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21.  L.A.コールドケース 《ネタバレ》 
まずこの邦題、なんでこんなチャラチャラしたタイトルをつけたのか?この邦題からはまったく予想もつかない内容です。 未解決の猟奇殺人事件を執念の捜査で解決なんていう印象を持ってしまうんですが違いますよ。適当に邦題つけるのやめようよ。 事実に基づく、ロス市警の腐敗を知らしめるといった真面目で骨太な社会派ドラマだと私は思います。 全編に漂うヒリヒリ感もなかなかのもので、見応えのある作品です。  最初はジョニー・デップが市警の刑事役???となったんですが、なぜジョニーが演じ、製作総指揮にも携わったのかがすっかり理解できました。 プライベートではあれこれあって落ち着かないイメージですが、俳優としてはやはりトップクラスです。すばらしい演技です。 ジョニーが演じることで作品のクオリティがあがることは間違いないです。 そしてフォレスト・ウィテカー、負けず劣らず素晴らしい。ダイエットに成功したのか引き締まった姿で登場してます。 この二人の共演がうれしいですね。他の共演者もなかなかクセのあるシブめの俳優たちが揃ってる。  ただ、いろんな名前が出てきてきちんと把握するためには一回観ただけじゃわかりにくいのが難点です。事件に関する情報にどれだけ付いて行けるかがポイントで集中力が必要です。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-04-06 14:02:20)
22.  スーパー・チューズデー ~正義を売った日~ 《ネタバレ》 
政治を扱った映画はよくわからないところが必ずあるんですが、この作品はシンプルな上にいい具合にサスペンスフルでもあり、最後まで混乱することもなく面白く観ました。 ジョージ・クルーニーはこういうテーマを扱っても変に通ぶったとこも感じないし、オリヴァー・ストーンみたいにならないのが好感持てます。スティーヴンの解雇の経緯やモリスのスキャンダル内容、結構こういうのが現実なのかもね。  内容が手堅ければキャストも手堅い。フィリップ・シーモア・ホフマンはわりと抑えた演技なんですが、お腹はどうしようが抑えきれないという、すごい腹してるわぁ。 選挙事務所の雑用係みたいな女の子役ぽくない女優だなあと思ったら。。。なるほどだからああいうタイプなのね、あの女優さんてマリリン・マンソンとすったもんだあった人じゃないですかね。うん、手堅いですね。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-04-04 12:20:37)
23.  ハウス・オブ・グッチ 《ネタバレ》 
GUCCIのお家騒動で暗殺にまで及ぶんですが、全体的にゆったり話が進んでいく。 背景や室内が美しくアートな画になってるとこがリドリー・スコットらしいなと。かつてリドリー・スコットのイギリスの自宅でハウスキーパーをしていた人の書籍を読んだことがあるんですが、彼は家中のドアノブなどの真鍮が常にピカピカに磨かれていないと気に入らないようなことが書いてあったと記憶してます。「ブラック・レイン」の撮影で来日した時に関係者から記念のお土産にもらった博多人形は納戸みたいなとこにそのまんま放り込まれていたそうな。  映画なんですが、アル・パチーノとジェレミー・アイアンズが遂に兄弟役で出演とか、ジャレッド・レトの怪演に、ふてぶてしくてどんなに着飾っても品のなさと生活臭が漂う感じでどこにでもいるイタリア系のおばちゃんみたいになってるレディ・ガガとか俳優たちを見るのがたのしい。ガガ様は意外と小柄だということもわかりました。  私が唯一買う海外ブランド品はフレグランスなんですが、20年以上前に専門店で見つけて即買いしたのがGUCCIのENVYで、HNにも使ってる。 映画を観てわかったんですが、トム・フォードがGUCCIで手掛けたフレグランスなんですね。ちょうど発売された頃だったんだ。 10年ちょっと前くらいから店頭では見かけなくなってほどなく製造中止、廃盤になったことを知りました。なんで廃盤?10年以上愛用しててかなり落胆。 最後に購入したものはいつものように使えなくて半分ほど残ってるけど、時間が経ちすぎてるから香りが変わっちゃったかも。 今、GUCCIに期待することはただひとつ、ENVYを復活してほしいってことです。まぁ無理だろうなぁ。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-04-02 20:18:03)
24.  ドライヴ(2011) 《ネタバレ》 
衛星で数回放送されてたのは記憶にあるんですか、なぜか観てなかったです。 とぎれとぎれでキチンと観たことはないんですが、かなり昔のライアン・オニールとイザベル・アジャーニの「ザ・ドライバー」とは無関係とは思えないけどどうなんでしょうか。  冒頭のクールな表情でのカーチェイスがかっこよすぎます。 寡黙というのがライアン・ゴズリングにぴたっとハマる。でもアイリーン親子といる時の表情が優しさのカタマリみたいで良いですね。 セリフが極端に少ないのに全部理解できてしまうというゴズリングの演技は流石だわね。 サイコパスではないのよ、過去の経験から今の彼がいるというのが全く語られないのに納得できてしまうんですよね、人物描写が半端なく上手いです。 エレベーターの中でのキスシーンからの容赦のない暴力描写は最高でした。私の「ココだけ何回も見たい大好きなシーン」がひとつ増えました。鳥肌ものの名シーンです。  キャリー・マリガンが可愛らしい、アレがオスカー・アイザックだとは見終わるまでわかりませんでした。 音楽もクレジットもひと昔前という感じで、ストリップ劇場の楽屋だのピザ屋、修理工場。。。70年代80年代の雰囲気で、 そこにいるシャノン、バーニー、ニーノも70年代80年代の映画に出てきそうなタイプの俳優さんという具合で、余計にウォルター・ヒルを意識してるようにも感じます。ただし長髪の男はいないからみんなスタイリッシュなのです。 「サソリとカエル」のサガの話は「クライング・ゲーム」で聞いたし、この監督は自分の好きな映画の好きなトコをいろいろ引用してる感じなんですが、それがこんだけカッコイイ1本の映画になってるというのが素晴らしい。 成就はしないだろうと最初から予感のする恋愛部分なんですが、彼は少しでもロスからアイリーンから遠く離れようと力尽きるまでドライヴするんでしょうか、哀しいなあ。死なないでほしいと真剣に願って観終わりました。 無駄なものが無く、最初から最後まで滅茶苦茶クールな映画。とにかくライアン・ゴズリングが今までで一番かっこよかったです。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-03-31 01:57:28)(良:1票)
25.  ザ・ドライバー 《ネタバレ》 
ライアン・ゴズリングの「ドライヴ」を観てから気になって、今度こそちゃんと観ようと試しに探してみたらU-NEXTに見放題であるじゃないですか、ちょっとびっくりしました。そういえば結構前になるけど洋画専門チャンネルでも放送していて「なんで今コレ?」と思ったけど「ドライヴ」の影響もあるのかな?  観始めればあちこち見覚えのあるシーンがあって、ラストの駅のシーンも確かに記憶に残ってました。 こういうカーチェイスは好きです、カット割りがやたら多くて目が回る、結局どうなってるのかよくわからんということもないし、無駄に関係ない車や物を破壊しないし動きが滑らかで見やすいです。ふっと力が抜けるようなラストのオチもいいですね。 アジャーニはさっと消えちゃうし、ほんとしたたかな女よね。 表情ひとつ変えないで運転してるライアン・オニールが良いです、運転してるとこだけかっこいい。 イザベル・アジャーニがやんなっちゃうくらい美しい、観終わってみればいちばんよく喋ってたブルース・ダーンがいちばん印象に残る結果に。 タランティーノ作品にも何本か出演してるし今も現役なんですよねぇ、ローラ・ダーンのお父さんなんだなぁ、なんか凄い。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-03-31 00:01:20)
26.  L.A. ギャング ストーリー 《ネタバレ》 
やけに豪華なキャストなんですけど冒頭のショーン・ペンの残虐さに期待してたのとは違うかもと思ったけど、 気楽に観られる警察VSギャングものにあっという間に変わりました。オマラの奥さんがメンバーを決めるってとこからですね、 「あれあれ??」となったのは。ココ面白いです。  「アメリカン・ギャングスター」では特別編成された麻薬捜査チームに追い詰められる悪徳麻薬捜査官だったジョシュ・ブローリンが 今回は正義感は人一倍あるけど、あまり知的とはいえないチームのボスで、がむしゃらにカジノを襲って逆に逮捕されるとか笑っちゃいました。 深みとか情感とか美学とかそういうものはないんですけど俳優たちのダンディな姿は見られます。 ライアン・ゴズリングはキャラに合わせて声も変えてくるんだ、すごいわ。  ミッキー・コーエンはカポネと同じく脱税で逮捕されてるんですが、まぁいいか。 エンドロールが「L.A.コンフィデンシャル」みたいな雰囲気。警察とギャングのいろんな映画を思い出す作品でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-03-26 23:35:07)
27.  ブラック・フォン 《ネタバレ》 
この手の映画はあんまり観ないほうなんですが、イーサン・ホークということで観てみました。 黒いダイヤル式の電話なので時代も70年代なんですね。そして70年代といえばホラー映画ブームでしたよね。 「悪魔のいけにえ」は火付け役となったホラー作品のひとつじゃないかな?未見ですが。  フィニーとグウェンの兄妹のキャラや関係性がなかなかいい感じ。グウェンが石をつかんでぶん殴るとこが好きだな。 電話で話してる時に最初に横に現れた時はマジでギクッとしてしまいました。 もともとケンカには消極的なフィニーがイーサン・ホーク相手に戦うとこは、それまでジリジリしてたんですが一気に爽快感を味わえてスカっとします。 私のようにホラーが苦手な人でも大丈夫なホラー映画だと思います。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-03-21 21:51:49)
28.  宇宙人ポール 《ネタバレ》 
全体の話の流れは特に目新しさはないけど、ビーサン履きの宇宙人ポールのキャラがいいですね、大好きです。 観る前から「E.T.」のパロディだよね、たぶん。と思ってたけどスピルバーグ本人が出てくるとはね(声だけ)愉しいわぁ。 ポールのはいてるパンツがよかった、丈といいゆとりといい、たるみ具合といい腰の位置といい絶妙だわ。 そりゃ、シガニー・ウィーバーは宇宙人は大嫌いだろうなあ(笑) ブライス・ダナーは年とってもきれいで素敵だわ、娘のグウィネスより美人ですね。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-03-20 00:50:35)
29.  ダウントン・アビー 新たなる時代へ 《ネタバレ》 
やっと観られた~~映画館で観たかったなぁ。 オープニングのそれぞれ記念写真を撮るシーンにはワクワクさせられます。 前作より解放感があって、いい感じに緩さもあるような。 ドラマからのレギュラー出演者もそれなりに変化してるので時の流れも感じ取れます。子どもたちもイーディスの娘、 マリゴールドだけは幼児の頃から同じ子役のように思えて大きくなったなあなんて思ったり。  ヴァイオレットおばあ様は相変わらずで、会話も受け答えも冴えていて最期の時までいちいち面白い、素晴らしい! ハイクレア城を借りて撮影してきた「ダウントン・アビー」が劇中でも屋敷を映画撮影に貸すことになるとか、 南仏の帽子屋さんでのシーンとかニヤリとできるとこがいくつかあるんです。 俳優ガイ・デクスターはクラーク・ゲーブルに似せてあるのかなぁなんて感じたり。 とにかくハッピーです、あっちもこっちもハッピー。「ダウントン・アビー」はこれで良いんです、楽しい時間を過ごせました。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-02-10 22:49:27)(良:1票)
30.  ジェイコブス・ラダー(1990) 《ネタバレ》 
問題作て感じで、ティム・ロビンス主演ですしタイトルを目にするたびに気にはなってたんですが なぜか今まで観る機会がなかったんです。 で、U-NEXTで見つけて遂に観ることに。この映画が制作された頃には”観たい映画が観たい時に見つかるツール”なんて想像もしてなかったなあ。 BS放送が始まった頃でパラボラを付けるか否かで迷ってたわ。  ジェイコブという名前からして宗教色が濃いですね、戦場から始まってますし隊は全滅ぽいし地下鉄のとこから現実ではないとわかります。 死を受け入れて天国へ昇っていく途中のジェイコブであることはすぐにわかる。氷漬けにされるとこはそのまんま体温が下がっていくとこなんですね。 自分はなぜ死ぬのかということを自分で理解していくジェイコブを描いているというような感じ。 自分が一緒についていながら息子を事故で亡くしていて、それはベトナムに行く前のことなんですよね。辻褄が合います。 その息子ゲイブに導かれ。。。救いのあるラストでよかったです。 ジェイコブのいた隊は二人くらいおかしくなって痙攣してたり、よくあるベトコンの襲撃とはずいぶん違うし幻覚剤のことは事実なのかどうかはわかりませんが、基本的にはベトナム戦争への痛烈な批判だと思います。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-29 00:09:00)
31.  パーフェクト・ケア 《ネタバレ》 
ロザムンド・パイクがお見事です「ゴーン・ガール」以来の知的なクソ女ぶりは見ていて気持ちいいくらい。 実際オックスフォード大学出身だそうで、知性は本物ですね。  まぁ、あんだけのことやったわけですからそうなるだろうなと納得できるラストでした。 やっぱりマフィア親子が一枚上手だったのかもね、そういうシーンは出てこなかったけどそういうふうに想像しました。 ウィキにはブラックコメディ、スリラーとなってたからそのつもりで観始めましたが、クライムサスペンスと言った方があってるかも。 エグい映画だけど、ロザムンド・パイクが演じることでなぜか清涼感のある怖さを感じました。同じボブヘアーだけど前半と後半の違いが良いです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-01-28 01:12:25)
32.  マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ 《ネタバレ》 
おもしろかった~まるでウディ・アレンの映画を観ているような感覚に。 セリフが多い、アッパーな方々、気ぜわしい、憎めないダメ男がいる、なんでも話しちゃう友人の存在、皮肉な展開、着地点がラストまで予想できない、、、などなど共通点が多いです。 特にラストが良かったなあ、近道や合理的だけじゃなく回り道も必要だなと。自分の身に起こる事はやっぱり無駄な事っていうのはないのかもとか、 なんだかんだ言っても結局収まるとこに収まると思えるラストでして良い気分で観終わりました。 監督のレベッカ・ミラーという人は女優でもあるんですね、旦那さんはダニエル・デイ=ルイスですと!  ただね、「幸せのあとしまつ」てサブタイトル、これ違うでしょ?的を得てないです。なんでこんなのくっつけたがるんだろ? これだけ不満。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-25 12:43:04)
33.  ヒマラヤ杉に降る雪 《ネタバレ》 
時代や内容も好きなタイプの映画です。主演だけじゃなくこれでもかっていうくらいのそうそうたる顔ぶれの俳優たち。 判事、検事、弁護士、保安官、父親。。。それぞれハマるキャスティングなんですが、ハマリ過ぎ王道過ぎで意外性が全くないのがちょっとつまんないかも。 欧米のいろんなとこに登場する日本人、アジア系の女の子って日本人の私からするとお世辞にも可愛い、美形とは言えない顔立ちが多いんですが、工藤夕貴は日本人らしい顔立ちの上に可愛らしさがあって安心する。  映画の内容なんですが、混乱はしないけど回想シーンが同じか同じようなシーンばかりで、いつまでたってもファンタジー的過ぎちゃって、 何があったのかどうなったかはわかるんですけど、もうええ加減はっきりしてくれと思えちゃうわけです。詩的といえばそうなんですが、それに惹き込まれる、酔えるといった魅力があまり感じられません。 ハツエがイシュマエルに手紙で別れを告げるシーンはちょっとしつこいわよ。 しかし20数年前のイーサン・ホークの美しさを堪能できたのは良かった。葛藤しつつ、それを表には出さず裁判を見守る表情は最高です。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-01-24 16:12:52)
34.  コーダ あいのうた 《ネタバレ》 
聴覚障がい者の両親と息子と唯一健聴者の娘の4人家族のそれぞれの自立を描いてると感じました。 高校生のルビーにとっては荷が重いと最初からハラハラする。両親は通訳としてのルビーの存在が当たり前になってしまい、ルビーが不在の場合の対応が全く用意されてない、そして監視員によって警備隊が呼ばれてしまうのね。 けれど、コンサートに出かけ音は聞こえないけれど周囲の人々の反応でルビーの歌唱は人に感動を与えるんだと知る両親。無音になるシーンにはハッとさせられます。 オーディションでピアノ伴奏を買って出た先生はワザと間違えて最初からやり直すようにする、この先生が色物的な存在で良いキャラクターでした。 ルビーを演じた女優さんは子役でいろいろ出てるみたいだけどたぶん初見かな?品が良くてきれいな子なんですが、この作品ではどこか野暮ったい雰囲気になってるのがいいですね、いつも無造作に髪を束ねているとこなんか特にいいです。だからコンサートやオーディションで髪をおろした時に女の子らしさ、美しさが際立つ。 マイルズ役の子は、ひと目で「あーあの子だ」とわかりました。ジョン・カーニーの「シング・ストリート 未来へのうた」のコナーなのよ。6~7年前とあまり変わらず、二十歳過ぎてると思うけど相変わらずの美少年振りでした。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-01-21 13:15:31)
35.  ブルーに生まれついて
チェット・ベイカーのことはよく知らないです、とにかくワケありでクセがあってちょっと厄介なイーサン・ホークが観たかったんです。 厄介さはちょっとどころじゃなかったんですが。 とある解説によれば、コレ相当美談にしてるみたいです。これで美談なのかとびっくりですわ。 チェット・ベイカーてジャンキーなだけじゃなくて結構イヤな奴だわ~~ まるっと伝記映画のソレという感じはしなかったです、個人的にはクールな映画だなと。 トランペットを吹くイーサン・ホークは流石にサマになっててかっこいいです、猛特訓したのかしらね。 希望通りのイーサン・ホークが観られて満足、だから1点プラスです。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-01-19 16:39:00)
36.  かもめ (2018) 《ネタバレ》 
舞台っていうのは苦手なんですが、ロシアを代表する劇作家ということだけ知ってるチェーホフの四大戯曲のひとつということと、 シアーシャ・ローナンが出てるということで鑑賞。 映画としてのこの作品に関して、良いとか良くないってこともはっきりわからないんですが、出てくる男たちは優柔不断というか、シャキッとしてなくて 女たちは男がいないと生きていけないって感じで、共感できる人はひとりもいない。 始終、あーだこーだ、どーだこーだの井戸端会議的な会話劇みたいな。たぶん主役であろうコンスタンチンは死んだのかどうか、死んだとしたら理由はなんだとか、結果もはっきりしないのよ。とにかくアネット・ベニングはさすがの貫禄と演技でした。 ブライアン・デネヒーは2020年に亡くなったんですね、巨漢で強面の印象的な名バイプレーヤーだったと思います。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-10-03 13:31:03)
37.  グッバイ、リチャード! 《ネタバレ》 
この10年ほど出演作がパッとしないジョニー。アンバー・ハードとの裁判が影響して降板した作品もあったようだ。 とりあえずジョニーの勝訴という結果でしたし、またティム・バートンとの作品で腕っぷしは弱く怖がりで変わり者だけど、優しい好人物という可笑しいような哀しいような主人公を演じてほしいものです。  本作では久しぶりにジョニー本来の持ち味が出ていてそこが見所だと思います。海賊役で一気に知名度も上がったようですが、 私が思うジョニー・デップとは違うんですよね。 話の内容よりも「これこれ、これこそジョニー・デップだ」とウキウキしながら観てました。 何と言ったらラストですね、すでに出来上がった道は進まない。これがこの映画のメッセージですかね。 リチャードは中高年になり自分の人生があとわずかになって気付く。だから若い学生たちにあれだけ熱く語るんだなあ。 でも人間て実際その時にならないとわからないコトだらけなんですよね  一緒に連れて行ったワンコはどうなるのかしら、帰巣本能で戻ってくることを強く願うわ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-29 18:06:37)
38.  SOMEWHERE 《ネタバレ》 
ソフィア・コッポラはやっぱりセンスがいいし繊細だと思う。 隠れ家的なホテルの室内など、どこをとっても洗練されている。映像もどこか懐かしいような、ヨーロッパ映画のような雰囲気でフワっと優しい質感です。 そして彼女の作品の数々には表は華やかで恵まれていると見えても、実は孤独で空虚とか虚無感、喪失感を抱えた人物が描かれていることが多い。  本作の人気俳優ジョニー・マルコも「ロスト・イン・トランスレーション」でビル・マーレイが演じた俳優と似ている。 どこに行ってもVIP待遇でチヤホヤされるけど、特殊メイクのスタッフやカメラマンは仕事の対象でしかないという接し方で、特に型をとるシーンは秀逸です、3人がかりで「早いとこ終わらせよう」みたいに無表情で黙々と石膏を塗りたくり、乾くまでポツンとひとりで放置されるジョニー、それを徐々に近づいていくカメラ、孤独感がよく出ている。頻繁にスケジュールの連絡がくるマージは電話の話し声のみで、とうとう最後まで登場しない。  そしてここに前妻の元にいる娘のクレオがやってくるわけなんですが、演じるエル・ファニングがとにかくいいんです、ハイティーンになる前のまだ幼さが勝る少女。来年じゃダメ、今のこの時期しかないという具合で天使のような存在なのです。 パパのために朝ご飯のエッグベネディクトを作ってるシーンが好き。全体的にワンカットのシーンが多いので落ち着いてじっくり観られるし、自分なりにいろいろ想像したり感じたりができる。  何日か娘と過ごしプールサイドで寝そべる父と娘、特に何かしなくても話さなくても充実した時という感じで、この時のカメラはズームアウトしていく、素晴らしい。 サマーキャンプに送り届ける車の中で突然泣き出すクレオ、彼女も寂しさと不安と孤独を抱えていることがわかる。 娘に泣かれたのが相当きちゃったのかなあ、父親ジョニーも前妻に電話をかけて泣いちゃうのよ。でも大人と普通に会話ができる年齢に成長した娘と過ごしたことで何かが変わったんだろうな。ルームサービスの食事ばかりだったのに自分でパスタを茹でるんですが、ザルにあける時もぎこちなく、ザルで受けきれないほど大量なのがまたいいわね。上半身裸の女を見ても無関心になってるし。 そしてフェラーリをキーをさしたまま乗り捨ててどこまで歩いて行くのか。。。ホテルをチェックアウトする時に言ってた荷物の送り先っていうのが気になる。 エレベーターで突然登場したベニシオ・デル・トロがうれしかったです、実はデル・トロ本人として出演したのかな? 大スターと言われる人たち、結構ジョニーのような人が多いのかもしれない。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-09-24 15:44:58)
39.  リトル・シングス 《ネタバレ》 
これ、デンゼル・ワシントンとフレディ・マーキュリー役でオスカーまで受賞したラミ・マレックなのに日本では劇場未公開なんですね。 「なんで?」と思いながら鑑賞。見終わって理由はわかったような気がする。 ディーコンの過去を絡めながらも猟奇的な連続殺人犯を仕留めて二人の警察官が笑顔で握手して別れるというすっきり完結という内容じゃないんですよね。 かなり不条理でいやな終わり方ですね。あの人ジャレッド・レトだったんだ。半端ないインパクトでした、さすがだわ。 映画としては完成度は高いと思うけどやっぱりモヤモヤするし、あれでその後何事もなかったように生きていけるとも思えず、 あれは「小さなこと」じゃないしあんな秘密を抱えてたらそれこそ身を滅ぼしそうだわ、負の連鎖じゃないですかね。 こういうことが警察内部にあっても不思議じゃないってことなのかな?闇から闇へ葬られた事件は知らないだけっていうのは実際わりとあるんだろうな。知りたくない、知らない方がいいってことに思えた。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-21 23:49:23)
40.  ビューティフル・ボーイ(2018) 《ネタバレ》 
私自身男女ひとりずつふたりの子を育てました、難病とか非行とか人生がひっくり返るようなことはありませんでしたが、それでもやっぱり大変でした。可愛いとか愛情だけで子は育たない、親の責任とか忍耐とか可否の境界線を見極めるとか子どもに対してじゃなく自分自身と常に葛藤していたように思います。特にオオゴトがなくてもいろいろとあるのに薬物依存なんて自分がどうなるか想像もできないし自信ももちろんありません。その道の専門家に任せるしかないってことになるかな、やっぱり。 現在はその子どもらが親になる年代になりまして、あー順送りなんだわ~と客観視できる立場になったわけです。  オープニングのクレジットで「PLAN B」と出まして、コレってブラピの制作会社ですよね、テーマがしっかりしてる作品を手掛けてる印象があります。 父と息子のそれぞれの手記がもとになっているらしいですが、はっきりと父親主体の部分が多いように思います。 幼い頃のことを回想するシーンが度々出てくるんですが、幼い息子をロスに住む母親の所へひとりで飛行機に乗せて行かせるっていうのがちょっと理解できなかった、なぜ一緒に行かないの?てことはあの年齢ですでに実の母親から離され、そして父親は再婚し弟と妹が次々と生まれたわけね。 このへんですかね、ニックが自分をさらけ出せる居場所は家にも父にも母にもなかったのかもしれません。遊び半分で父親とマリファナを吸った時が、もしかしたらニックにとって最高に幸福だったのかもしれないと思ったり。 なんていうか、通常幼児期に育つ精神的な何かがニックにはスポっと抜けてるような気はしました。 それまで静かに見守っているという感じの控え目な継母のカレンが車で追いかけるシーンは意外だったなぁ。初めて感情が出たというか、あれは怒りだったんですかね、実父はもう追いかける気力も無くなってるようでしたね。 解説ではニックは8年間クリーンな状態だという、継続してほしいですね。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-08-06 16:26:30)
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