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261.  アメリカン・サイコ 《ネタバレ》 
80年代が舞台なんですよね この時代は物質的に満たされた時代で、築かれたものの上に次世代があぐらをかいて調子こいてた時代という イメージがあります、私もあぐら組の年代だけど。 あぐらかいてるから90年代になって破綻したんですわ。  なんかコメディなんですけど、名刺バトルが面白すぎです。 観てるうちに伊藤英明のハスミンを思い出したのでした なんだかんだいっても生身の人間との直接コミュニケーションができただけまだマシかもね 今はそれもなく、こういう妄想に浸って現実との境界線がわけわかんなくなる人がいるわけだしね。 制作は2000年なんですか、21世紀への希望とか期待とか教訓の意味もあったのかな?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-04-29 14:01:53)
262.  プリズナーズ 《ネタバレ》 
本格的なサスペンスかな?て感じで予備知識なしで観まして、年の離れたそれぞれの兄、姉に何かと子守り付き添いをさせてることがすごく気になったんです、なんか責任感の薄い親だなと。 そしたら案の定あの展開ですわ。 いくらもう大きいからってあの兄と姉も所詮はまだ子どもなんです、親の怠慢、思慮の浅さが招く不幸、悲劇ってかなり多いと思います。 しかもヒュー父さんは「備えあれば憂え無し」が人生の教訓らいしいのに。  焦点がひとつに絞られず、いろんなことが言いたい問題提起しようみたいに感じられ、少々無理のあるところがあったし 被害者から加害者に変わり自身もプリズナーという展開が主軸だと思うけど、回りくどいとこも否めませんでした。 先に保護された子にヒュー父さんが犯人かもしれないみたいなセリフを言わせるのは余分です。 あの時点でこっちはヒュー父さんへいろいろと不信感をとっくに持って観てるんですから。。。トドメはいりません。  でもオープニングから張られていた伏線は見事で、鍵となるセリフとか特に赤いホイッスルの使い方がいいなと。 ラストが読めないというサスペンス映画にとっての強みのある映画だと思いました ヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールの対比もいいです
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-27 10:23:09)
263.  大統領の執事の涙 《ネタバレ》 
フォレスト・ウィテカーてなんかすごい俳優になりましたねー 出演作でいちばん古い記憶は「プラトーン」かな?「バード」かな? 強烈に印象に残ったのは「クライング・ゲーム」です、間違いなく。 地味で昔から老けた感じだけど、存在感や貫禄があっていっかい見たら忘れない俳優 生年月日を見ればブラピやジョニー・デップなんかと同世代なんですね、もうひと世代上なのかと思ってました。  執事といえば思い出すのは「日の名残り」です、この職業、職人ぽくて美意識も高いと思う。○○の品格ていう言い方が良く似合う。  綿花農場の奴隷の子からホワイトハウスの執事へ、そこで忘れちゃいけないのは農場の雇主バネッサ・レッドグレーブでしょ、ハウスニガーと言われようとも彼女が給士の仕事を与えたことが始まりでセシルへの罪滅ぼしの気持ちのように感じました。 奴隷の時代から黒人が大統領になるまでの歴史というより、セシルの歴史といったほうがよく、晩餐会や公民権運動を深く知った頃から仕事への意欲がなくなったと言っていたけど彼は黒人スタッフの昇給と昇進をホワイトハウスで認めてもらうという成果をあげているわけで、職務に忠実であり自分の役割や自分のできることでしっかり貢献したと思います。 でもそれがレーガンの時代なんですね、80年代ですよ。歴史からすればつい最近の話です。アパルトヘイトへの措置の裏話みたいのがちらっとでてきたりとても興味深いです、アメリカで大ヒットした理由がなんとなくわかる。  話は変わるけどハリー・ベリーが黒人女優初のアカデミー主演女優賞を受賞した時のあの興奮と喜びようも思い出されたのでした。  歴代の大統領を演じた俳優がなかなかの顔ぶれでレーガンの奥さんナンシーは必見かもね 高齢になってからのウィテカーのガンコじーさんぶりもいいです、初めて参加したデモで初めて投獄された時の表情もよかった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-04-16 14:28:20)
264.  ブロークンシティ 《ネタバレ》 
もんのすごいビミョーな映画。 ストーリーに目新しさはないけど、シンクロか?なんて感じてしまう警官の事件を最近ニュースで見たばかりなのでそこだけとんでもなくリアルでした。 マーク・ウォールバーグって私にとってはビミョーな俳優でして「ブギー・ナイツ」の巨根のポルノ俳優役が恐ろしいくらいハマってたんですが、あとはこれといって個性的と感じる役柄がなくてかっこいいのかダサいのかよくわからんし、すぐ消えそうで消えないという位置にいる人です。 ラッセル・クロウとキャサリン・ゼタ・ジョーンズ以外の脇役もこれまたビミョーでした。 対抗馬のバリー・ペパーてぱっと思い出せるのは「プライベート・ライアン」の凄腕スナイパー役くらいだし。 グリフィン・ダンていったら80年代にドタバタ映画に出てたイメージでココ見て出てるのを知りました、スカッシュの人ですよね? 内容なんですが皆さんのおっしゃる通り、同棲中の彼女の存在とエピソードは完全に余計なモノで、7年間の禁酒を破った根拠にするにはアホすぎるし、すぐにシラフに戻ってるしなんの意味もない無駄なシーンでした。 それより再開発に絡むほうにもっと集中してほしかったですね。 最初、遠目だとポールがラッセルに見えて「あーハメられてるわ探偵さん」て思ったんだけど、ちょと違ってました。 大好きなラッセル・クロウてこともあるけど、ラッセルの悪役ぶりでもってる感じは否めないです。 表情も演技も存在感も他の俳優とは格が違うのがはっきりわかる。腹黒い役の時はメガネの隙間から 上目づかいで相手を見るってことが多いような気がする。 久しぶりにパリっとしたスーツ姿のラッセル・クロウが見られてよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-13 14:33:52)
265.  グリフィン家のウエディングノート 《ネタバレ》 
映画の内容とは関係ないことがいろいろ頭に浮かびました。 ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムズ、ダイアン・キートン、スーザン・サランドン 4人ともオスカー受賞者なんですよねー、かつては4人ともヒューマニズムとか社会問題を題材とした作品での名演で俳優としてのクオリティの高さなんかを追及して俳優としての地位を不動のモノにした人たちという感じです。 これからの、まだ若い俳優たちや監督、脚本家なんかのためにひと肌脱ぎましたみたいな映画に出ることが多くなったなあと感じる今日この頃です、ほんとに映画が好きなんだなあ。 ただロビン・ウイリアムズが。。。ただただ残念です。 エロエロドタバタコメディでした、なんも考えずに寝る前にひとりで観るのにいいかもね。 老いてもなお盛んな名優たちに敬意を表してこの点数にしましたー
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-11 17:42:50)(良:1票)
266.  8月の家族たち 《ネタバレ》 
ぜんっぜん面白い映画じゃないです、ヒドイ映画ということじゃありません。 観終わったあと「ふー」と疲労感のため息です。  いろんな観かたがあると思うけど、私がいちばん感心したのは 「ジュリア・ロバーツがついに室内演技合戦シリアス映画に馴染むようになった」てことです たぶんほぼノーメイクで白髪も染めず、体もシェイプアップしてなくてあの笑顔も無し。 ぜんぜんキレイじゃないジュリア・ロバーツを映画で初めて見ました。彼女ももう50歳ちかいんですねぇ。父親役のサム・シェパードと妹の怪しい婚約者ダーモット・マローニーは昔、恋人役で共演してるんだよねーなどと感慨深いのでした。 メリル・ストリープは言わずもがなってかんじで、あれくらいできて当たり前と思うわけで。 バイオレットは3人も産んだのに母親よりもはるかに女の部分が勝ってる人なんだと思う。 自分より若い女に対して「あんたはもう年、ババア」とか言う人ってたいていそうです、彼女の場合プラス健康てこともあるんだと思う。 久しぶりに家族親族が集まったのはいいけどなんか余計にグチャグチャのカオス状態になって終わってしまいました、次に集う時はバイオレットの葬式だな、なんてラストで思った次第です。 そうなったら、なんとなくまた家族として数日間過ごすんでしょうね、その時はバーバラがバイオレットになってるかもしれません、これも受け継がれていくもののひとつなんでしょう。  キリキリと胃が痛くなるような罵倒の連続の中、カンバーバッチの弾き語りにしばし癒され クリス・クーパーの「なんでそんな口の利き方をするんだ!」の一喝でスカっとさせていただきました、はい。 そして忘れちゃいけないジュリエット・ルイスの登場、アタマのネジが外れかかってるみたいなはすっぱな雰囲気は今も健在でした。なんだか話の内容とは違う部分に感動した映画でした。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-06 16:54:26)(良:1票)
267.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 
全く予備知識なしで観ました。まずキャスティングが魅力的で、デヴィッド・ボウイが登場した時はなんかうれしかったです、相変わらずミステリアスで人間ぽくない人ですね。  観終わって思ったことは早い段階でアンジャーの瞬間移動のタネあかしをしてたんだってことです。 ああまでして知りたかったボーデンの瞬間移動のタネが。。。実はシロウトでも思いつくような単純なものだったんですが、アンジャーは人が思いつかないことにちがいないと思い込んでるし、「なあんだ~そうだったのかぁ~~ま、そんなとこだわなぁ」なんて言われることがわかってるからか、頑なにタネあかししないし。 意地と執念の極地、行き着いた先はなにかやるせなく、むなしさを感じるラストでした。 19世紀にクローンが登場するのはいかがなものかとは思ったけど、ダークでミステリアスな見せ方や映像がよかったです。飽きないしテンポはいいしなかなか見応えありました。 発想着想が面白い映画だと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-29 21:18:16)
268.  とらわれて夏 《ネタバレ》 
いやまあ、ケイト・ウィンスレットはこういうのが板についてきましたねえ。 何にびっくりしたかといえば、椅子に縛り付けられるケイトのふくらはぎでした。  原作もあるようですが、原作は何か他にも重要なテーマとか問題提起してるものがあるんじゃないかと観終わってからふっと思いました。 アデルはヘンリーという長男がいるにも関わらずなにがなんでも二人目を産もうとするし、フランクは自分の子なのかどうか確信がもてず、二人とも不幸、悲劇を招く。 彼は奥さんだけでなく子どもも殺害したことになってしまったのかな? 障害児を持つたぶんシングルマザーは面倒になって黙らせるために子ども引っぱたくし。。。 そして運命のように3人は出会い束の間、家族家庭をあじわいます。 フランクは大工仕事も機械の修理もその上料理もこなす。しかしアデルはパイも焼いたことがなかった主婦なわけです。アメリカではパイというのはお母さんが作るもので、季節や行事に合わせて様々なパイを焼き、それが家庭のおふくろの味になるようですがアデルの料理は缶詰を温めるだけみたいだし。アデルの人物描写がもっと詳細にほしかったです。 初めて家で焼いたピーチパイはヘンリーにとっても、アデルとフランクにとっても貴重な出来事になる。語り手になるヘンリーの描写が最も丁寧で、やっぱり本題は子どもの存在なのかなと感じます。  全体的に無理のあるところがいくつかあり、5日間というのは短すぎるとは思いました。 メリハリをつけるためなのか、警官のしつこさにイライラ。あのシングルマザーはなんで人の家にノックもなくいきなり入ってくるの?失礼な。(この人「羊たちの沈黙」で誘拐されて次の犠牲者になるとこだった人ですよね?) それと片田舎の雰囲気にケイトの衣装、すごくノスタルジックで60年代なのかと思ったら、ETのポスターがはってあるし、80年代初めが舞台とは意外でした。   
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-20 11:52:29)(良:1票)
269.  世界にひとつのプレイブック 《ネタバレ》 
ジェニファー・ローレンスはこれでオスカー主演女優賞だったんですか。う~~ん、ちょっと早すぎたと思いました。若さを前面に出した突っ張った威勢のいい演技って感じです、それとなんであんなアイメイクにしたんだろ、キツイ印象にしたかったんだろうけどね。 メンタル系の病気を抱えた人とその家族の話にしては繊細さはなく、ドタバタホームドラマみたいな雰囲気なんですが、かえってリアルなのかもしれません。制作者はラブコメのつもりだったのかもしれないとまで思わせる作風です。 後半は心に傷を抱えた男女のラブストーリーの様相が強くなりましたね。なんだか騒々しい人々の日常という感じの映画でした。 パットの性格は完全に父親譲りでしょ、その父親役のロバート・デ・ニーロこそ助演男優賞もらってもいいんじゃないかと思った次第です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-17 16:02:24)
270.  ブルージャスミン 《ネタバレ》 
おもしろかった、傑作だと思います。 ウディ・アレンは成金セレブという人種が大嫌いなんだろうな そしてケイト・ブランシェットの演技も最高でした、いつも開いたままのエルメスのバーキンを腕にかけて持ち歩くのがリアルだなと。(林真理子さんが何かで書いてたけど憧れだったバーキンは実際使いづらく、あの特徴的な留め金はいちいち開け閉めするのがとても面倒で結局開けたままになるのだそうです)でも政治家と出会うパーティではきちんと締めてるの。体にぴったりフィットしたベージュが基調のファッション、興奮状態の時のワキ汗とかアレンはすごくよく観察してるんだなあ。ジャスミンは実在してる人がモデルのような気がする。 逆に歯医者の受付けの花模様のチュニック姿も捨てがたい もともと病んでるジャスミンだけど、ラスト近くになって夫が完全に失脚したきっかけがわかるとこで彼女への印象がちょっと変わってしまうんですが、この展開が巧いなあと。 罪悪感に苛まれてたんじゃないかなと、ポカンと呆気にとられる子ども二人を相手に語ったことがいちばん納得できたり。 深刻で重くなってもおかしくないはなしをここまで軽快に喜劇に仕上げるセンス、聞いただけでアレン作品とわかる選曲もいいです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2015-03-13 15:12:28)(良:1票)
271.  噂のモーガン夫妻
もうひとつのキャリーの物語みたいな感じ。キャリーでもメリルでもどっちも一緒、 どっちでもいいやみたいな。 びっくりするぐらいつまらない映画でした、虚しいくらいのドタバタラブコメ映画  主役の二人には全く魅力ないけど、脇役がクセがあったり面白いという珍しさはありました。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2015-03-11 16:31:58)
272.  エージェント:ライアン 《ネタバレ》 
やっぱりケネス・ブラナーだったんだ、やけにクールで今まで見たなかでいちばんかっこいいブラナーでした。監督もしてるんですね。 そうか、だからレストランでのキーラ・ナイトレイとの会話のシーンがすごくイイ感じだったわけだ。会話中心のシーンとなればブラナーはさすがですね。 ブラナー自身が演じているチェレヴィンが出てくるシーンが全て非常にスタイリッシュです、コスナーのシーンは特にどうということはないです、ここんとこがなんか可笑しかったです(笑) しかしライアン役がミスキャストのような気がしてならないの、B級スポ根モノとか戦争モノの兵士のひとりで出てきそうな俳優さん、残念でした。 しょうがないのかもしれないけど、ジャック・ライアンシリーズ過去3作観た私としては時代設定がちょっと違和感あったし、アクションシーンが見にくい、目がまわる。 ま、可もなく不可もなく、退屈はしないアクションものって感じでした。 イーサン・ハント ジェイソン・ボーンそしてジャック・ライアン。 なんだかんだいってもCIA絡みのシリーズものは大好きです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-11 11:27:08)
273.  ゴーン・ガール 《ネタバレ》 
正統派サスペンスかと思ったら、ちょっと違ってブラックユーモアなサイコパス映画でした。 夫婦役の二人はピタッとハマリ役でした。 前半の今に至るまでの説明部分が急ぎ足ぽくてちょっと粗いというか落ち着かないけど、エイミーの今が登場したあたりから本領発揮ていう感じ。 ほんとにいろんなタイプの登場人物がいて、それがテーマでもあるのかな? スピーチとインタビューのシーンが何度か出てくるんだけど、本心なんて誰も言ってないわけで表と裏、現実と理想、虚構・・・なんか人間て怖いな信用できないなというシーンばっかり出てきます。 「完璧なエイミー」は完全にニックの前から去り、男女の愛憎訴訟のベテラン弁護士のひとこと「彼女を怒らせるな」これがキモですかね。なんだか「シリアル・ママ」のママを思い出しました。 ところで妊娠の有無でなんで状況が一転、ニックが疑われることになるの?よくいる普通のダメ男ってだけなんですけど。私、女だけどあんまりよくわからないです、アメリカの価値観?、 美しく気品のあるイカレ女って映画の中ではとても魅力的なキャラです、あくまでも映画の中でですけど。 アカデミー賞授賞式のロザムンド・パイクはどこそこの王妃といってもいいくらいステキでした。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-03-07 13:12:14)
274.  ダラス・バイヤーズクラブ 《ネタバレ》 
えーっとまだHIVが同性愛者のウイルスみたいに思われていた頃に感染、発症してしまった 奔放で酒とドラッグと女とロデオが大好きでホモが大っ嫌いなアウトローがエイズと闘ったはなしでした。 映画の内容、デキよりもマシュー・マコノヒーとジャレッド・レトの怪演とか役者根性を堪能する作品だと思います。 客の中に自分好みの女がくれば本人がエイズ患者と確かめてやっちゃうとか、400ドル払えなければあっさり追い返すとか同じ病で苦しむ人たちを助けようみたいな正義感、使命感で動いてるわけじゃないんですね、自分のためなわけ。 とことん実在したロン・ウッドルーフという人物をありのまま見せたという感じで、賞賛や美化はしてないとこが良いです。やけにハイウエストなボトム、ジーンズでシャツはきっちりIN。あの頃ってああだったけ、それともテキサス流?野暮ったかったです(笑) それでも結果、多くの人々に感謝されるという、世のため人のためと大義をかかげながら実はぜんぜんそうなってないことが殆どってことを再確認したかな。スーパーでのシーンが最高の見せ場かもね。 それよりココの投稿の少なさにいちばんびっくりした、SFファンタジーの方がそりゃお気楽にたのしめるのはわかるけどね、なんかちょっと残念!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-25 12:58:41)(良:1票)
275.  しあわせの隠れ場所 《ネタバレ》 
だって実話なんですから、素直に観て「あー良かったねーよくがんばったねー」ですよ。 でもそうはならなかった場合も多くあるんですっていうこともラストで語っているし、アメリカ人によるアメリカの課題のひとつを描いたアメリカ人のための映画って感じですね。 サンドラ・ブロックはハマリ役だと思う、ヘタをすればお涙ちょうだいの人情話みたいになるところを 軽快な雰囲気とユーモアのあるセリフでサバサバ、カラッと観せてくれるとこがいい。 しかし邦題がマズイわ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-17 19:56:44)(良:1票)
276.  ペーパーボーイ 真夏の引力 《ネタバレ》 
ニコール・キッドマン、マシュー・マコノヒー、ジョン・キューザック。このキャスティングをみたらとりあえず観たくなるってもんです。 いやーまあ、考え得る負の出来事、物事てんこもりでして、しかもフロリダ州のうだるような夏の暑い中で沼地の湿地帯まで出てくるんです。ジットリした汗と体臭が匂ってきそうな不愉快な質感で全編が覆われてます。 このところ主演作が次々出てくる3人の俳優たち。今プライベートで縛られるモノがないのか、もうなんでもやりますな感じです。でもニコールはよくやったなあ、この役。 マシュー・マコノヒーは「評決のとき」でいきなり大役を演じたんですが、でかいカラダの割には地味であんまりときめかなくて、その後も気に留めなかったんですが3年くらい前から?なんかあっちこっちに出てると思ったらオスカー主演男優賞ですよ。びっくりしたー 映画のほうは、奇抜でショッキングさが売りといった具合で内容はこれといって特筆するものはないです。家政婦のアニタの気だるそうな顔つき物腰と声と喋り方、普段ならイライラすると思うんですが、なぜかここではコレが良いアクセントに感じて和める存在になったのが意外でした。 60年代の南部という人種差別がキツイ時代が舞台で、白人がバカ白人、黒人は冷静でクールに描かれてる感じです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-11-10 11:22:34)
277.  ジャージー・ボーイズ 《ネタバレ》 
イーストウッドの作品のすごいところは、作品ごとにそれぞれのコンセプトがしっかりがっちりしていてブレがないのでどんなジャンルでも観ていてイラつきも不安も感じないところです。 本作は映画を頻繁に観ない人でもミュージカルが苦手な人でも楽しめるエンターテイメント、素直に観られる良作だと思う。 古き良き時代のアメリカの夢と栄光と挫折と再生、そして今があるだなあなんて感じました。  思いがけずジョー・ペシの存在が・・・ボブをトミーに紹介したのはジョー・ペシなんですよね? フォー・シーズンズは名前だけは知ってました「君の瞳に恋してる」は80年代にBoys Town Gangのディスコミュージックとして知りました「バイ・バイ・ベイビー」はベイ・シティ・ローラーズの曲だと信じてました。「スリーパーズ」で4人揃った最後の夜に歌っていたのも彼らの曲でした、こういう発見もうれしい。 イーストウッドの作品には「誰この人?」と知らない俳優が多く出演することが度々ありますね、でもみんな結構印象に残るんです「グラントリノ」の神父とか。ハリウッドの俳優の層の厚さにはほんとに驚きます。 「バイ・バイ・ベイビー」がバックに流れただけなのが残念、でもクリストファー・ウォーケンのダンスとキメのポーズで帳消しになりました。楽しい映画を観たあとはほんと気分が良いです。 映画館で観てすぐにもう一回観たいと思えたのはかなり久しぶりです。
[映画館(字幕)] 9点(2014-10-09 23:38:30)
278.  そんな彼なら捨てちゃえば? 《ネタバレ》 
なんか久しぶりの恋愛群像劇でした。 ドリュー・バリモアがすっかり熟女の様相になっててびっくりしました。ジェニファー・コネリーって年取ったらやけにゴツくなっちゃいましたねぇ、なんかトレーニングで絞ってる感じがします、ドリューもかな。 原題と邦題の関係なんですが「彼はそれほどあなたに夢中じゃない」→「そんな彼なら捨てちゃえば」みたいになるんですかね。 完全に女の立場から語られてて、みんなそれなりに収まっちゃうんで男の本音とか習性がわかる恋愛ものじゃないです。そのかわり女のほうはリアルだしインタビューされてるようなシーンもなかなか楽しかったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-02 21:24:48)
279.  サイド・エフェクト 《ネタバレ》 
去年の夏だったか、いつも通る地下鉄の駅の通路で予告編を流していてすごく観たかった映画です。 最初は新薬にまつわる製薬会社と株取引が絡む社会派サスペンスの様相なんですが・・・ 透明感のある冷めた、いかにも都会的なソダーバーグらしい映像で静かに本題に進んでいく、この見せ方がため息が出るほど巧いです。 ジュード・ロウも真実を追う爽快な正義の人という描き方じゃなく、なんだか無責任な医者って感じで、真相が見え始めるまでは追い詰められて病的な雰囲気を出す精神科医と言った具合で、どうなっちゃうんだろうとこっちも目が離せなくなるわけです。 無駄と感じるところは一切ないサスペンスであり、次々開発される薬の副作用、危険性や良い時だけの人間関係などキチンと問題提起もされています。とても完成度の高い作品だと思う。ソダーバーグ凄い。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2014-09-22 00:33:51)
280.  ビザンチウム 《ネタバレ》 
まず思ったことは、なぜヴァンパイアなのかってことです。 ヴァンパイアじゃなくても充分語ることのできる内容だと思います、二人の女優はヴァンパイアが非常にハマってましたけどね。白血病のフランクもイイ感じで、血が必要な女と血の病で死にそうな男との運命的な出会いとか、細かいとこが面白いです。 笑っちゃったのは、ヴァンパイアになるにも身分が必要でして、さすが階級社会の英国です。あと女がなるのは許されないとかね。 エレノアの書いた自伝が複数の目に触れてからの急激な展開がなかなか良かったですね、まさかああなるとは思いませんでした。 母娘それぞれ永遠のパートナーを得まして、ヴァンパイア母娘の自立と再生を描いたハナシでした。今までになかったタイプだと思うし、前半と後半のメリハリの効かせ方は「クライング・ゲーム」みたいでさすがニール・ジョーダンだなと。観始めた時には予想しなかった観終わった時の満足感を得られる作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-20 16:13:12)
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