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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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81.  キートンのゴルフ狂の夢(囚人13号) 《ネタバレ》 
邦題からしてネタバレしてるけど、それでもやっぱり面白い。看守を次々となぎ倒すごつい囚人が笑えた。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-19 13:22:47)
82.  フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) 《ネタバレ》 
初めて見たのは小学生の頃。けっこう怪獣映画としては異色な映画ではあるけど面白かった。フランケンシュタインが怪物ではなくただの巨大な人間なのでバラゴンとの対決シーンはウルトラマンを彷彿とさせていた。
[ビデオ(邦画)] 7点(2005-05-17 11:54:59)
83.  燃えよドラゴン 《ネタバレ》 
中学や高校の時以来、25、6年ぶりに見た。今見るとさすがにストーリー面で物足りなさを感じたり、ツッコミどころも結構あるのだが、それでも単純に面白く、とにかくブルース・リーの鍛え抜かれた肉体を駆使したアクションにひたすら魅せられるだけで満足。とくにやはりクライマックスである鏡の部屋でのハンとの一騎打ちは今見てもじゅうぶん迫力があり、見入ってしまうし、これと同時に外で起こっている乱戦との対比も印象的だ。敵を倒した後のリーの切ない顔も印象に残るのだが、妹の死が背景にあるため、その表情に説得力が感じられるようになっているのが良い。リーが冒頭で少年に語る「考えるな。感じろ。」という有名なセリフも渋くてカッコイイが、日頃からあれこれ考えてばかりの今の自分には昔よりも刺さるセリフになっていて思わずハッとしてしまった。(2022年11月9日更新)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-04-26 12:54:12)
84.  ビッグ 《ネタバレ》 
昔テレビで何度か見ている映画だが、20数年ぶりに再見。一夜にして30代の大人になった少年を描いたファンタジーで、さすがに今見ると突っ込みどころも多いものの、それをあまり気にすることなく楽しめた。序盤から引き込まれるが、おもちゃ会社に就職してからは子供ならではの視点でアイデアを次々に出していくジョッシュがなかなか爽快で、純粋に見ていて楽しいし、ジョッシュが大人の女性と恋をする展開もドラマとして面白く、まあ現実にはあり得ない設定ではあるが、それこそ夢のある物語で、とても良かったし、久しぶりに童心に帰れた気がした。社長とのピアノのシーンももちろんいいのだが、トントン拍子に出世したジョッシュがゾルターを見つけた友人ビリーに後にしてくれというシーンは元に戻ることよりも仕事を優先するジョッシュに子供でも仕事ばかりしているとこうなるのかという怖さとともに、本作がこのジョッシュとビリーの友情も丁寧に描いているのだなと思わずにはいられないシーンで、すごく印象に残った。ラストシーンのジョッシュとスーザンの別れは初めて見た時も切なかったが、やはりここは今見ても思わず切なくなった。(この部分が感想変わらなくて少し安心。)この後、実際に大人になったジョッシュはスーザンと再会できたのかを想像してしまうのだが、きっと再会できているのではないかと信じたい。映画の中で描かれないことや、エンディングのあとどうなったかを想像してみるのもまた映画のだいご味だ。それにしてもトム・ハンクスはやはりはまり役で、後年見せるシリアスな役柄よりもこういう喜劇俳優としてのほうが魅力が出ていると感じる。(2020年10月3日更新)
[DVD(吹替)] 7点(2005-04-13 18:05:50)
85.  真昼の決闘 《ネタバレ》 
劇中の時間と実際の時間を同じにするという手法は今ではそんなにめずらしいことではないが、本作がその原点であることは間違いないだろう。そうする事によってやはり独特の緊張感が生まれ、より映画を見ている観客と登場人物が一体になることができるのだと思う。そんなこの映画もかなり久しぶりに見たが、やはり面白かった。本作はさっき書いたことに加えてゲーリー・クーパー演じる保安官の人間としての弱さを描くことによって、保安官も無敵のヒーローではなく、一人の人間であることを感じさせているところがリアルだし、(遺書を書くところなんてまさにその極み。)彼が一緒に戦ってくれる仲間を集めようとしても、みんな怖気づいたりして結局誰も集まらず(中でも協力しようとした一人が自分しかいないことを知って逃げてしまうシーンは思わず彼に共感してしまった。)一人で戦うことになるというのも結果としてリアルにこの保安官の孤独感がこちらに伝わってくるような構成で良かった。もちろん、正午までに自分に恨みを持つならず者がやってくるというサスペンスとしての盛り上げ方も何度も時計を映すなどして煽っていて観客の緊張感を最後まで持続させるような演出が効果的に使われていて良い。街を出ようとしていた保安官の新妻(グレース・ケリー)が列車が発車する寸前に列車から飛び降りて町へと戻るシーンに至るまでの彼女の心変わりに至るまでのドラマも見ごたえがあるものになっている。対決の場に現れたかつて家族を銃で殺された経験を持つ彼女がならず者の一人を射殺してしまう展開は衝撃的で皮肉。これが彼女のその後の人生に影響が出るのではないかと心配になってしまった。保安官がバッジを捨てて新妻とともに去っていくラストシーンが有名だが、やはりここに本作のメッセージがいちばん込められていると感じる。主題歌も好きだ。(2020年1月26日更新)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-04-05 11:16:24)
86.  ブラック・レイン 《ネタバレ》 
見るのは二十数年ぶりだったのだが、あらためて見ると内容としてはよくある刑事アクションの域を出ていないと思うし、主人公ニック(マイケル・ダグラス)の汚職警官としての一面ももう少し丁寧に掘り下げたほうがドラマとしても深みが出たと感じる。しかし、やはりこれがハリウッドデビュー作にして映画での遺作になった松田優作の存在感には今見ても圧倒されるし、初めて登場するニューヨークでのレストランのシーンもそうなのだが、やはりチャーリー(アンディ・ガルシア)を殺す駐車場のシーンの演技が初めて見たときと同様に物凄く印象に残り、きっと今でも存命ならば間違いなく世界的に活躍出来ていただろうにと思うと本当に惜しい。それに、演出面では日本人が見ても異国感のある大阪の街も印象的で、それでいて外国映画にありがちな日本人から見て違和感のある日本というのをあまり感じさせていないあたりにリドリー・スコットの手腕の高さを感じることができ、この2点のおかげで引き込まれ、最後まで面白く見ることができた。今回見るうえで不安だったのが、今となっては高倉健と若山富三郎の共演を東映任侠映画で何回も見ているので、そのイメージに引っ張られないかということだったのだが、全く気にならずに見れたのは良かった。この若山富三郎演じる菅井がニックに戦時中の空襲時の体験を語るシーンが印象に残り、「ブラック・レイン」というタイトルの元にもなっているのだが、このシーンをはじめ菅井が英語を喋るシーンは吹き替えになっている(今回見て気づいた。)のがちょっと残念。脇役陣の中では初めて見た時もそうだったのだが、神山繁演じる大橋部長の嫌味さが今見ても印象に残る。(2022年5月22日更新)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-03-31 11:40:05)
87.  リトル・マーメイド(1989) 《ネタバレ》 
今年実写版も公開されたディズニーアニメの一編。子供の頃に一度は見ていそうだが、見るのはたぶん今回が初めて。アンデルセンの「人魚姫」が原作とのことだが、いかにもディズニーらしい作品になっていて最後まで何も考えず楽しく見る事ができたし、主題歌である「アンダー・ザ・シー」をはじめとした楽曲も素晴らしいのもディズニーらしさを感じる部分である。ストーリーとしては子供向けらしくやや予定調和に感じる部分(ラストなど。)もあるがさほど気にならなかった。前半はサメに追いかけられるシーンなどディズニーらしいドタバタした動きもあって楽しいが、アリエルがアースラと契約して声を失うかわりに人間になり、王子と出会う後半部分は今見ると声を失って自分の正体を王子に告げることのできないもどかしさや葛藤が見ていて伝わってこないのに物足りなさを感じてしまうのだが、やはりそれは仕方がないことかもしれない。知り合いにセバスチャンが好きという人がいるのだが、確かにキャラが立っていて愉快で面白く、間違いなく本作のMVPはこのセバスチャンだろうと思うし、その知り合いの意見にも納得。吹き替えで見たのだが、上條恒彦の吹き替えもハマっていて、とくにセバスチャンが「アンダー・ザ・シー」を歌うシーンは上條恒彦の歌手としての上手さも相まってとても良かった。
[DVD(吹替)] 6点(2023-09-14 23:21:41)
88.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
「アルマゲドン」や「シックス・センス」が流行っていた高校の頃、もうブルース・ウィリスは「ダイ・ハード」はやらないのかと友人と話していたことが今となっては懐かしいが、前作から12年後に公開されたシリーズ第4作。マクレーンが完全にスキンヘッドになっていたり、1作目で登場したマクレーンの娘ルーシーが成長して再登場(役者は変わってるけど。)したりと1作目から続けて見ていると登場人物の変化に時の流れを感じる。敵がサイバーテロ集団というのも現代的で、新聞の文字ならぬ歴代大統領の映像をつなぎ合わせた犯行声明などは強烈にブラックで印象に残るものの、アクション映画としてはかなり普通の印象で、マクレーンもトレーラーに乗って戦闘機を墜落させるなど別の映画なんじゃないかと思うほど無敵のヒーローぶりを見せていて1作目のたまたま巻き込まれただけの普通の刑事という設定はどこへという感じになっているのはちょっと残念に思う(1作目でハンスに「ランボーのつもりか」と問われて否定的な答えをしていた同一人物とは信じられない。)し、サイバーテロというハイテクなテーマも確かに面白いのだけど、ちょっとこのシリーズには似合わない感じがした。とはいえ、今回のマクレーンの相棒となるハッカー青年が良いキャラしてるし、ホリーと別れたことでマクレーンと疎遠になり、彼を嫌うようになったルーシー(このへんの話をちゃんと映画でやってほしかった気もするが、それだけで一本アクション映画ではない違う映画ができそう。)がしっかりマクレーンの血筋を引いているところはニヤリとさせられる。いろいろ書いたのだが、何も考えず見る分には退屈はしない映画だとは思う。でも、やっぱりシリーズとしては前作のほうが面白かったかな。
[DVD(吹替)] 6点(2023-01-21 23:45:33)
89.  ダンボ(2019) 《ネタバレ》 
ティム・バートン監督による「ダンボ」の実写版。アニメを見てからすぐに見たので、アニメでしか表現できないような世界観をどのように実写化しているのかと思っていたが、アニメに忠実なリメイクではなく、アニメの設定を元に新たな脚色を加えたストーリーになっていて、アニメを原作にした別作品として違和感なく楽しめた。アニメでは終盤の見せ場だった「象が空を飛ぶ」という部分を中心にドラマが構成されているのは面白いし、動物ではなく人間を主軸にしているのも悪くない。しかし、しばらく洋画から離れていたせいで久しぶりに見るティム・バートン作品だったのだが、彼の作品にしては至って普通な感じで、たとえばアニメでいちばんインパクトのあったピンクの象が本作ではサーカスの出し物として出てくるわけだが、この監督ならもう少しサイケデリックな見せ方ができたのではないかと思う。一方でディズニー作品として見ると、終盤のサーカスと遊園地の崩壊シーンがすでに書かれている方もおられるように皮肉の利いた自己風刺に見えるのが印象的で、よくこのクライマックスをディズニーが許可したなと思えてくる。マイケル・キートンとダニー・デビートが出ているが、バートン監督作である「バットマンリターンズ」でバットマンとペンギンとして共演していた二人が時を経て同じ監督の作品で役の立場を入れ替えて共演してるのが楽しいし、感慨深くもある。(ティム・バートンの「バットマン」シリーズ、久しぶりに見てみようかな。)それに調べたら、本作主演のコリン・ファレルも「ザ・バットマン」でペンギン役を演じているそうで、新旧ペンギンの共演作でもあるんだなぁ。
[DVD(字幕)] 6点(2022-08-06 17:40:05)
90.  殺しのドレス 《ネタバレ》 
ブライアン・デパルマ監督によるサスペンス。映画の構成は冒頭と最後のシャワーシーンから途中で主人公と思われた人物が殺され、後半は事件を追う二人の人物が新たな主人公となる、そして極めつけは犯人の設定まで「サイコ」そっくりな部分が非常に多く、いくらデパルマ監督がヒッチコックに多大な影響を受けていて、ほかの映画からの模倣演出が得意とはいえ、これは少しやり過ぎ感があると思うものの、面白くないのかと言われればそうではなく、もちろん「サイコ」には敵わないものの、見ているうちにだんだんと引きこまれ最後まで退屈することなくそこそこ面白く見る事ができた。映像的にもかなり凝っていてとくにケイトが殺されるエレベーターのシーンはカメラワーク、演出、ともに良く、本作の中でいちばん印象に残った。ケイトが美術館で出会った男が事件に関係あると見せてそうではなかったのはかなり大胆なミスリードで、つい終盤近くまでなにか本筋に関係のあると思って見てしまった。(すっかり騙された。)それにケイトの夫が登場しないのも大胆。でも、それによってケイトと夫との関係が精神科医とのカウンセリングのみで語られることとなり、ちょっとそれだけではケイトの背景が少し見えづらい気もしなくはなかったのも事実で、せめてケイトが殺された直後の警察署のシーンだけでも登場させるべきだったのではと思ってしまう。ラストのシャワー中にリズが襲われるシーンは冒頭と対になっているわけだが、確かに印象には残るものの「サイコ」のシャワーシーンの再現がやりたかっただけのようにも思え、ちょっと蛇足だった感じがする。
[DVD(吹替)] 6点(2022-06-11 23:15:54)
91.  天使にラブ・ソングを2 《ネタバレ》 
シリーズ第2作。1作目を見てから一週間ほどで本作を見たが、実はちゃんと見るのがこれが初めてだということに見ている途中で気がついた。それはともかく、前作とは逆に修道院側がデロリスに助けを求める冒頭からまあ続編だとそういう展開になるわなという感じなのだが、前作と違ってデロリスの母校である高校を舞台にしたことで、前作と少し毛色の違う映画になった印象でストーリー自体はまあ悪くないと思うし、史上初めて続編映画の監督をアフリカ系アメリカ人が手がけた意味で歴史的な映画でもあるらしく、そのためか立場や差別などにも重くならない程度にふれているなどちょっとした社会的側面も出ていて、そのあたりは興味深く見ることができた。しかし、前作に比べると別にシスターでなくても、デロリスでなくても成立するような感じが否めないし、素行の悪い生徒たちがデロリスによって変わっていくという本作要の部分もドラマとしてあっさりしすぎているように感じてしまってかなりの物足りなさが残るし、生徒の一人であるリタ(ローリン・ヒル)の音楽活動に反対している母親が最後に彼女を認めるという展開も見ていて容易に予想がつき、安心して見られる反面、予定調和な感じも強かった。さっきも書いたようにストーリー自体は決して悪くはなく、単品として見た場合はそこそこだと思うものの、やはりシリーズものの2作目として見てしまうと前作ほどの面白みは感じないという典型的な続編の感想になってしまうのは仕方のないところか。でも、成功したいなら周りをよく見てという言葉は胸に残るし、主要登場人物たちがバックで歌うエンドロールも良かった。(このエンドロール、たぶん民放のテレビ放送ではカットされる部分なんだろうなあ。なんか惜しい。)
[DVD(字幕)] 6点(2020-12-17 23:57:54)(良:1票)
92.  サタデー・ナイト・フィーバー 《ネタバレ》 
「レディプレイヤー1」で「スティン・アライブ」が使われていて、そういえばまだ一度も見てなかったなと今更ながらに初めて見た。見る前はジョン・トラボルタが一躍ブレイクしたディスコが舞台のダンス青春映画ということで、単なる当時のはやりに乗っただけの映画だろうなと勝手に思っていた(これが本作に長いことあまり興味向かなかった理由かも。)のだが、実際に見てみると主人公であるトニーの家庭環境や境遇がかなり鬱屈していて暗い面があり、見る前のイメージは早々に打ち砕かれてしまった。でも、思った以上にドラマがしっかりと描かれていて、見ごたえもちゃんとある。本作の見どころは言うまでもなくトニーを演じるトラボルタのダンスシーンで、猛特訓を重ねたというそのダンスは確かにキレキレで見ものなのだが、ディスコの陽気な雰囲気とトニーのドラマの鬱屈した暗めの雰囲気がとても対比的に見えていたのが印象的で、このトラボルタのダンスシーンの見どころは決してキレだけではなく、トニーの背景も考えながら見ると、トニーの孤独さが伝わってくるようだった。クライマックスの橋のシーンは「理由なき反抗」のチキンレースのシーンを思い出したが、このシーンに限らずストーリー的にも意識している部分があるのだろうなと感じさせる。トニーがアル・パチーノに似ているといわれるシーンで思わず「どこが似ているんだ」と思っていると次のシーンでトニーがアル・パチーノの写真を見ながら同じことを言っていて笑ってしまった。見る前に思っていたよりははるかに面白かった映画だったが、ヒロインがダンスシーンを含めあまり魅力的に見えなかったのと、脚本的にもちょっと物足りない部分があったのはちょっと残念だったかな。ちなみに「スティン・アライブ」はけっこう好きな曲。
[DVD(吹替)] 6点(2020-10-31 23:35:00)
93.  ロジャー・ラビット
昔テレビで見ていてもおかしくない映画だが、実は見るのは今回がまったく初めて。それでも実写とアニメの合成と言えば「メリー・ポピンズ」よりもこちらが昔から思い浮かんでいたので、昔から見たかった映画をようやく見たという感覚。二次元のアニメと三次元が普通に共存する世界を舞台に、ほぼ全編にわたって実写の俳優とアニメのキャラクターが共演していて、なるほどこれは奇抜で話題になるようなアイデアだと思うものの、ストーリー自体はオーソドックスな子供向けで(DVDケースにもキッズ向けと書いてあった。)、さすがに今になって初めて見るというのはこの面でだいぶ物足りなさを感じるし、やはり小学生くらいの頃に見たかったという気になってしまうのも正直なところ。でも、エディ(ボブ・ホスキンス)とロジャーのやりとりは見ていて普通に楽しいし、冒頭のアニメもいかにも欧米ものという感じだが、それがなんだかなつかしく思えた。
[DVD(吹替)] 6点(2020-10-15 18:39:18)
94.  刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM> 《ネタバレ》 
今回の犯人は精神科医。患者の女性と愛人関係にあり、その夫を殺してしまうわけだが、自分が危うくなるとその愛人をも手にかけてしまうあたりにこの犯人の冷徹さ(愛人との関係は結局遊びにすぎなかった。)が出ていて実にいけ好かない男だが、こういう犯人とコロンボの対決はやはり盛り上がる。コロンボが医師のパーティーで談笑している間にそのそばにいる犯人が愛人に催眠術をかけるために電話をかけるシーンはやはり緊迫感があり見ごたえもじゅうぶん。この催眠術でマインドコントロールして自殺させるという展開に「ケイゾク」の朝倉を思い出してしまったが、この時代からこういう殺害方法が刑事ドラマで使われていたんだなあ。ラストはやや強引さもあるものの、ラストカットでコロンボが犯人に投げかけるセリフもキレイに決まっており、「5時30分の目撃者」という邦題の意味もおお、そうだったのかと思わずうなってしまった。新シリーズとかだと突っ込みどころ満載の邦題が多い分、今回の邦題はすごく納得できる。今回犯人を演じているジョージ・ハミルトンは新シリーズにも犯人役で登場しているが、よく見たら吹き替えの声優も同じ人(小林勝彦)だ。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-04-18 22:58:31)
95.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 
モンスターバースシリーズ3作目で、レジェンダリーゴジラシリーズとしては2作目。前作(2014「ゴジラ」)がイマイチだったのであまり期待をせずに映画館に行ったが、監督が変わったのが良かったのか、冒頭から出し惜しみをすることなくゴジラやモスラ、キングギドラが出てきて、怪獣同士の戦いも前作ほど画面の暗さを感じることなく、素直に楽しめたし、もちろん前作より面白かった。キングギドラの劇中での呼称が「モンスターゼロ」であるなど、オリジナルシリーズへのオマージュ(小ネタ?)もこれでもかというほど多い。登場する怪獣がゴジラ、ラドン、モスラ、キングギドラという「三大怪獣地球最大の決戦」と同じメンツなのだが、モスラは「三大怪獣地球最大の決戦」では見ることのなかった幼虫~繭~成虫という三段変化を見せてくれるのは嬉しかった(でも、チャン・ツィイーの双子設定はやりすぎだったかも。一人二役の小美人見てみたい気はするけど。)し、ラドンのソニックブームもしっかり描写されてるのも良い。それになんといってもアレンジされているとはいえ、伊福部昭と古関裕而の曲がハリウッド映画である本作にしっかり使われているのは、本当に東宝怪獣映画を好きなスタッフが作っているということをここにいちばん感じられる。ただ、人間ドラマに関しては前作と同じく家族の話を軸にしているが、やはり今回もこの部分がちょっと退屈に感じたし、ゴジラ単独ならまだしも、複数の怪獣が登場する作品では、よけいな人間ドラマを描かないほうが良いように感じた。前作ではムートーの設定に平成ギャオスの影響を感じたが、今回はメインとなる家族が息子をゴジラに殺された設定だったり、ゴジラをいったん倒したあとに、キングギドラを倒せるのがゴジラだけと分かったあとのやりとりが平成ガメラを思わせていて、やっぱりこのシリーズはガメラからも影響を受けていると改めて思った。まさかのオキシジェンデストロイヤーが登場し、前作から登場している芹沢(渡辺謙)という博士の存在から、だいたいこの芹沢博士の末路は想像がついたが、オリジナル1作目とは逆に核爆弾を使って自らの命と引き換えにゴジラを目覚めさせるという展開にそう来るかとビックリ。そのオキシジェンデストロイヤーや核爆弾の扱いも軽く、前作と同じくもう少しここらへんを慎重にやってほしかった。それに、広島原爆で父を失っていることが前作で語られていた芹沢が自らこういう行動をすることに対して少し違和感を感じる。怪獣が暴れまわるだけの映画としては満足できるレベルだけに7点をつけたいが、ここらへんがどうしても気になって1点マイナス。純粋な怪獣映画としてはモンスターバースとしての前作である「キングコング 髑髏島の巨神」のほうが潔さを感じるのだが、この差は何なんだろうか。次回作ではそのキングコングとゴジラの対決が描かれるとのことだが、日本の「キングコング対ゴジラ」が好きなだけに、果たしてどうなることやら。最後にもう少し、渡辺謙、離婚しなければ夫婦揃ってゴジラ、モスラ、キングギドラが一堂に会する映画に出演する俳優になれたのに。
[映画館(字幕)] 6点(2019-06-03 23:53:46)(良:1票)
96.  アナと雪の女王/家族の思い出
「アナと雪の女王」のスピンオフ第2作で、マスコット的キャラクターである雪だるまのオラフを主人公にしている。内容はオラフがエルサとアナのためにクリスマスの伝統を捜しに行くというものだが、全編オラフを中心としたPVを見ているような印象があるものの、ほかのディズニー短編と比較して上映時間22分と、30分アニメ一本分くらいの長さがあるためか、起承転結がしっかりしていてそこそこ面白く、オラフのキャラクターとしての魅力もよく出ている。「アナと雪の女王」本編を見終わって本当に直後に見たためか、舞台の街の雪景色を見て、またエルサと思うところだったが、舞台がクリスマスなので、冬の時期に降る自然の雪なんだと思いなおし、ちょっと感慨深い気持ちになった。
[地上波(吹替)] 6点(2019-05-06 22:52:37)
97.  トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド<TVM> 《ネタバレ》 
「トイストーリー3」のその後を描いたテレビシリーズ第2作。見たのはちょうど2年ほど前で、これが「トイ・ストーリー」のテレビシリーズ見るの初めてだったんだけど、テレビシリーズだからと手を抜かずに22分という短い時間に見せ場を作り、あっという間に見せきるというのがよく、最後まで退屈することなく楽しめたし、ピクサーのテレビシリーズであっても良質なものを作ろうという姿勢に拍手。自分をおもちゃだと理解していない恐竜に対してバズが言う言葉が映画第一作を知ってると思わず笑ってしまう。あんた人のこと言えないだろ。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2018-03-05 19:08:22)
98.  新・刑事コロンボ/復讐を抱いて眠れ<TVM> 《ネタバレ》 
シリーズの常連であるパトリック・マクグハーンが犯人役と監督をつとめていて、彼が犯人役として関わる回はアリバイ工作が徹底していて面白いという印象があるのだが、今回は葬儀屋役で、殺した相手の死体を火葬炉で焼いてしまうという大胆な証拠隠滅で、(アメリカは葬儀場と火葬場が一緒になってるのかな。土葬のイメージ強いけど。)絶対に死体が発見されることのない殺人事件をどうやってコロンボが解決するかというのが凝っているし、見る方としてもそこに注目して見ることになる。展開自体もわりとオーソドックスな「刑事コロンボ」という感じで、最近見た三本ほどが変化球ばかりの印象だったせいもあってか、久しぶりに面白かった。Eメールや携帯電話、パソコンが重要なキーとして登場していて、いかにも90年代末期の作品であることを感じさせている。しかし、さすがにここまでくるとこのシリーズには若干それが不釣り合いで似合わないような気がして、事実、コロンボはそういった近代的なハイテク機器は苦手そう。やっぱりこのシリーズにはアナログな感じが似合う。現場に呼ばれたコロンボがそこで飢えた犬を見つけて早く餌をあげるように促すシーンは、コロンボの愛犬家としての側面がよく出ていて、今回ここがいちばん印象に残った。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2017-01-08 15:16:36)
99.  アナと雪の女王/エルサのサプライズ
社会現象的に大ヒットした「アナと雪の女王」のその後を描いた短編。実は本編見ていない状態でいきなりこれを見たので、見る前は大丈夫かいなという気持ちもあったが、それでもそこそこ楽しめたし、松たか子や神田沙也加の吹き替えも違和感は特に感じなかった。いつか本編見てみようかな。
[地上波(吹替)] 6点(2016-03-29 00:58:05)
100.  ニセものバズがやって来た 《ネタバレ》 
「トイ・ストーリー」シリーズの短編第2作。今回はボニーと一緒に外出していたバズがファーストフード店の展示用のミニバズと入れ替わってしまうストーリーで、「トイ・ストーリー2」のウッディを思い出すが、捨てられたり遊んでもらえないおもちゃの心情が描かれているのも2と同じで、短編とはいえ、そこが丁寧に描きこまれているのはこのシリーズらしい。惜しむらくはこのストーリーならやっぱり短編ではなく、長編で見たかった気もする。でも、面白かった。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2016-03-13 09:47:37)
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