21. トレイン・ミッション
《ネタバレ》 とんでもなくありえない展開の連続だが、はらはらどきどきの連続で飽きさせない。最後は意外な真相も明らかになるし、なかなか出来のいい映画。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-11-03 17:02:42) |
22. 15時17分、パリ行き
《ネタバレ》 本人たちが演じているということは、予備知識なしでは全く気付かないだろう。 それほど演技は自然だし、3人ともルックスも悪くないので、知らなければプロとしか思えないだろう。 事件に至るまでの3人のエピソードは多く事件(において、3人が対応できた事柄)への伏線になっているので見逃せない。 友情を描いた映画であり、青春映画でもあり、旅行(?)映画でもあり、なかなかの出来。 特典映像も見逃せない。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-08-25 23:28:57) |
23. オーシャンズ8
《ネタバレ》 すべてがおおむね計画通り順調に進むのでハラハラ感はない。 女優もグルだったのはちょっと意外だったが。 ほかの宝石もごっそり盗んだこと、黙ってれば山分けせずにすんだのに。 [映画館(字幕)] 6点(2018-08-17 17:04:55) |
24. メッセージ
《ネタバレ》 タコの宇宙人が出てきたときは唖然とした。あんなに一本の電話で都合よく中国の指導者を動かせるかなあ。で、それによって全世界が協調して問題がすぐに解決するかなあ。娘との思い出の映像が繰り返し出てくるのは伏線で、最後にネタばらしがあるんだけど、時系列的に矛盾していないか。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-06-30 16:53:45) |
25. ライフ(2017)
《ネタバレ》 宇宙もの・エイリアンものとしては新しいものは何もないのかもしれないのだけど、結構ハラハラドキドキの連続で楽しめる、最初は「忍び寄る恐怖」だったのがだんだんタコの化け物に襲われるホラーに。予想外にグロい。ラストは、まさかとは思ったが本当にやるとは思わなかった。崇高な使命感から地球を守るために行動する人間たちを描いていたのに、最後はコメディ。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-06-16 22:37:20) |
26. ブレードランナー 2049
《ネタバレ》 「あらすじを教えろ」と言われても簡単には話せないくらい展開が難しくてなんとなく筋を追っかけるのがやっとだ。禅問答のような長い会話はちょっと退屈だし。だが元祖ブレードランナーの、スラム街のような未来都市、雨が降り続ける暗い街並みがいい感じに再現されていて、すっかりじいさんになったハリソン・フォードが満を持して登場するのもわくわくする。雪が降りそぼるラストシーンはBGMと合わせ美しい。ハリソン・フォードの娘との再会がちょっとだけ描かれているのもあとを想像させて良い。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-06-16 20:38:45) |
27. ブラックパンサー
《ネタバレ》 貧しい農業国のように見せながら実は驚くべ先進技術をもったワカンダ。あのような万能の鉱石を手に入れた権力者なら、世界征服を考えるだろうし、それも容易に可能と思われるのだが、そうは思わないところが奥ゆかしい。SFのようなあの街並みは、グーグルマップには映らないように工作されているのだろうか。登場人物がほとんど黒人というのも新鮮。世界を股にかけた痛快なアクションムービーとして存分に楽しめる。 [映画館(吹替)] 8点(2018-03-21 14:15:48) |
28. IT イット “それ”が見えたら、終わり。
《ネタバレ》 子供たちの冒険・友情物語にホラーテイストが加味されたものかと思いきや、予想外にグロいし暗い。冒頭からあんなかわいい子供が腕切断されて殺されるとは思わなかった。代理ミュンヒハウゼン症候群や、子への性的虐待をしていると思しき親。いじめっ子たちもいじめというレベルを超えて、少年の腹をナイフで切ったり、猫を射殺しようとしたり、警察が動くべきレベルだ。ピエロも、こんな善良な主人公たちを狙わず、いじめっ子たちを始末すればいいのに(一人は始末されたが)。小学生くらいの少年たちの中に高校生くらいの女の子が仲間入りするのは不思議。あれ同じくらいの年齢設定なのかな? 終盤は主人公たちが力を合わせて敵を倒すというアクションムービーになる。27年ごとにやつが暴れまわるとか、狙われるのは子供ばかりとか設定はよくわからない。最終的にデブはやっぱり恋が叶えられないのは寂しい。全体に、田舎の町や自然の風景がとてもきれい。自転車の停め方が全員雑過ぎ。誓いのためにガラスで手を切ったりすると破傷風になるぞ。 [映画館(字幕)] 6点(2017-12-01 00:01:34) |
29. ジェイソン・ボーン
《ネタバレ》 アクション映画としてはそこそこの出来。画面の切り替えが早く、アクションシーンでは何が起こってるかほとんどわからない。昔はジェイソンの苦悩する心理が描かれていたような気がするが、今回それはほとんどない。世界中どこにいても瞬時に対象を見つけ出し暗殺要員を送り込める技術力と組織力を持つ組織にたった一人で立ち向かうことのできる超人的な能力は健在だ。ブルース・スプリングスティーン風の殺し屋は異常な執念でジェイソンを追っかけてるのに最後は逃げに回るのはおかしい。最後、女の子消されるかとはらはらした。 [DVD(字幕)] 6点(2017-03-18 11:47:27) |
30. 誘拐の掟
《ネタバレ》 アルコール依存症を克服し自助グループに通う元刑事と、親に捨てられひねくれた黒人少年との心の交流が描かれる。いっぽうで、次々と猟奇犯罪を犯すゲイのカップルの心理についてはほとんど描かれていない。ストーリーはそこそこ入り組んでいるため、視聴後ネットであらすじを漁って納得した部分も多し。2000年問題が騒がれる一昔前のニューヨーク。「セブン」のように雨が降っているシーンが多く、主人公も寡黙で、声も小さく、しっとりした雰囲気が全体に漂っている。奥さんをこよなく愛する麻薬の密売人、病気の妻を看病し娘を愛する同じく麻薬の密売人。大した謝礼はもらえないのに人情から危険な仕事を引き受ける主人公。密売人の娘の少女が付け狙われるときに流れる抒情的な音楽が違和感あり。結構楽しめる私立探偵もの。 [DVD(字幕)] 7点(2016-06-18 21:24:19) |
31. ポゼッション(2012)
奥さんに愛想を尽かされたが子供をこよなく愛しているダメ親父の、一途な娘への思いと娘を守るための行動を描いたホームドラマ。正体不明のものにとりつかれたがときどき正気に戻り、自分を助け出してほしいと父親に訴えかける娘の目と涙が美しい。お姉さんの方はちょっと小憎たらしい。実話ってのは眉唾だな。 [レーザーディスク(字幕)] 7点(2016-01-04 22:03:57) |
32. エイリアン・インセプション
《ネタバレ》 妄想なのか現実なのかわからない意味不明のシーンが連続し、種明かしも何もないまま終わる。 誰が見ても相当退屈するだろう。 [DVD(字幕)] 3点(2015-08-18 15:02:18) |
33. バトルフロント
《ネタバレ》 田舎町に静かに忍び寄る恐怖というサスペンス・ホラー調の雰囲気が悪くない。 [DVD(字幕)] 7点(2015-05-03 17:35:18) |
34. インターステラー
異常にスケールの大きなおとぎ話。設定に荒唐無稽さを感じたり、話の展開についていけなかったり、長いのでちょっと間延びして退屈したりすることもあるが、全体としてはよくできた映画だ。楽しめる。 [DVD(字幕)] 7点(2015-05-02 21:41:58) |
35. 遊星からの物体X ファーストコンタクト
《ネタバレ》 恐怖映画としてはなかなかの出来だ。中盤までは、誰が味方で誰が敵かわからない心理的な不安感でじわじわとくる。後半は、かなりグロいゲテモノが襲ってくるB級モンスター映画になる。先進的なUFOにのってる宇宙人があんなイカみたいな化けものってのは違和感があるが。 [DVD(字幕)] 8点(2013-05-04 21:18:43) |
36. ボーン・レガシー
《ネタバレ》 最後まで話の筋がうまくのみこめないまま最後のフィリピンでのアクションシーンに到達。アクションはそこそこ楽しめるがカメラワークが速くて疲れる。フィリピンの警察があんなに真剣に働くのか疑問。しかもアメリカの指令で。冒頭の狼と戦うおっさんが主人公だと思ってたら二度と現れず。 [DVD(字幕)] 6点(2013-05-04 18:26:26) |
37. リセット(2010)
《ネタバレ》 「世にも奇妙な物語」みたい。闇の中から何かが襲ってくるという、静かで不気味な恐怖感は醸し出している。ホラーなのか、不条理ものなのか、それとも安部公房ばりに人間存在の意味を問う哲学的な映画なのか、よくわからない。結局最後までなぞ解きはなされない。ポールやルークなど、聖書に出てくる12使徒の名前であることや、最後に教会で、今後の人類の始祖となる暗示がされる少年と少女が出会うというところが、なんらかのメッセージがこめられているのか。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-09 20:59:47) |
38. ピラニア 3D
《ネタバレ》 エロ・グロ満載のモンスターパニックムービーで、お決まりの展開と途中からのはちゃめちゃぶりに思わず笑ってしまう。モンスターが出現するにいたった牽強付会なこじつけと、ダイナマイトで全滅してしまうあっけなさに唖然。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-09 19:05:54) |
39. ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
《ネタバレ》 ドバイのシーンは高所恐怖症でなくても相当どきどきします。舞台が次々変わり、アクションもカーチェイスはじめいろいろあってあきさせません。アクション映画として存分に楽しめる出来です。トム・クルーズがちょっとおっさん顔になっていますが。ストーリーは漫画チックで、ややコメディタッチ。超ハイテクな武器を持ってるわりには、ローテクな行動が多く笑えます。殺し屋の女の子がかわいいです。 [映画館(字幕)] 8点(2012-01-02 21:50:28)(良:1票) |
40. バッド・ルーテナント
《ネタバレ》 冒頭の水に飛ぶこむシーンの顛末が最初から最後まで気になっていたが、最後になってそういうことかと納得。 本題は、ちょっと型破りだが敏腕な刑事が見事に殺人事件を解決していく話なのか、それとも、事件は関係なくどうしようもない悪徳刑事がただ堕ちていく話なのか、ずっと判明せず、いいたいところがわからずフラストレーションがたまる。 どうやら、後者なのだな、しょうもないあくどい刑事の転落話なんだな、と思い始めたところで、最後にどんでん返しがあった。 ほんとうは善良な警官が、おとり捜査のために、悪徳警官を装い、敵も味方もだまして見事情報を引き出し、事件を解決したというお話。 [DVD(字幕)] 5点(2011-04-30 16:06:32) |