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キムリンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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81.  依頼人(1994) 《ネタバレ》 
ここでの評価が結構高かったので期待したのですが・・・・ 「グローリア」みたいなハードなテンポの良いお話かと思ったらなんかまったりとした感じで 全編イライラさせられました。  世間知らずで無軌道で弁護士を振り回す少年や生活力の無い母親にあまり共感が感じられず、 いわば自業自得なんだからさっさと消されてしまったらどうなの、とか思ってしまいました。  マフィアもエレベータの中でさっさと刺殺しておけばよいものを何度もドジ踏んで怖さが 感じられませんでした。  結局マフィアとつるんでいた悪徳議員の死体は見つかったけど、剃刀にいさんも 組織内で処刑されてしまって、結局FBIは何をしたかったのかさっぱりでした。
[地上波(吹替)] 4点(2019-06-11 16:33:35)
82.  RONIN 《ネタバレ》 
デ・ニーロとジャン・レノのファン、カーチェース好きの人、フランスの観光めぐりをしたい人 以外は、正直言って観てもつまらない映画なのでは。 ストーリーは全くひねりもなく、銀のケースを巡って争うだけのお話。しかも最後までケース の中身は分からずじまいで、観てる方が適当に考えて下さいという感じ。 単にカーチェースの映画を作りたかっただけで、物語などどうでも良かったのではと思って しまった。  最後に、実はデ・ニーロはアイルランドの大物テロリスト暗殺が目的で、そのおかげで和平が 結ばれたというのが落ちではありますが、その前に、フランスであれだけ一般人を巻き込んで、 大暴れして、たぶん死傷者数はアイルランド紛争のそれよりも多かったのではないだろうか
[地上波(吹替)] 4点(2019-06-05 19:03:07)
83.  エージェント・マロリー 《ネタバレ》 
ここでの評価が微妙だったのでまじめに見るべきかパスするべきか迷いましたが、結局観終わった 感想は、まあまあかな、というもので誉めるような作品ではないものの、激しく批判する気にも ならず、まあ娯楽作品としては楽しめたかなあという感じでした。 その理由が、ストーリーが良く分からないし、各登場人物の素性もはっきりしないために、突っ込み どころもはっきりしない内に話が展開して終わってしまったというところにあるのかもしれません。 これを意図的に行ったのか、それとも制作する側の適当さによるものなのか定かではありませんが こういう作り方もありなんだなあということに気づかされた作品でした。 以下突っ込みどころを言わせてもらうと、 ・会社を辞めて顧客を奪われることを心配してマロリー嬢を抹殺するなら、あんな手の込んだ計画  立てずにケネスが隙を見てズドンとやって、どこかに埋めてしまえばよくね ・あの配役なら黒幕はマイケル・ダグラスだろうと思ったのだけど、なんかどうでもいい役で出ていた ・バルセロナの事件で利益を得たスチューダーは結局何のお咎めもなかったのか ・ロドリゴは結局マヨルカでのんびり暮らしたいからあんな込み入った計画を立てたというのか ・そもそもバルセロナの計画は超一流のエージェントを投入して行う価値があったのか ・スコット君はカフェでたまたま巻き込まれた一般人なのに、切迫感、危機感がなく、悠長にマロリー  嬢の逃避行に付き合うとはすごい度胸。彼こそエージェントの素質あり  最後に格闘シーンはみなさんがおっしゃるようにセガール作品などから比べると、なんか迫力あり ませんでした。撮り方が悪いのか、役者の力不足なのか、セガールが無敵すぎるのか
[地上波(吹替)] 6点(2019-06-04 09:27:45)
84.  ゆりかごを揺らす手 《ネタバレ》 
以前アメリカで予告編をテレビで見て、筋がある程度予測できたので 本編を見たいとは思わなかったのですが、今回改めて観てみると やっぱりコロンボのように最初から犯人が分かっている倒叙形式 ドラマと同じで、謎解きの面白さは半減してしまいました。  その分人物描写やプロットは丁寧に作られていてそれなりの 水準に達している映画ではあります。 正体がばれた後の部分は息つく暇のない展開で見ごたえは ありました。 火掻き棒女VS包丁女の対決というのはそれまでの流れからは ちょっと唐突で、他の人がターミネータと言っていた意味 が分かりました(私的にはセガールの沈黙シリーズを彷彿と されました)
[地上波(吹替)] 6点(2019-05-08 18:55:04)
85.  ヒート 《ネタバレ》 
ここでの評価が高かったので期待して観ました。 パチーノとデニーロの心理的駆け引き、登場人物の人物描写や背景描写などもうまく描かれていてテンポ も良く、十分楽しむことができました、ただし前半までは!!  ところが後半で全くリアリティのないドンパチが始まって急に興ざめ。 そもそもそれまでのような綿密な計画もなく、素人丸出しのような白昼堂々機関銃だけもって銀行を襲えば、 成功する可能性はほとんどないのは分かりそうなものなのに、プロならもっと計画練ってちょうだいよ。 おまけに警官隊に包囲されてたった3人で応戦して弾は全く当らず、警察官はバタバタと倒されるわ、 銃撃戦のさ中にも買い物カート押しながら呑気に逃げ惑う通行人はいるわ、でいきなりB級バイオレンス 映画になり下がってしまった。 これならせめてデニーロチームも50人くらい集めてとことん撃ちあって、48人は現場で射殺されましたとさ、 ぐらいにしてほしかった。  あのシーンを除けば2大スターの共演は見ごたえがあったので、残念な限り
[地上波(吹替)] 6点(2019-04-19 23:09:00)
86.  ソルト 《ネタバレ》 
最初から最後まで息をつかせぬめまぐるしい展開で、見終わってもああ面白かったとは 言えず、消化するのにはしばらく時間がかかりました。 やや現実離れしているとは言え、娯楽作品としては十分楽しめたと思います。 私なりの解釈では、 ① オルロフの狙いはウィンタースによる米国核兵器での中東主要都市への攻撃 ② ソルトはその為の陽動作戦と偽装工作に利用されただけ ③ ソルトは夫マイクの献身的な愛情に良心が目覚めロシア大統領を暗殺する指示     には従う気はなかった。 ④ しかしオルロフが現れた事で作戦決行を知り、夫の身の危険を察知し、拉致され   たと知ると彼を救出するためにはロシア大統領暗殺を偽装するしかないと考えた ⑤ ホワイトハウス襲撃もオルロフの計画の内で、ソルトを利用して大統領に核兵器   のボタンを準備させ、後はウィンタースが最終行動を行う筋書きだった  しかしオルロフはここまで周到綿密な計画を立てておいて、ソルトの良心の目覚めには 気が付かずあっさり殺されてしまうほど鈍感だったのだろうか。彼女が夫婦生活を 優先させる為に内勤に変わろうとしていたことはウィンタース経由知らされていた はず。当然彼女の自分への忠誠心に疑念を持ってしかるべきなのに気が付かなかった そんな鈍感な人間に長年に渡る計画を実行できるのだろうか。ここでもまた“恐ろしいほど 冷静沈着な黒幕が、最後には情けないほど無様に殺されてしまう”というお決まりのパターン にいささか興ざめしました。  またホワイトハウスでソルトは一体何をしようと思ったのだろうか。同僚が暴走して 殺されてしまい自分も追い詰められてしまったのは分かるが、なぜ大統領を地下の 作戦室まで追いかけて行ったのかは不明。そこから脱出すべきではなかったのか。 テッドの最後の計画を知っていてそれを阻止しようとしたのであれば分かるが、どう みてもテッドがスパイだと気が付いている様子はなかったと思います。  最後の中途半端な終わり方は続編を作る意図が見え見えだと思ったのですが、彼女との 契約がうまくいかなかったのでしょうか。
[地上波(吹替)] 6点(2019-04-16 20:42:26)(良:1票)
87.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 
女優の卵と売れないジャズピアニスト、それぞれの出会いと挫折と成功と別離、確かになーんかどこかで観たような、聞いたようなお話で新鮮味は全くなく、成功するきっかけも非常に安直で、ストーリーに期待すると完全に裏切られることになる。 しかし時代設定が現代であるのに、暴力もドラッグもセックスとも無縁で(夜中に女性が一人で道を歩いていて大丈夫?)、 スマホやSNS中毒もなく(映画館で待ち合わせて相手が来なければ即スマホで連絡するでしょ)、描かれた世界は健康的で明るく夢のあるアメリカ。 現実にはこんな世界はもはやあり得ないわけだけど、人はだからこそ一時酷い現実から逃避して夢の世界に浸りたい、古き良き時代に戻りたいという欲求をみな持っているのではないだろうか。その為の映画だと思えば納得もできるし、心地よさや安心感に浸らせてくれる映画だったと言えます。 それにしても最初のオーディションでミアの顔が大写しになったシーンは、女優さんには失礼ではありますが、正直8K放送だったら無理があっただろうな、などと感じてしまった
[地上波(吹替)] 6点(2019-02-10 16:19:34)
88.  コラテラル 《ネタバレ》 
ここでの評価が意外と高かったので録画して観賞しました。 非情な殺し屋が次々とターゲットを消して行くお話の割には殺伐感も残酷さもあまりなく、ラストの 後味も悪くなく、テンポの良い展開で結構楽しめました。 思えば、トムクルーズの初めての悪役物とはいうものの、妙に説教臭くて、しかも全然凄腕じゃない。 殺した相手が窓から転落して早くも正体がばれてしまうわ、ディスコじゃ何の計画もなくドンパチ撃ち まくるわ。そして最後はしがないタクシー運転手と地下鉄の中で撃ちあってやられてしまう、って、 殺し屋らしくクールでカッコよかったのは最初のトランスポーターのおっさんとカバンを交換すると ころだけだったような。  しかも殺しの合間に温情からかマックスの母親のお見舞いに行き、彼に隙を見て逃げられてしまうドジぶり。 一方でやたら律儀で、計画狂いまくりなのに契約履行の為にわざわざ5人目を殺しに行ってしまうとは。  思えば、殺しを依頼した側を除けば、根はいい人ばかりで真の悪人は誰も登場しない、ハードボイルド というよりも人情話のようなお話でした。  さて明日の裁判は一体どうなるのでしょうか。
[地上波(吹替)] 6点(2018-08-06 23:10:14)
89.  クーデター 《ネタバレ》 
いやあ~確かにここで皆さんがおっしゃる通り、主人公一家が武装して暴徒化した民衆から徒手空拳でひたすら逃げるだけのプロットなのですが、次から次へと絶望的状況が続き、まさに息つく暇なく最後まで見てしまったという感じでした。普通なら鬱陶しい途中のCMになんか救われたような気分になってしましました。  現実にアルジェリアのプラント施設やダッカのレストランで日本人がテロにあった現実を知るだけに、決して絵空事ではなく世界のどこでも起こりうる話で、並みのホラー映画よりもよっぽど恐ろしい映画でした。あの家族はあの後普通の生活に戻ることができるのでしょうか。  映画の中でピアス・ブロスナンが触れていましたが、災難にあったアメリカ人家族には同情してしまいますが、しかし先の大戦で超大国となったアメリカが世界各地で自国の利益と自国企業の利権を守るために行ってきた数々の蛮行を考えると、民衆=悪、と単純化できないところもあると感じました。  それにしても米国の映画やドラマは現実の地名などを平気で使うのだが、最初の飛行機の行き先を示す地図や文字、逃げ込む先がベトナムであることなどから、具体的国名は言わないものの舞台はカンボジアであることが明らか。その方が観る側にとってはリアリティがあってよいのですが、果たしてクレームとか出なかったのでしょうか。それとも何でもかんでも架空の名称でしか表さない日本の制作側が気にしすぎなのでしょうか。
[地上波(吹替)] 6点(2018-08-03 23:50:28)
90.  JFK 《ネタバレ》 
JFK暗殺事件については、誰の目にも陰謀が明らかで疑惑を持てる十分な証拠もあるのに、真実から目をそむける米国の実態は、何度も繰り返される銃の乱射事件にもかかわらず、銃規制の世論が盛り上がらないことと共通点があるように思えてしまう。これが自由と民主主義の伝道師をきどる米国の実態ということなのだろう。先の大戦で一人勝ちし巨万の富と利権を得た米国は、戦争継続によりそれを維持する事が最大の目的になってしまったように思える。  但し、陰謀論については、あまりにも鮮やか過ぎるところが、どうも腑に落ちないところではある。 もともとアバウトで大まかな国民性の米国人。日頃はバラバラの組織である海軍、陸軍、CIA、FBI、ダラス警察、シークレットサービス、そしてマフィアまでもがこうも見事に力を合わせて、緊密に連携して、練りに練った陰謀を実行できるものなのだろうか。作戦準備から現場の実行グループ、そして事後の証人の抹殺まで関わった人間は相当数にのぼるはずで、情報を全くもらさないことは可能なのだろうか。  そもそも米国の過去に成功したと言われる軍事作戦は、人海戦術と最新兵器に物を言わせたものであり、作戦計画そのものはお粗末なものが多い。ノルマンディ上陸作戦、沖縄戦、硫黄島上陸作戦、ベトナム戦争しかりである。 それがJFK暗殺においてはかくも完璧な作戦を実行する能力があるとはどうもにわかに信じられない。 こんな実行能力があるなら、カストロなどはとうの昔に暗殺されていてもおかしくないのではないか、などとも思ってしまう。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2018-07-24 20:33:03)
91.  アンブレイカブル 《ネタバレ》 
ここでの評価が芳しくなかったので期待せずに観賞しましたが、むちゃくちゃ面白かったとは言えない ものの、そこそこ楽しめました。確かにこの映画、自分の超能力に気付いた風采のあがらない男が、 一躍ヒーローになって悪人をばったばったと倒す、というスカッとするようなテーマでは全くないです。 それを期待すると確かに失望させられますし、ストレスがたまりますね。  これは自分の超能力に気付いた男の葛藤、致命的な肉体的ハンデを負った男の心の屈折、そして両者の 交流と反発、さらには家族との確執などを描くことがテーマだったと思いますし、そういう角度で見ると 案外名作ではとも思えます。何となく雰囲気から「デッドゾーン」を連想しました。  普通はヒーローに対する悪者の構図のところを、ヒーロー対ヒーロー待望者という構図にしたのがこの 映画のミソであり、評価したいと思います。  確かにダンとイライジャの描写がいまいちなところは感じます。ブルース・ウィリストとサミュエル・ ジャクソンがそもそもあの役にはミスキャストだったような気もします。 また、列車事故の後、ダンが全く無傷というのではなく、かすり傷程度は負わせた方がリアリティが増した のではないかと思います。  いずれにしても私的にはもう一度見てみたいと思うような余韻を感じさせる映画でした。
[地上波(吹替)] 6点(2018-07-05 13:56:22)
92.  陰謀のスプレマシー 《ネタバレ》 
わけありパパと娘の逃避行は陳腐なプロットでしたが、朝出勤したら オフィスが消えていた、というイントロには引き込まれました。 しかしここでの感想が地味だ地味だと言われていたので、もう少しリ アリティのある作品かと思ったのですが、まあ関係のない人が殺され 放題で、死体安置所から溢れだしそう。 もっと手っ取り早く原爆でも落として街ごとふっ飛ばしてみたら、と言いた くなります。 そもそも事故の隠蔽のためにあんだけ人殺すのなら、武器と交換などせずに 取引国の方を殺戮してリチウムを奪った方が簡単だったのでは、などと思って しまう。まあ娯楽として軽く見るにはそれなりに楽しめました。
[地上波(吹替)] 6点(2018-04-25 19:45:40)
93.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 
真犯人が現れてからラストまでのスピーディーかつスリリングな展開に一気に引き込まれました。 しかしそれに至るまでは正直さんざん苛立たせられましたね。特に犯人探しの部分はあれじゃあ 人権問題だし、決して肯定されるものではありません。そもそも警察を首になった情緒不安定 な人間が航空保安官に採用されて飛行機に乗ること自体問題でしょう。 最近リーアム・ニーソン主演の映画が地上波で何本か放映されましたが、どれも彼の演技には 苛立たせられました。吹き替えのせいなのかそれともそういう所を狙って作られているのでしょうか。 乗客がビルに反撃する際には、さっさと頭をカチ割ってしまえ、急所を狙え、とか思ってしまい ました。彼が犯人ならあんなに手間取っていてはだめですよね。  結局犯人は3人だったということになる(もう一人の航空保安官、眼鏡、黒人)ようですが、動機が 今一つ分かりませんでした。眼鏡が言っていた3000人がどうのこうの、自分の父親が犠牲者の一人 というのは、どの事件をいっているのでしょうか?9.11のことなのでしょうか?  他の人も書いていますが、この種の姿なき犯人物は、正体を現すまでは超人的な行動をするのに 姿を現すと突然凡人と化す毎度のパターンをなんとかしてもらいたいところです。
[地上波(吹替)] 6点(2018-03-18 17:24:10)
94.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
予想外に面白かったしハラハラとさせてくれて楽しめました。別人が自分に成り替わり、妻にもしかとされて、これを納得の行くように説明するのは不可能だろうと思ったのですが、そうきましたか。それぞれの場面や要素はどこかでみたようなものばかりでしたが(ハードトゥーキルだったり、トータルリコールだったり)、なぜ主人公が大学教授のくせに強いのか、なぜ替え玉は主人公の素性を全て知っていたのか、など一応納得させられました。全てのは偶然の事故による主人公の一部の記憶喪失が原因ということになるのですね。 しかしいくら莫大な富を得られるからといって、一人の教授を殺してその研究を盗むのにここまで手の込んだ作戦を練るものでしょうか。病院の職員やタクシー運転手、暗殺チームも全滅、一体何人の人が死んだのでしょうか。それなら教授の娘でも誘拐した方が話は簡単だったのではないでしょうか。あんな暗殺チームがいたらJFK暗殺ももっとスマートに行えたかもしれない、などと良からぬことを考えてしまいます。  【追記】2022/03/23 4年前に観ていたけど部分的には覚えていても物語のキモ(自ら作り上げた偽りの記憶を自動車事故の後遺症により 本物だと思ってしまった)は全く忘れていて結構楽しめました。 医学的処理により虚偽記憶を脳に植え付けるのではなく、あくまで事故による混乱が原因としていたのがより リアル感が出ていたようです。殺し屋が心を入れ替えて真人間になるというラストも事故のせいということ なのでしょうか、いつかまた殺し屋に戻ってしまうのがちょっと心配ではあります。
[地上波(吹替)] 6点(2018-02-22 19:55:57)
95.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 
地上波で放送されたときに最後の部分しか 観れなかったので改めてビデオを借りて見直しました。結末が分かった 上で最初から観賞したので、結末の意外性や驚きは随分と薄くはなって しまったのが非常に残念ではありましたが、それでも十分楽しむことが できました。  クレアや5人の乗客の体験が果たしてこの世の出来事なのか、それとも死 ぬ直前の一炊の夢ようなものなのか、物語自体にはやや無理があるとは思 いますが、伝えたいことは十分感じ取れたと思います。  人間だれしも突然訪れた死の瞬間には、それを受け入れることが出来ずにも がき苦しむのでしょうし、色々な思いが脳裏を駆け巡ると思います。 クレアも事故発生から死までの間の一瞬の間に、生きていれば訪れたであろ うセラピストとしての充実した仕事やエリックとの恋、そして姉との関係修復 などの様々な生への執着や後悔があのような物語となって頭をめぐったという ことなのでしょうか。  そんな苦悩をこのような形で描いたこの映画はやはり心に残る映画の一つにな ると思います。  追記 思えばこの映画観た時のその人の心境によって評価が大きくことなると思います。 ストレスがたまっていてむしゃくしゃした時に観れば、なんかまったりとして苛立 たしく、なんだこのオチはということになりかねないかもしれませんが、生活にさ したる不満はなく順調ではあるけど将来の死については漠然と不安を感じている人 にとっては心に響くかもしれません。
[DVD(吹替)] 8点(2017-06-11 21:03:21)(良:1票)
96.  シャッフル(2007) 《ネタバレ》 
この映画のテーマは、愛し合って結婚したが平凡な日常生活の中で愛情を失いかけていた夫婦が再び愛を取り戻すまで、なのだとは思いますが、やたら時間が行ったり来たりしてそっちが気になって混乱させられてしまいました。 杉下右京さんではありませんが、細かいところが気になってしょうがない性格のため、仕事そっちのけで分析してしまいました(もう、会社首になったらどうしてくれるんでしょうか)。 その結果、分かったことは・・・ 映画の進行は:①木曜日(ジムの死を知らされる、長女の顔に傷なし)、②月曜日(ジム存命にリンダびっくり、カラスの死骸処理)、③土曜日(葬儀当日、長女の顔に傷、リンダ狂乱して精神病院に強制入院)、④火曜日(ジム存命、娘が顔に大怪我)、⑤金曜日(リンダ葬儀手配し、クレア自宅訪問)、⑥日曜日(ジムに娘たちの最後のひとときを過ごさせ、リンダは懺悔、カラス死ぬ)、⑦水曜日(ジム出張に行き、事故で死亡)。 さらにややこしいのは、リンダの頭の中は上記の順番で記憶が積みあがって行くのに、周囲の人間もそしてリンダの肉体も正常な曜日の順番に動いているということです。例えば、木曜日の夜に写真を抱えてソファで寝てしまうリンダですが、精神的には次に目覚めるのは月曜日の朝なのですが、肉体的(写真を抱えてソファの上で)目覚めるのはちゃんと金曜日になっているところです。ただこれでもなお、長女が顔に傷を負ったことの前後関係があやふやな気がします(一体、映画の一週間は何曜日から始まっているのだろうか) まったくもう観る側泣かせの作品で、1回観ただけでは理解不能で、それ故にここでの評価が低いのではないかと思います。 ただ、夫婦愛の物語としてとらえると、多少なりともほろりとさせられました。突然亡くなってしまった人間に、もっと優しくしておけば良かった、愛していると言っておけばよかったと後悔するのは良くあることですから。
[地上波(吹替)] 6点(2017-06-06 23:34:35)
97.  パニッシャー(2004)
ストレスがたまった時の鬱憤晴らしなら十分期待を裏切らない内容でしたね。 殺し屋もバラエティに富んでいて楽しませてくれましたが、なんかどれも どこかでみたようなパターンで新奇さはありませんでした。復讐する方も 同様で似たようなシーンは何度も観たような。  そしてこの手の復讐劇で最大の不満は、最初は冷酷非道で堂々としていた悪玉が いざ守りに入ると、とたんに無様な醜態をさらしてパニックになるパターン。  そんなに大物なら最後までふてぶてしく振舞えよ、と感じてしまう今日この頃でした。
[地上波(吹替)] 5点(2017-05-30 16:49:46)
98.  フランティック 《ネタバレ》 
ここでの評価は真っ二つに分かれているようですが、私はやっぱり評価できない方ですね。 トランクが入れ替わっていた段階で、トランクに何かヤバイものが入っていたためのトラブル というのは陳腐すぎるので、もっと何かあるのではと期待するもそのまんまのお話。  警察や大使館がいい加減なのはサスペンスを盛り上げるつもりなのだろうが、全くその効果 を感じない。追いかける二組?の方もなんか間が抜けていて、ドンパチやるくらい凶悪なら 女の部屋でもっと締めあげればいいじゃんとか思ってしまった。 そもそも最初の殺人を見つけた段階で、お医者さんには手に負えないと悟って警察や大使館に 改めて支援を求めるべきだったのに、何ゆえ自分で解決しようとしたのか不明。「警察に 言ったら妻の命はないぞ」とか脅かされているなら別ですけど。 最後に部品を川に投げ込んだ時点で、腹いせに夫妻ともズドンとやられてしまうでしょう。  最後のゴミ収集車って何か意味あるのでしょうか。 映画館でお金払って観なくて良かったと思いました。
[地上波(吹替)] 3点(2017-05-24 22:02:06)
99.  ファイナル・デッドブリッジ 《ネタバレ》 
今月は毎週木曜日に5作品が連続して放送され、録画して全て観終わりました。 なるほどここでの書き込みの意味が分かりました。5→1→2という流れにした わけですね。あの検視官のおじさんは火葬場に転職したわけですか。 確かに5作目となると食傷気味で最初の頃のはらはらどきどき感はなくなりま したが、とにもかくにもうまく完結させてくれたことに感謝です。 このシリーズに出ている役者さんにとっては、いかに工夫して残酷に殺してもら うかが、役者冥利につきるということになるかもしれません。 そういう意味では、ここでの部長さんの役者さんは「えー、俺だけなんで こんなにあっさりつまらなく死ぬんだよー、もっと見せ場のある死に方にして くれよー」とか文句言ったかもしれませんね。
[地上波(吹替)] 6点(2015-10-29 21:11:02)
100.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
なるほどそう来たのですか。予想していたのとは全く違いましたが、なかなか深いですね。月光仮面、仮面ライダー、ウルトラマン、これらの正義のヒーローの仮面をひんむいてやりたいとか、もっと身近だと聖人君主ずらした上司や清楚なマドンナの化けの皮をさらけ出してやりたい、というのは、誰しも心の奥底にある願望かもしれません。特に自分が不幸のどん底にある時には、正義の味方くそくらえ、と思ったりするものです。(この映画の封切りが2008年ということで、リーマンショックの後の大不況時代というのも、ヒットした原因かもしれません) ところで、この映画に不可欠な存在のジョーカーさんですけど、またもや嫌な予感が当たってしまようです。この手の悪役は最初は、とにかくめっぽう強くて、憎々しい冷血漢なのですが、どうもそれが長続きしないようで、最初のマフィアを手玉に取ったところは、こりゃめちゃくちゃ手ごわいぞと思ったものですけど、話が進展するに従って凄味が消えて、あのマスクがピエロに見えてきてしまったりして・・・。吹き替えのミスマッチもあるのでしょうけど、あそこまで大仕掛けの冷徹な殺人計画を次から次と立てたのに、最後にバットマンと闘う時は、鉄パイプで殴るだけっていうのは、なんともアンバランス。ぜひ今度は、標的をバットマンに置いて、最後まで憎々しく活躍してほしいものです。もう一つ(文句ばかりですみません)、レイチェルさん、もっと美しい女優さんはいなかったのですかね。二人のヒーローが奪い合うにしてはちょっと・・・ 
[地上波(吹替)] 6点(2012-06-25 20:30:45)
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