優等生の意見は、偽造はあくまでも悪。熱血刑事の意見は、目的は手段を正当化する。アル・パチーノが眠くても眠れない辛さ、正義が報われない悲しさをうまく演じております。個人的には、憎むべき犯人を、何としてでも有罪にするのが正義では、と思います。ヒラリー・スワンクの清清しさもあり7点。 7点(2004-07-18 23:32:19)(良:1票) |
248. 刑事コロンボ/愛情の計算<TVM>
父親の盲目的愛情が動機であり、解決のポイントにもなっています。被害者の奥さんの精神科医や犯人の息子、さらに天才子供もみんな人間らしく悩みを抱えているところが国家のシンクタンクを舞台にしているわりには、庶民的な雰囲気を作っている要因になっています。もちろん犯人もそうですね。父親としての気持ちはよくわかりました。 7点(2004-07-17 08:21:17) |
249. セブン
たしかに一度観ると、この逃れようの無い空しい雰囲気と、後味の悪さはこびりついてしまいます。ブラピの刑事役もひとつのスタイルを作っていて、良い味出てます。と、一応真面目にレビューしておいて、今日の作品は、これしかないですよね。賢明な諸君はもう気付いているかもしれない。え?、7月7日でスリーセブンだろうって?、甘い!7点を加えてフォーカード。さらに、何と、昔、私はマイルドセブン吸っていました。(だから何なんだ) 7点(2004-07-07 18:23:34) |
250. チャーリーと14人のキッズ
ほのぼのとした良い作品。笑えて、ホロリともさせてくれます。大人はとかく自分の視点と都合により子供の環境を決めます。私も自分の都合で二人の子供に1回づつ転校させた事を、時々、どうだったのかと自問しました。素直に受け入れてもらえましたが、辛いこともあったのかな。この作品のような幼稚園に通った子供達は犯罪を犯すような子供にはならないでしょう。 7点(2004-07-02 16:10:49) |
251. ハリー・ポッターと賢者の石
ファンタジーは好きです。子供が主役だと子供向けになりがちなのはしょうがないけど、おとなしすぎる印象です。魔法使いの世界に、魅力的なキャラクターが揃って、素材はいいのに惜しい気がしました。大人には刺激が足りない良い子の映画です。とは言いつつも、3回も観て7点付けてるおっさんがいます。自分です。 7点(2004-06-26 07:44:38) |
252. バットマン(1989)
ニコルソンの怪演、ゴッサムシティーの雰囲気、プリンスの音楽、良いですね。バートン監督のつぼに入った作品。名作ではないが、快作でしょうね。公開当時、あのヒット曲を、みんなバッドダ~ンス♪ではなく、バットマ~ン♪て間違えて唄ってましたよね。はい、わかってます。私だけです。 7点(2004-06-25 19:31:39) |
253. キングコング(1976)
「で、あの二人はどうなった?」「ガルルル(ギラーミンは木星付近を、ラウレンティスは土星付近を飛んでるかな)」 7点(2004-06-25 18:41:12) |
254. 刑事コロンボ/溶ける糸<TVM>
コロンボが本気で怒鳴った時はびっくりしました。いつも、とぼけて、人当たりも良く、犯人に対してもしつこいけど紳士的な態度なのに。これは、よっぽど頭に来たんだと思うと同時に、逮捕への執念と犯罪への怒りを感じました。たまに、いつもと違う面を見せると、お馴染みのあの姿がよけい味なものになります。正義感は人一倍持ってますね、警部。 7点(2004-06-22 20:08:06) |
255. 刑事コロンボ/断たれた音<TVM>
耳の不自由な犯人、しかもチェスの名人で記憶力が抜群など、伏線は見事だったんですけど、ラストは、やや強引感が否めないです。まあそれでも、犯人の心理と勝負の世界の厳しさはよく描かれていました。あれぐらい一流になると、勝つと負けるのとでは、雲泥の差があり、世紀の勝負で負けるのは、自分を追い詰めることで今の地位を築いた犯人には受け入れられなかったのでしょう。後には引けない悲壮感が哀れでした。 7点(2004-06-21 19:32:44) |
256. 鳥(1963)
私は鳥が苦手です。子供のころ鶏をさばいているのを見て、だめになりました。へび、とかげ、虫は平気なのに、鳥はだめ。すずめの姿焼きなんかは、もう見られない。生卵までだめ。インコに触るのでさえ、一大決心がいる。そんな私にとって、拷問のような映画でした。 7点(2004-06-13 21:30:12) |
257. 2010年
傑作の続編としてのイメージを感じないSF映画。かなり判りやすいストーリーに、なるほどと納得できます。しかし、そこが欠点になって、評価を下げているのかなあ。哲学的と言うのが、判らないと同義語になっているからなあ、この世界。多少、理解しがたいように作って、観客に考えさせないと傑作にならないのも、考えものですね。 7点(2004-06-13 21:16:05) |
258. イージー・ライダー
フォンダとホッパーのバイクに乗ってる姿に「BORN TO BE WILD」の音楽のカッコ良さと、観終わった後の空しさのギャプが大きすぎて、ライダーの端くれの私としては、かなり複雑な印象。でも、あの自由な雰囲気には憧れるなあ。いつかは、ハーレーに乗りたいと思っているけど、問題は、歳と金と駐車場とかみさん。 7点(2004-06-09 20:35:58) |
259. 不滅の恋/ベートーヴェン
天才と凡人の違いは何なのかを感じました。ひらめきを実現しようとする妥協しない強い意志があるか否かなのかと。エジソンの言葉にも通じますね。天才である本人自身が幸せになるかは、時代に合わせようとしない分だけ、可能性が低くなるのかな。ベートーベンはどうだったのだろうか。しかし、彼らの残したものは、後世の人たちを、間違いなく豊かにしています。 7点(2004-05-30 13:05:15) |
260. キャリー(1976)
確かに、ラストばっかり印象に残っていたが、良く考えると、いじめられた少女の立ち直りそうな課程や、狂信的母親の不気味さなど、ドラマとしてはよくできてますね。後で読んだ原作よりは良いかな。最後の惨劇は良い人も無関係な人もみんなやられるのが、怖いですね。助かろうとして偽善者ぶっても無駄さ、みたいな。さわらぬ神にたたられたような。怖い。 7点(2004-05-30 09:28:41) |