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341.  ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
邦題から受けるイメージとはちょっと違ってました。 第二次世界大戦の初期の頃の半月くらいの期間のことですよね、 チャーチルという人をじっくり見せる映画でした。 焦点を絞ったことで成功してる映画だなと思います。  名前は知ってるけど話題になるような環境にもいなかったので、 チャーチルってこういう人だったのねとか、猫好きだったらしいこともわかり 最後まで退屈することなく面白く観れましたね。  ジョージ6世も吃音を克服した国王ってことで映画にもなってまして、 それがあるものだから個人的に好感度は上々なわけです。 しかし、あのゲイリー・オールドマンが一国の、しかもイギリスでは今も敬愛されているであろう 歴史上の人物を演じてオスカー受賞っていうのがいちばん感慨深いです。 だって若い頃はシド・ビシャスだのオズワルドでしたし、エキセントリックな悪役演じて魅力爆発の俳優だったもの。 鑑賞後なんか無性に「レオン」とか「トゥルー・ロマンス」が観たいなどと思ったのでした
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-03 16:20:35)
342.  ある女流作家の罪と罰 《ネタバレ》 
そりゃいけないことだとは思いますよ、詐欺ですし。これFBIの管轄になるんですね でもその手紙の内容は皮肉で辛口で相当おもしろかったんだろうな、担当弁護士も絶賛してましたし。 伝記小説に拘らず、雑誌の辛口コラムなんかをやったらかなり受けただろうに。  リーとジャックの関係がへんに感情的、感傷的じゃないのがいいです。 同性愛者同士らしい男女の関係みたいなね。 大げさな演出もなく淡々としている、でも冬のニューヨークの街がとても魅力的に撮れていて なんだか昔よく話題になっていたインディーズ映画を観ているようでしたね。 ニューヨークの街とジャズですね、いい雰囲気です。 リーの判決前の陳述内容がよかったです、あれで私は「リーは大丈夫だ」と思えたのです。  ハチワレ猫の鳴き声がかわいかった、編集者のパーティでかかっていた曲が ロキシー・ミュージックの「セイム・オールド・シーン」で懐かしかった。 リチャード・E・グラントは年をとったら毒が抜けたというか嫌味っぽさが薄くなって 善人役が似合うようになったなあ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-01-23 23:51:46)(良:1票)
343.  ジョジョ・ラビット 《ネタバレ》 
えっと、まずすみません。巷で絶賛のジョジョ役の子役なんですけど、 私この子あんまり好きなタイプの子役じゃないです。顔が好きじゃないです。  そのジョジョの想像上の友だちがヒトラーていうとんでもない設定でして、 そのヒトラー役をヒトラーが大嫌いであろう監督が演じるとか、なんかもうすごいことやってるなって感じ。 そんなことを思っていたらチャップリンの「独裁者」が浮かんだのでした。 ヒトラーを茶化して笑いをとる映画の先駆けとなったわけですね、改めてチャップリンの偉大さにも気付くというおまけもつきました。 音楽もビートルズに始まりボウイで締めてる。自由で大らかで既成にとらわれてないと感じる映画作りは好感持てます。 メッセージ性もしっかりあるコメディ。奇抜さだけじゃなくもっと情緒、情感が豊かになればいいなと感じました。  途中、ちょっとだけ退屈に感じるところもあったけど、ゲシュタポが登場するあたりから雰囲気は変わる。 レジスタンスであろうジョジョの両親、マニッシュで可愛い靴だなと注目したママの靴の使われ方には参った。 唯一ドキッ、ズキンときてしまった。 サム・ロックウェルがよかったなあ、まさに彼らしいサム・ロックウェルならではの役柄でした。
[映画館(字幕)] 7点(2020-01-20 19:26:34)(良:1票)
344.  女王陛下のお気に入り 《ネタバレ》 
毒のある映画ですね、毒のある人たちばかり出てくるし。 こんなブラックコメディな内容だとは想像してなかったです、下ネタ満載ですし。 宮殿の内装も豪華でした、ろうそくの照明が美しい。 そしてあの疑惑とか不信感満載の和音みたいな音楽がいい。  アン女王って教養のある人ではなかったようですね、 太って痛風でヒステリックに叫びその時の気分で発言するとか かなりキョーレツなんですけれども、男たちのカツラと化粧も 今まで観たどの宮廷モノよりも滑稽に感じる。  サラとアビゲイルの女王のお気に入りの座をめぐる壮絶バトルは 陰湿さより爽快さすら感じてしまうという演出がいいですね、楽しめました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-11-18 23:10:44)
345.  ガタカ 《ネタバレ》 
最近、なぜか若いころのイーサン・ホークを立て続けに観てます。 本作は苦手なSFなので未見でした。  SFとはいってもハリウッド的な派手さはないし、スピード感も無くゆったりしてる。 スタイリッシュなスーツ姿にロボットみたいなガタカの社員たち、無機質でなんだか「2001年宇宙の旅」とか キューブリックを思い出すような。「月に囚われた男」にも似た雰囲気に感じました。  これはヒューマンドラマですねぇ、いちばん人間臭かったのはリアルジェローム、最高の遺伝子であることが彼を苦しめてるんですよ、金ではなく銀だった、死のうとしたけど死にきれなかった。え?自殺の可能性は0の遺伝子なんじゃなかったの?? 遠泳で兄は弟を超える。優秀なはずの上司はあそこまでしてロケット打ち上げようとするし。 感情や精神性、人間性は遺伝子操作の及ぶ域じゃないってことですかね。 ジュード・ロウもロボットぽくてハマリ役だったと思います、でもあの最期は悲しすぎる。  もともとミステリアスなウマ・サーマンはこの雰囲気にピッタリです、ゲイリー・オールドマンと離婚してこの共演をきっかけにイーサン・ホークと再婚したわけだけど、映画の中ではそういう関係になるのは必要だとは感じなかったです。  そしてみんなスーツのままロケットに乗り込み無表情のまま宇宙へ飛び立っていきました・・・ なんかあのまま帰ってこないような気がする。 すごく面白い映画じゃないけど、途中でいやになるわけでもない私には不思議な魅力のある映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-11-03 15:29:04)
346.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 
オリジナルは未見です。 殆ど見慣れた俳優たちなのに、その役名は聞き慣れない、おぼえられない北欧独特の人名に難儀しました。 一族を説明するヘンリックに、メモをとりながら「誰が誰だかわからなくなってきた」みたいなことを言うミカエル、私もここで再度混乱いたしました。 クリストファー・プラマーの登場と行方不明になった経緯と映像から一気に猟奇的な雰囲気が出てきてワクワクしてくる。 ミカエルなんですが、スキだらけというかちょっとダメ男の要素もあってリスベットがいなかったらどうなることやらみたいな感じで、どこといって見せ場がないの。 ルーニー・マーラ演じるリスベットのエキセントリックなキャラは新鮮でした。終盤ミカエルに「きれいだ」と言われてはにかむような笑みとか、後見人に「友だちができたの、立派な人よ」と報告したり、プレゼントにメッセージを書いたカードを添えるとか、普通にかわいい女の子じゃないの。 だからあのラストは切なすぎるのよ、ミカエルを信用してヘンリックからの仕事もヴェンネルストレムの件までも完璧な仕事ぶりだったのに。ラストまでリスベットへの興味をそそられます「蜘蛛の巣を払う女」が観たくなりました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-10-22 21:16:48)
347.  僕のワンダフル・ライフ
はい、動物と子どもにはかないません。 結構重めのイロイロが描かれているのですが、ラッセ・ハルストレムの手にかかるとサラッと、どこにでもある話という感じで描かれるんです、私は好みです。 なにって動物の純粋さに感動するんですよね、警察犬としての務めを全うしての最期には泣かされたなあ。 犬の輪廻転生を安心して観ていられました、微笑ましい映画。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-10-12 23:13:50)
348.  大いなる遺産(1998) 《ネタバレ》 
たぶん20年くらい前に録画したんですが、なぜか一度も観ることはなかったんです。 今回、洋画専門チャンネルで見つけて若いころのイーサン・ホークが見たくて鑑賞しました。  期待以上の面白さでした、特に前半がいいですね。何がいいって、子役の二人が最高にいいんですよ、なのでダンスしながらエステラがグウィネス・パルトロウに変わったシーンの落胆、あの当時ピークだったグウィネス、とにかくヒロイン役であっちにもこっちにも出てた時代だったから仕方ないとこはあるんだけどね。 イーサン・ホークと子役は面影を感じるんですよ、特に目。 だけどさぁエステラの方は子役の方が完全に美形でミステリアス、なんか入り込めなくなってしまいました。  フィンが画家として成功する方はおとぎ話みたいだと思いながら観ていました。エステラに翻弄されまくるフィンをイーサン・ホークは見事に演じてたと思います。ポチャッとして野暮ったい若いころ、でもラストはすっきりシャープになって垢ぬけてる、どっちから撮影したのかわからないけど見た目の変化も見事ですね。 ただ、原作は当然全く違うのはわかりますが「大いなる遺産」なんていうタイトルにしては深みとか奥深さは感じなかったです。 映像とカメラワークは一級品ですね、印象的なシーンがいくつかあります、セントラルパークかな?橋の下で向き合ってエステラがプロポーズされたとフィンに告げるシーン、2人の顔がシルエットみたいになってるとこ。あの橋のとこってよく映画に使われるのかな?なんかいろんな映画で何度も見たことあるような気がするんですよね。 脇を固めるのがデ・ニーロ、アン・バンクロフト、クリス・クーパーとなにげに豪華。 んー、この中ではジョーだなぁ。クリス・クーパー昔から大好きです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-10-06 16:48:15)(良:1票)
349.  チョコレートドーナツ 《ネタバレ》 
もう何年も前に録画してあったんですが、あらすじを読むとどうも悲しいラストのようで今まで観てなかったんです。 オープニングもラストも人形を抱えて夜の街を彷徨うマルコだもの、あーいやだ、いやだ酷いじゃないの。 結果はどうであろうと海岸で、そしてハロウィーン、誕生日のホームビデオの映像をラストにしないっていうのは何年経とうが懐かしくきれいな思い出にはならないからかな。 作品としてはマルコの存在と権利というより、ゲイへの偏見に対するものが中心と感じました。家を探し何を思い、いったい何日彷徨っていたのか。。。裁判で自分たちの主張が認められなければ絶対に全くマルコの世話ができなかったんでしょうか。 もうやだ、こんな悲しいラスト。 鑑賞後「トーチソング・トリロジー」を思い出しまして、機会があったらまた観たいなあと。NYとロスの違いはあるけど年代は本作とそれほど変わらないと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-08-20 12:53:27)(良:1票)
350.  チャイルド44 森に消えた子供たち 《ネタバレ》 
興味深いテーマなんですが、連続児童殺人事件、スパイ疑惑、旧ソビエト体制、ワシーリーの執念、レオ、ライーサ夫婦の問題、 これが同時進行で同じくらいの配分でこられちゃ観てるこっちはなんとも入り込みにくい。 観やすい娯楽作品にはしたくなかったんだろうけど、「社会主義国家って酷いでしょ」っていうのを強調しすぎじゃないかと感じる。もう少しエピソードを絞ってほしかったですね、俳優たちは文句なしなのでもっと焦点を絞ってテンポと流れの良い作品になってればよかったなあと、観てる途中でインターミッションがほしくなりました。 レオは忠誠を誓ってるようでも心からじゃなさそうなのは最初から漂ってるし、殺人事件は西側の影響などとは微塵も思ってないのもわかる、そして泣き所は子ども。 レオがウクライナ出身ていうのがミソなのかな、ロシアとウクライナの関係て根深いものがあるようですし。 ラストでモスクワに復帰したレオが殺人課を新設させ、責任者になるってとこでやっとすっきりと飲み込めた感じがいたしました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-31 15:31:30)
351.  ウインド・リバー 《ネタバレ》 
御贔屓のジェレミー・レナーだし、観る前はラストですっきり解決する雪の中のサスペンスかと思ってたんですが、しっかり社会派映画でした。 表には出てこない、アメリカ人でも知らない人が多いという、アメリカの抱える闇の部分といいますか、しかしなんでまだ先住民居留地なるものがあるのか、しかも人が生活するには厳しすぎる環境で、白人たちが利用価値無しとみなした土地なんじゃないかと思える地域なわけです。 管轄はFBI、やって来た捜査官は新人で女でひとりなんです、ここでも相当軽んじられてると思うんですが、殺人と認められなければFBIは動かない。これって無法地帯といってもいいんじゃないかと。行方不明者の数もはっきりしない、闇から闇という現実。 そんな中で事件の真相には辿り着くし、レナー扮するコリーの犯人への制裁も納得できるものだったけど、コリーの娘のことは想像するしかなく、やるせない思いが残ります。 地味で淡々とした雰囲気なんですが丁寧で訴えたいものが明確にストレートに伝わってくる映画でした、観てよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-28 16:28:55)(良:1票)
352.  グッドナイト&グッドラック
録画してから3~4年たってやっと観賞しました。 「赤狩り」なんですけど、古き良きアメリカの雰囲気が出ていて、過剰な演出も娯楽性もなく淡々とした史実に基づいた映画という感じでとてもクールで知的。バーで談笑しながら仲間と飲んでるシーンは粋です。デヴィッド・ストラザーンがかっこいい、特に目がいいです。 「ER」のロス先生で知ったジョージ・クルーニー、あの風貌といい個人的にチャラいイメージがあるんですが、面白いとは言えなかったけど「コンフェッション」とか、映画の題材を選ぶセンスはかなりイイと思います。批評家たちにけっこうウケがいいんですよね、確か。やっぱり録画したまま未見となってる「ミケランジェロ・プロジェクト」あるから近いうちに観てみよう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-08 13:37:10)
353.  ゲティ家の身代金 《ネタバレ》 
代役というのが全く気にならない、というか最初からこれでよかったんじゃない?と思えるクリストファー・プラマーの貫禄はさすがなんですけれども、身代金目的の誘拐事件にしてはなんだか緊迫感があんまり感じられなくて、誘拐犯一味の非道さよりゲティ氏のケチさ、強欲さが目立ってまして、最終的に身代金を値切るとか、税金対策して範囲を超える金額については息子に貸し付けるとか。これが事実なんですよね、すごいわ。  中だるみも少々ありでマーク・ウォールバーグの交渉人も地元警察もそれほど有能にも感じなかったですが「耳」からが速かったですね。誰がと言われたらチンクアンタの存在とキャラが際立ってたと思います。おいしい役どころかな? シーンごとの映像の違いも的確でさすがリドリー・スコット、アーティストっぷりは健在です。 できれば特殊メイクで演じたケヴィン・スペイシーのほうも観てみたいです、上手いに決まってるし。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-04 17:39:29)
354.  JUNO/ジュノ 《ネタバレ》 
語り口が新しい16歳の高校生の女の子の妊娠出産モノでした。 普通に学校もそのまま出席してるし大人は誰も怒ってないしアメリカではこういうケースも普通にあるってことなんでしょうか。 改まって話があると言われ退学かドラッグと予想する父親と継母なんですが、妊娠とわかり相手がブリーカーと知ると 「ヤツにできたんだ・・・」と。ソコ?そこいくんだって具合です。でも可笑しい。  で、里親に決まったリッチな夫婦マークとヴァネッサ。 マークは若いジュノの感性が刺激になって、諦めたはずの夢に挑戦したくなったようで家を出てしまう。 子どもを切望していたヴァネッサにけっこう気を遣って合わせていたんだなってことがわかるんです。 マークが出ていこうが母親になることを諦めないヴァネッサ。里親になる夫婦の方がリアルに描かれているように思えます。  重くなりがちなテーマなんですが悪い人がひとりも出てこないし、これもひとつの選択なんだなと素直に思えました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-23 18:58:47)
355.  アトミック・ブロンド 《ネタバレ》 
キャストがなかなかいいし、難しいこと抜きのアクション映画だと思って観賞。 オープニングからニューオーダーの「ブルー・マンデー」いきなりテンションあがってしまいました。 次から次へと80年代ヒット曲、ネーナの曲がラジカセでかかるとこはよかったですね、確かネーナは当時の東ドイツのバンドだったと記憶してる。 実は最初に観た時は音楽に集中してて、いろんな名前は出てくるし、現在と10日前が行ったり来たりするし、みんなスパイなんだけど誰がなに?て感じでぼんやりしたまま終わってしまいまして、2回目はちゃんと話の方に集中して観賞しました。 まずシャーリーズ・セロンが無敵という感じではなく強すぎないとこがいい。キズだらけ、ボロボロになりながらのアクションシーンは見ごたえあると思います。2度目はちゃんとわかりましたよ、誰が2重スパイなのか、正確には3重? ラストに時計屋も登場で「あら、あんたもだったのね」と。そしてなんとなく、所々ちょっとだけタランティーノを感じるとこも。  ラストの曲がクィーンとデヴィッド・ボウイのコラボ曲「アンダー・プレッシャー」ときた。ボウイはもう1曲「キャット・ピープル」もあって、聴きながら「あーボウイももういないんだなぁ」となんだかしんみり。 ボウイは出演オファーされたらしいですが、その時にはもう映画に出られるような状況じゃなかったみたいです。 この作品、やっぱり内容よりも音楽に感動しました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-02-17 22:25:44)
356.  地獄の逃避行 《ネタバレ》 
まず、この邦題はないんじゃないかと。 マーティン・シーン、ハンサムですよね。エミリオとチャーリー、どっちかっていうとエミリオの方が似てる。 登場した時、その佇まいがジェームズ・ディーンみたいだと思ったんですがやっぱりそういう設定だったんですね。 テレンス・マリックって俳優たちがこの監督の映画に出たいっ!!て思われる監督さんだったようなおぼえがあります。  本作なんですが、主人公二人の感情の起伏とかまったく描いてなくてほんと淡々としてまして、それより空、雲、広大な景色を熱心に撮ってるようで詩的でもある。観てるうちになにか哲学的なものを語っているようにも感じてくるんです。 嫌いじゃないけど、この内容にしてはズシーンとくるものが無い、だからといってつまらんとも言えないという不思議な映画でした。 あの木琴?のテーマ曲はやっぱりいいね「トゥルー・ロマンス」でもオープニングのあの曲に惹きこまれました。 ホリーはなんとか執行猶予にもっていき、その弁護士の息子と結婚したのね。見た目儚げな女ってやっぱり強い、すごいわね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-02-08 15:38:19)
357.  レッド・スパロー 《ネタバレ》 
スパイ映画の割には地味な感じ、地味だけど生々しいというか、オスカー女優のジェニファー・ローレンスにここまでさせるのかいっ!とまず思いました。 彼女もよくやったねぇ、演技において男女差無しってとこを見せたかったのかしら。 でも役柄としてはハニートラップ、女を利用した色仕掛けが武器のスパイ。しかしその部分が訓練だけで実戦ではあんまり描かれてなかったですね。  もうキャストが一通り登場した時点で内通者が誰かわかっちゃうとこがちょっと残念。 ジャニファーがどっちに付くのかどうしたいのかが最後までわからなくて、ラストはなかなか意外っていうのは良かったです。 危なっかしくもその都度自分に有利になるように全て利用したわけでスパイっていうより母親を守る娘の処世術を見た感じでした。でもロシアってほんとにああなの? ジャニファー・ローレンスの女優根性にプラスです。有料チャンネルで放送される映画がなんか最近20世紀FOXがやたら多いような気がする。。。私が選ぶのがたまたまそうなのかな??
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-28 22:36:54)
358.  雨の日は会えない、晴れた日は君を想う 《ネタバレ》 
この邦題、切ないラブストーリーを連想させるんですが、全然違いました。 でもなにか「あら?」と興味を惹く邦題ですね、一応観てみようかなと思わせる。 私もそのひとりです。  デイヴィスのように知らない間にすっかり自分以外に自分にさえ興味がなくなって ただ淡々と虚無感を漂わせ生きているようになるってことは誰にでもそうなる可能性のあることで。  壊れかかっていたのか、実はエネルギーは有り余ってるのにそれを無意識に抑え込んでいたのか、 奥さんが事故で亡くなった後、しつこく抗議文を送ったり、あちこち破壊、解体しまくる。そして奥さんの秘密も知る。 全くちらりとも奥さんへの不信感はなかったようで、邦題になってるメモも最初は読みもしないで捨てる 突然死んだ奥さんが残したとわかるメモなのに、それほど無関心だったんですね  そういうデイヴィスが解き放たれるということなんですが、全体的になんていうか掴みどころのない雰囲気です 極寒の中で猿の群れが温泉につかってお互いを毛づくろいしたり、身を寄せ合っている映像とか ラストの全力疾走、毎朝5時半起床のデイヴィスが7時半起床になってたり、随所に愛おしさや生とか、デイヴィスの変化が散りばめられてはいる。 いっかいだけより何回も観ることでジワっとくる映画なのかもしれないです。  でもジェイク・ギレンホールはほんとに繊細な演技の出来る俳優ですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-11 21:01:58)
359.  ジェイソン・ボーン 《ネタバレ》 
正直なところ「ボーン・アルティメイタム」で終了の方がよかったかも。 今作はCIA側の方が目立っちゃって、ボーンの描写が薄くなっちゃった気がする。 前3作とはコンセプトがずれちゃってるみたいなね。大好きなシリーズだけにちょっと残念。 しかしながら雑踏の中の追跡、攻防、カーチェイスシーンは緊張感とスピード感があって やっぱり見応えあるのです、ボーンシリーズといったらコレだなあ。 ただ、ベガスの装甲車は派手なだけって感じであんまり好きじゃない。 CIAに復帰?もういい加減、彼を放っておいてほしいわね。 1作目から変わらないエンディングの曲も大好き、あの曲が流れだすとビビビと脇腹あたりがシビれます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-14 16:06:36)(良:1票)
360.  光をくれた人 《ネタバレ》 
こういった内容の映画は定期的に出てきていると思う。そんな中で本作は秀作といっていいんじゃないかと。  とにかく人物の感情とか想いの描き方が繊細で素晴らしい。いや、久しぶりに良い人間ドラマを観ました。 はっきり言って冒頭からイザベルはあんまり好きなじゃなかった。 漂着した赤ん坊には確実に母親と家族がいるはずで、二度も流産したイザベルなら赤ん坊の母親の心情を いちばん理解できるはずだと思うんだけどね。 孤島で灯台守になったトムとの二人っきりの生活と流産を経験したことが影響しているのでしょうね。  全ての罪をかぶり投獄されてしまった夫のトムからの手紙すら読もうとせず、自分の悲しみだけって・・・ ギリギリのとこで間に合ったわけですけどなんか腹立つやら歯がゆいやら。 ラストでトムがひとり静かに庭の椅子に座ってる横顔で泣けた。 「ブルーバレンタイン」が録画してあるから、今度観てみよう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-07-19 23:41:39)
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