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281.  悪を呼ぶ少年 《ネタバレ》 
これ、今も観る人がいるんだ。おもわず記憶が蘇りました。 私が観たのは淀川さんの洋画番組で、中学生だったか高校生だったか、とにかく遥か昔です。 当時からこの邦題だったけ??番組でも使われてた原題の「The Other」と薬指の無い手のイラストが強烈に印象に残ってます 「エクソシスト」とか「オーメン」みたいに話題になったわけではなく、忘れ去られていてもおかしくないのにココに登録されていることにいちばんびっくりしてます。今だとサイコなカルトムービーに入るのかな?制作は「エクソシスト」の1年前なんだ、そうなんだー メインの双子の兄弟は大人たちがいるところでは決して一緒にいないんですけど、当時はこういうのは初めてだったんで観終わったあとに「だからジ・アザーだったのかぁ」なんてアタマの中ジンジン、クルクルしたっけ。 なにってばーちゃんが余計なことするからややこやしくなったんだけど、双子の兄弟のライバル心とか子どもだからこその、邪魔者はいなくなっちゃえみたいな単純な理由からの残虐性とかそんな感じ。今なら誰が観てもあっという間にネタがわかると思うのでこの点数です
[地上波(吹替)] 5点(2014-09-16 22:47:42)
282.  愛を読むひと 《ネタバレ》 
これは「愛を読むひと」ではなく「朗読者」だと思います。  秘密を隠すことに必死な人間は攻撃的で怒りっぽい、ハンナはナチス時代の罪の意識よりもコンプレックスの方が勝っていて、他人の理不尽な死より自分自身の痛みということなんだと思います、現実的です。 上手くいってる仕事を突然辞めてしまうのも読み書きが必要な部署への配置換えが理由で、マイケルの前から突然消えたのもこれが理由なんだけど、15歳のマイケルにはそれを知る由もありません、一方的な別れは相当なダメージでその後の彼に相当影響してるんだと。実の娘でも、人と打ち解けなくなってしまいます。  裁判で真実を証言することは15歳のひと夏の出来事も言わなければいけないことで、法律家を目指す20代の大学生にそれはやっぱり容易ではないです、ましてやナチ裁判、現実的です。  そして離婚を期に朗読テープを送る、これはマイケルの一方的な贖罪なんですが、裁判を傍聴していたマイケルの葛藤を知らないハンナにとっては「愛を読むひと」です、マイケルに応えたいと独学で読み書きを学ぶハンナ。 愛のチカラです、ハンナの一方的なおもいだけど。でもこのシーンでは泣きました。 15歳の時の一途さではないというのはハンナからの手紙が入った引き出しを足で閉めることでわかります。 殺風景なハンナの独房に花柄のカーテンが付き、飾られるようになる。いつも身支度をキチンとするようになる、マイケルがいつ面会に来てもいいように準備していたように思えました、しかし手紙の返事すらないことでハンナは気付き、再会したことで確信するんですね。ナチス親衛隊の過去は受け付けられない、朗読ももう望めない。 そして再びハンナは突然消える、最後まで気持ちがすれ違い、行き違ったままのハンナとマイケルでした。 でも聖歌隊のあの思い出の場所に埋葬したのは贖罪ではなく優しさ、愛だと思います。 私の想像、勝手な解釈ばかりなんですが、ひと言では語ることのできない複雑な人の心と業を描いた質の良い作品だと思います、ケイト・ウィンスレットはハマリ役でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-25 22:16:11)
283.  レオン(1994) 《ネタバレ》 
随分前に完全版のほうは投稿してますが、こっちはしてなかったんだ。。。 今さらですが・・・ちょっと視点を変えて感想などを。  カサベテスの「グロリア」が元ネタだそうで、そういわれてもピンとこないんですよ。 孤独な大人と家族を殺された近所の子ていうのはわかるけど。 グロリアは完璧な大人だったので、小生意気な男の子に対して「あんたは子どもで、子どもとしての分をわきまえろ」ということを厳しく教えます。 レオンはあのとおり精神年齢は12~13歳で止まってしまっているので、主導権はマチルダが握るんです、そしてマチルダは生き延びレオンは死ぬ。  飲み物はミルク、ミルクというのはあちらでは幼さを表現するアイテムだそうです。 会話の必要はなく、でも世話をすればキチンとそれに応えてくれる植物を愛する。 こう考えるとストイックなのではなく、レオンはそうすることしかできない、できることが極端に少ない人なんじゃないかと。マチルダと関わった途端に仕事中に深手をおって帰ってきたレオンが痛々しかったです。 「お前は子どもだ、子どもは学校へ行け」と最後に一喝したダニー・アイエロにほっとしました、アイエロと悪徳DEAのゲイリー・オールドマンはさすがの貫禄と存在感。 今、いちばん印象に残っているのはオールドマンの悪役っぷりです。  映画7本撮ったら引退というのは伝説になったリュック・ベッソン、もうすぐ公開のスカーレット・ヨハンソン主演の「LUCY/ルーシー」はおもしろいかなぁ  2021/4/15追記 最近何回も放送されていて、何年ぶりになるのか鑑賞しました。もう30年近く前になるのか、それに改めて驚く。 やはり何回観てもレオンとマチルダの関係性が好きになれません、恋愛絡みにする理由がよくわかりません、リュック・ベッソンの趣味が色濃く出てる部分だと思います。完全版はロリコンがあからさまですよね。  「Everyone!!」とゲイリー・オールドマンがキレるとこは錠剤飲むとこと同じく強烈でやっぱりいい、ゾクゾクする。 つい最近知ったんですが、あの「Everyone」のシーンは撮り直しが続いて、イラついてほんとにキレたオールドマンの 「エーーヴリワン!!」だそうで、それがOKになったという。こういうウラ話っていいわね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-23 18:33:41)
284.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 
とてもキレイなその後でした。 オープニングの墜落事故のシーンがあっけなく終り、必要最小限の人物で何か不自然な流れに「あれ?これって。。。」とすぐに感じるものの、全体の雰囲気、カメラ、ロケーションが洗練されていて美しく、静かに進行していくところに惹かれました。 ビジュアルや雰囲気を味わう映画という感じ。 人は必ず死ぬけれども、予期しない突然の死となればまわりはもちろん、本人も覚悟はできない、そういう恐怖とか不安に対するひとつの提案とでもいうのでしょうか、親しかった人が迎えに来てくれる、なんかちょっと安心するじゃないですか。迎えに来る人たちがみんなほんとに優しくいい人たちなんです。。。可愛がってたワンコまで・・・健気です。 自覚しながらも責任感から最後まで見守っているパイロット役のデヴィッド・モースが切なかったです。 観終わったあと、なんとなく味わったことのある雰囲気だなあと思って、そうだ「ステイ」だ、と思い出しました。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-09 12:23:22)
285.  アベンジャーズ(2012) 《ネタバレ》 
「アベンジャーズ」っていうタイトルの映画って他にもあって、なんだかわからない状態でたまたま観ました。 なんか聞いたことあるヒーローたちが次々出てきて、アメコミヒーロー大集合映画だったのね。 こういうジャンルにはこれといったこだわりが無いのが幸いしたのか、大変面白く観ました。細かいことは一切気にしなくていい娯楽モノ、その上びっくりするような豪華キャストだし、ブラックジョークも効いていてなんかシュールな可笑しさがあってよかったです。 しかしロバート・ダウニー・Jrってしぶとい俳優ですね~~ このうだるような猛暑の中、こういう映画がいちばんです。夏祭りヒーロー大集合って感じで鑑賞いたしました、スッキリしました。エンドグレジットが終わるまで観るとオマケも観られます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-26 23:00:32)
286.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
へぇ~けっこう評価高いんですね、意外でした。 印象に強いところでは「ワーキングガール」とか80年代~90年代にかけて女の立身出世モノをよく観た記憶があって、なんか懐かしさと共になんでまたコレなの?とちょっと面喰ってしまいました。アメリカも就職難だったの?  鬼上司ミランダについて感心したことはただひとつ「空色」についての歴史をサラっと語ったところです、非常に勉強になりました。 それ以外はミランダの人物像がほとんど描かれてないので何か物足りなく、映画全体が薄い。就活マニュアル映画のようでもありました ファッション界はアンディにとって足掛かりで、大物と言われる人物のお墨付きを得て、いよいよ望みを叶えるべく切符を手に入れたっていうのはわかりますが、この映画を観て真に受けたり勘違いしてしまう女が増えるかもしれないと、そっちが気になってしまったのでした。アン・ハサウェイは最初まわりから太っていてダサイ女と言われまくってたけど、あのルックスですし全く太ってもいなければダサくもないんですよね。  ところでなんでプラダなんだろ? パリコレのシーンで唯一でてきたデザイナーはプラダじゃなくてヴァレンチノ・ガラヴァーニだったし、どっちもイタリアなんだけどNYはイタリアブランドの方が人気なのかな? マドンナの「ヴォーグ」にはニヤリ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-16 21:10:33)(良:1票)
287.  イノセント・ガーデン 《ネタバレ》 
あらどうしましょう、私コレ結構好きです。 靴擦れでできた水ぶくれをプツンと刺して潰すアップで一気に吸い込まれました。 何気ないセリフやシーンが伏線になってたり意味を持ってたりと、なかなか繊細で丁寧だなと感じました。 靴擦れと家政婦さんの「靴が小さいの?」がチャーリーとのズレだったのかもね、あの年齢になれば足のサイズはもう変わりませんから。 「マダム○○のとこへ帰る?」とか「無駄な殺生よ」なんてのもそうですね。  ニコール演じるお母さんは一見すると浮世離れしたお母さんなんですが、全て知っていて、夫の死とその弟チャーリー、娘にさえ実は恐れおののいているという雰囲気が伝わってきましたよ、チャーリーの登場から無力ながらも彼女のやり方で自分と娘を守ろうとしていたのじゃないかなぁ。最初はチャーリーを誘惑してるようにみえたけど。 結局インディアが母親を守ったことになり、「父親が死んでこれからは娘の世話は母親が・・・」「その反対よ」なんていうお手伝いさん二人の会話を思い出すことに。  観終わってからオープニングのシーンとモノローグに「あーそうだったのか」なんて思える作品でした。 「ブレイクアウト」も本作もニコール・キッドマンはこんな大きな子供のいるお母さん役をやるようになったんですねぇ、本作ではよそよそしい母娘だし最初は父親の再婚相手で継母なのかと思ったけどそうじゃなかったです。 インディア役の女優さんとか最近出てきた若い女優さんは華々しい強烈な個性はなく、あっさりしてて、なんかしょうゆ顔の白人みたいな感じの人が多いな、なんて感じてます。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-05 20:44:02)(良:1票)
288.  ブレイクアウト(2011) 《ネタバレ》 
こんなのがあったんですね、ニコラス・ケイジとニコール・キッドマンとくればそれなりに魅せてくれるのではという期待で観ました。 う~~なんといいますか、「あらあら意外、うそ~ん」というような小ネタがいろいろ用意されていました。 しかし、ニコールはヒステリック、パニックになってギャーギャーわめく役どころってなかなかハマりますね「アザーズ」を思い出しました。ひと昔前ならキム・ベイシンガーがやりそうな感じです。 内容はもうとことんB級でして、なんでケイジとキッドマンだったんだろ。 どうせならケイジが強盗一味のリーダー格の役をやればもっと面白かったかもね。 エンドクレジットで知った監督。。。ああ、やっぱり。 なんか野暮ったいはずでした。 ニコールのカラダを張った演技に(何回も投げ飛ばされてたの)敬意です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-02 23:21:46)
289.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 
コレいいね、なんかほっとするサスペンス。 トム・クルーズ主演なのに予想とちがって地味めなんだけど、それがいい味だしてる、ハードボイルドなんです、しっかしトムはほんとにいろんなことしますねー でもそれが大きくハズれないんです、トム・クルーズはめったに出現しないであろう、まさしくハリウッドのスーパースターなんだと思いました。 初見は「タップス」ショーン・ペンとかクリス・ペンがやりそうなキャラだったのに・・・ 脇のキャストも渋いです、ロバート・デュバルが出てきた時には小躍りしました。あと女弁護士のヘレン役の女優さん、なんか見たことあるし貴族的でイイ感じ「リバティーン」でジョニー・デップの奥さんだった人ですね。紅一点のロザムンド・パイク、このキャスティングもシブいです。 ハイテクやハデなアクションシーンのない、ちょっと泥臭いトム・クルーズが観られる犯罪モノ映画でした、面白かったです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-15 00:15:35)(良:1票)
290.  リトル・チルドレン 《ネタバレ》 
淡々としたナレーションの効果もあると思うけど、コレなかなかハイレベルなコメディだと思いました。面白かったです。 サラとブラッドに比べ、ラリーとロニーのヘビーな過去と人間性は通常世間から受け入れられ難いものだと思うんですが、そういう二人の方から何か潔さみたいなものを感じました。 で、この四人とはなんか世界が違うぞと感じるのがブラッドの奥さんキャシィで、実家の母親がやってくるとこのナレーションはサイコーに可笑しかったです。 キャシィと時間通りに行動するママ友が対照的な存在で、サラの旦那さんは何も問題ないとマズイのでああいうことにしたのかな?ロニーがいるんで影が薄いですね。 サラとブラッドはそれぞれの配偶者を捨てようとし、ラリーは奥さんに逃げられた、しかしロニーのママはロリコンで性犯罪者として前科者になった息子を見捨てない。これ単純に自分の子だから見捨てないんです。まあ、無償の愛というより溺愛ぽいんですけどね(これがロニーがああなった原因かな) サラが思いとどまった理由も娘の存在でしたし、私も女なのでこれはよく理解できました、でもブラッドなんですが、へぇ~男ってそうなんだ~~と、なんか目からウロコでした。 一般的には未来への希望とか目標を明確にもってそれに突き進む生き方がポジティブとされているようですけど果たしてそういう人の割合ってどんなもんなんでしょうかね、サラとブラッドのようなおもいを抱えている人は結構多いんじゃないかと、ラストも二人がスッキリ悟ったというより、一旦は治まりましたって印象です。人生は山あり谷あり、迷いありですね。 この映画に共感して面白いと思った私もポジティブには・・・ちょと遠いですな(笑) 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-05 16:27:20)
291.  瞳が忘れない/ブリンク 《ネタバレ》 
すみません、要望だしといてすっかり忘却の彼方になってました。 ところで私が最初に観た時は確かメインとサブタイトルが逆だった記憶あるんですよ。 ブリンクってまばたきするという意味なんですね エイダン・クインにハマッてたころに観ました、でも主演は完全にマデリーン・ストーでして、クインは刑事役だったんですが殺人犯も彼女が退治しちゃいました。 盲目だった彼女が犯人を判別する唯一のモノが匂い。 「石鹸の匂い」これでほんとに一瞬、それこそまばたきするくらい一瞬、もしやこの人が?なんてとこもありました。 題材はなかなか良いし、映像も好みです。マデリーン・ストーの衣装がグランジぽくてよかったです、また流行ってるみたいですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-03 20:59:09)
292.  ラストベガス 《ネタバレ》 
ほんとに久しぶりに映画館で映画観ました。 おっさんというよりじいさんと言ったほうがあってる年齢になった4人の名優たち いったいどんな老人ネタで?ということに興味がわきまして。 ダグラスとクラインは私生活と被るかんじの設定でなんかうれしい、デ・ニーロは劇中「冷酷なマフィアのボス」だと生意気な若い男の子を脅してたけど。 フリーマンは冷静にジャッジ、調整する役割みたいでやっぱり今までの役柄のイメージでした。 ダグラスとデ・ニーロの女が絡む長年の確執っていうのがありまして、でもダグラスの役は最初ジャック・ニコルソンが予定されていたらしい デ・ニーロとニコルソン・・・・緊迫のコメディになりそうです。  じいさんになっても彼らはエッチです、少々中だるみしたとこもあるけどなーんにも考えずに笑って楽しめる映画でした。高齢になった名優たちが老人ネタでコメディ、好きです。 ところでメインの曲がアースの「セプテンバー」なんですけど、この曲っておっさんが奮闘するのを描いてるなんて場合によく使われる気がします。 70年代後半、ディスコブームだった時の大ヒット曲ですね、これも久しぶりにフルで聴けてよかったです。 あと20年くらいしたら、トム・クルーズ、ブラッド・ピット、ジョニー・デップもやってくれるかな??
[映画館(字幕)] 7点(2014-06-03 20:39:44)
293.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
宇宙を体験できるアトラクションぽい映画だと。 撮影技術がすごいなあとは思います、でも楽しめるか感動できるかはこういうジャンルが好きかどうかにかなり左右されることで、私はSFやCG使いまくりの映画は好みじゃないし、3Dも興味ないんで感動はなかったです。もう最初からサンドラ・ブロックがたったひとり生還できる人だとわかるんで、次から次へと起こるアクシデントとライアンにジリジリしてしまいました。なにがって監督が意外でしたね。 なんか重力、引力ってほんとにありがたい、水も空気も風もありがたいです。あって当たり前となっているモノにひたすら感謝しました。あるほうが不思議に思えてくる映画でした。 なにより地球に感動いたしました、自然の摂理にできるだけ逆らわず、怒らせることなく大事に維持していきたいと思いました、はい。 こういうことを意識させてくれたことに対しての7点です。  。。。ありゃ?なによ、投稿してから気が付いた、原題はゼロついてないんじゃん。 無重力じゃなく重力を語ってる? 宇宙へのファンタジー、ロマンは皆無。大気圏外、宇宙の恐怖をとことん見せられました、生命体にとって地球は天国です。 んージョージ・クルーニーの存在とか娘の死とか何か意味ありげなんだけど割と単純だったりするところもこの監督らしさが出てる映画だと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-12 09:07:05)
294.  フローレス 《ネタバレ》 
やはりデ・ニーロとホフマンの演技、二人とも心の内を表情で見せるというのが上手いんですよねーさすがです。 でも映画全体としてはあんまりピンとこない、しっくりしなかったです。演技派の名優二人が何かもったいない。 突然の病、障害がきっかけで価値観とか意識が変わる、そこまでの葛藤とか、世間一般と言われる枠からはみ出してしまった者同士とか、そういうものを描いているのだけど、そういうハナシによくある家族の物語、雰囲気ではなくちょっとシチュエーション変えてみましたな感じ。 縁もなく嫌悪の対象だったゲイとの交流、理解ていうのは珍しくないし、むしろ好きです。エンディングのレッスンシーンはオマケ感もあって得した気分。 ただあのチンピラが最初から最後まで関わってくるっていうのはどうなのかなあ ジョエル・シューマカーという監督はハリウッド的な娯楽性とかハラハラ感をくっつけないと気が済まないのか?作品も大味なものが多いと思います。 本作を観ながら、「ああ、そういえばフィリップ・シーモア・ホフマンはもういないんだなあ」と気づきました、昔からクセがあってちらっと出てくるだけでもすごいインパクトのある俳優さんでした 脇役からじわじわキャリアアップしてオスカー俳優にもなったのに。。。まだ46才また薬物か・・・残念です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-11 15:51:04)
295.  華麗なるギャツビー(2013)
もう完全にバズ・ラーマンの世界です、コテコテです。品のよろしくないむしろ下品な派手さ。 全く面白くない映画です。見た目の派手さやスピード感だけで中身ありません。 おとぎ話に仕立てたかったからなのか、劇画とかアングラ舞台劇みたいでラストに出演者全員カーテンコールで出てくるんじゃないかと思えるような感じです。「華麗なるギャツビー」という物語をこういう手法で表現するのってどうなのかなあ、時代的にもあってないような気がします。 これなら古かろうがミア・ファローに問題があろうがレッドフォードのギャツビーのほうがいいです 人間ドラマとしては全く観るところはなかったです。 バズ・ラーマン、オーストラリア時代の「ダンシングヒーロー」がいちばん良かった。ハリウッドでの作品で良いと思うものひとつもないです。 
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-04-27 19:07:08)
296.  ドリームハウス 《ネタバレ》 
本編中、いちばんのドンデンのとこは素直にびっくりしましたーやられたー ソコいくんだーて感じです。 そこからお向かいさんとか警官とかウィルが遭遇する人たちの不自然さに納得できるんですよ。その割に真相が明かされるとこにインパクトなかったのが少々残念ではあります。 殆ど予備知識ナシで観たんで面白かったです、観終わった時はなんだかホッとしました。 レイチェル・ワイズにナオミ・ワッツと女優が豪華ですね、娘役の子役も可愛らしいです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-27 15:23:49)
297.  復讐捜査線 《ネタバレ》 
ひかりTVにチャンネル合わせたらタイミングよく始まったしサスペンスらしいので観てみました。なんかすごく久しぶりのメル・ギブソン、老けたね~でも濃い感じは抜けきらず。昔からあんまり好みの俳優さんじゃないです。 マッドマックスから始まり、最愛の家族を奪われた悲しみと憎しみと苦しみのパワーと喪失感、いったい何回こういうのを演じたことか。。。メル・ギブソン=復讐の人です。 しかしこの邦題はいただけない、原題のままがいいです。 派手なアクションシーンは無いけど、娘や関係者が襲撃されるとこの唐突さ残酷さはもうホラーです、びっくりしました。 ジェドバーグなる人物の絡ませ方が良いですね、いまひとつ説得力には欠けるけど(たぶん先が長くないことでこの人なりに何かおもうところがあったと想像はできる)これがあるから渋さがでたと思います。 このジェドバーグ役のレイ・ウィンストンという英国の俳優さん、ロバート・カーライル主演の「フェイス」に出てるんですって?「フェイス」なかなか良かったですけど、全然記憶にないです。 「フェイス」をもう一回観たくなりましたー 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-25 20:27:27)
298.  ヒッチコック 《ネタバレ》 
この時代の雰囲気ってやっぱりいいですね。 「サイコ」てモノクロでしょ、でも撮影シーンはもちろん色付き。モノクロ映画って今となっては貴重なモノというように感じてしまいました。 内容はヒッチコック夫妻のヤキモチ合戦が軸に語られているような感じで、どっちかっていうとヒッチコック自身より奥さんのアルマが主人公みたいでした。 映画としてのクオリティの高さっていうことになれば話は別って感じだけど。 ヒッチコック作品てサスペンスだけどどこか皮肉で可笑しい、本作もコミカルです。 「サイコ」は何回も観ているので、こんなふうに制作されたんだぁと興味深かったです。 秘書のペギーがトニ・コレットというのにいちばんびっくりしました、エンディングのクレジットを観た時はどこに出てたのかさっぱりわかりませんでした、本作での唯一の仕掛けかな??(笑) 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-22 23:39:04)
299.  マイ・ブラザー(2009) 《ネタバレ》 
戦場での想像をはるかに超える体験での戦争後遺症に焦点を当てている話ではなかったです。 デキのいい兄と不出来な弟というのだけじゃなく、器量のいい妹とそうでもない姉っていうのもさりげなく語られてます。 兄は戦場で捕虜となり家族には死んだと報告がいってしまった、そこから不出来な弟がかなり頼りがいのある人物だったことがわかるのですね、帰還してみたら自分の家族が弟に乗っ取られてるみたいなね。「あんなことまでして生き延び、帰ってきた自分てなんだ?」みたいなのもあったかもしれないですね。 夫の父親の死を乗り越えかけた奥さんと娘たち、しかも帰ってきたのはいいけど精神を病んで人が変わってしまっている、お互い戸惑いと気まずさの中での毎日です、戦場で何があったかを告白したとこからが始まりなんだなと思いました、映画ではここがラストですけどね。 だだね、私としてはトビー・マグワイアがちょっとイメージ違う気がしてしょうがなかったです。 オリジナルはスサンネ・ビアの「ある愛の風景」なんですね、家族に起こるアクシデントとその成り行き。。。まさしくって感じです。オリジナルを観なきゃいかんと思いました。 それはそうと亡くなった兵士の奥さん役の女優さん、かわいらしくてイイ感じだなぁと思ったらリメイク版「華麗なるギャツビー」でデイジーやってるんですね、やっぱり印象に残る人っていうのはしっかり出てくるもんですねぇ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-20 18:42:35)
300.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 
久々にのめり込んで映画観ました。さすがタランティーノ、オモシロイ!! タランティーノ作品の特筆すべき点はキャスティングの絶妙さ鋭さ、畳みかける会話と 音楽。今作はそれが冴えわたっている。 なかでもやっぱりランダ大佐、クリストフ・ヴァルツ。これまたすごい俳優がいたもんですねー。本当にいやらしい人物であるランダ大佐を見事に演じていたと思います、あっぱれです。「おとなのけんか」でもイライラするわ、いやらしいわで今まで見たことないタイプの俳優さんです。 何回か出てくるテーブルを挟んでの緊迫するけどしつこい会話のシーン、これが見所でした。オープニングからいきなりコレが出てきちゃったらもう最後まで観るしかないでしょ。 上手くいきそうでいかないという歯がゆい展開、映写室にひょっこり現れるフレデリックには笑うしかなかったし、あれだけ鋭くいやらしく事を運んできたランダ大佐のラストのアレ、胸のすくような素直でストレートな終わり方にしないのがやっぱりタランティーノなのでした。健在だった、よかったー ふざけてるけど、でもナチスは許さないというモノはストレートに伝わってきました。 タランティーノ流ナチス批判映画だと感じました。 二度とあのようなことは将来絶対無いとは言い切れないからね。 
[CS・衛星(字幕)] 9点(2014-04-11 17:21:07)
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